与君歌~乱世に舞う運命の姉妹~
歴史事件をベースに描かれたチョン・イー&チャン・ユーシー共演の中国ファンタジー歴史ドラマ
与君歌・どんな話?
勢力が二つの派閥に別れる大興王朝の時代。
実権を握れない若き皇帝の武宗・斉焱を守る紫衣局、そして斉焱を即位させたものの皇権と大臣を支配するために将棋営を主導する大宦官・仇子梁。
紫衣局の程若魚は皇帝の護衛官として宮中に入り、仇子梁の養女・仇煙織は思惑を抱きつつ斉焱に近づいていく。
そんな二人は家族を殺され長年離れ離れになっていた姉妹であることを知り・・・
与君歌のキャストは? チョン・イー&チャン・ユーシー共演
斉焱(チョン・イー)
実権を握られている若き大興王朝の皇帝。
程若魚(チャン・ユーシー)
紫衣局の尚宮・程兮に育てられ執剣人となり皇帝を守る
斉宸(ハン・ドン)
斉焱の皇叔、仇子梁と斉焱から王権を取り戻そうと計画
仇煙織(シュエン・ルー)
仇子梁の義娘、暗殺組織将棋営のリーダーだが後に程若魚と姉妹だと知り・・・
仇子梁(ミッキー・ホー)
陰険かつ狡猾な権力を持つ大宦官、仇煙織が殺した宰相の孫とは知らずに育てる
ネタバレ鑑賞感想
4話・第三の人物
斉焱は関嫵の正体が朝露の変で犠牲になった鄭禄の娘・鄭嫵だと判明したのに調べようとしないので程若魚から失望されただろうと思います。
調査する紫衣局の執剣人・程若魚は書庫に行くと将棋営の掌棋人・仇煙織が先にいて証拠を消されていると言われます。確認すると確かに鄭嫵の身上調査は細工されていたが鄭嫵が紫衣局に入ったころに使われていない墨が使われている事に気付きます。
しかしあなたの身上調査もおかしいと指摘され程兮を問い詰めると、半年に一度虫干しにするがお茶がこぼれたから原本を書き写したんだと言われます。仇子梁に育てられた仇煙織を信用するなと忠告され退くと、程兮と麗蓉は手を打っておいて正解だったと安堵します。
仇煙織は紫衣局を調べると先帝・文宗が再建し1000人を選んで下賜品を与えたと知ります。しかし今は36人、楽師を加えても100人で脱落者の多くが家に帰っていないようだと将棋営の左士・厳修に告げます。
そして帳簿を確認し斉焱が狩りの費用で脱落者を養っているのだと疑うと楚国公府を訪ねます。第三の人物は紫衣局の秘密の勢力を知り仇子梁と斉焱を戦わせるために鄭嫵に襲撃させ斉焱に罪を着せたのではないかと仇子梁に告げます。
事件は終決したと斉焱の叱責される程若魚だが朝露の変で連座した官吏は千人に及び鄭嫵の仇討ちはただの幕開けだと訴えます。しかし執剣人の職を解き平民に落とし宮中から永久追放だと命じられ怒ってその場を去ります。
麗蓉の姉が経営する蔡氏酒店に身を置くことにした程若魚は滅びた鄭府に侵入すると位牌が戻されていました。何者かが潜んでいると察し顔を覆面で隠す斉焱と剣を交えると、陛下の靴に帯が付着しているのを届けられた仇煙織は紫衣局のものだったので程若魚が鄭府で会ったのは陛下のようだと察します。
程若魚は斉焱が蔡氏酒店にやってきたので驚くと刺客に襲われ捕らえるが暗器で殺されてしまいます。
5話・恩人との再会
程若魚は自分を尾行していた将棋営の者を追うと王揚の旧宅に行き着き潜入します。屋根上に登り様子を伺っていると覆面姿の斉焱に出くわし、またお前かと声をかけると去っていったが覗き込むと斉溶(鞍王)が軟禁されている事を知ります。
救い出さねばと思い寝ている鞍王に声をかけ抱き抱えると仇煙織に見付かってしまうが抜け道を教えてくれます。仇子梁に弁明するには一人しか逃がせられないと言われ自分が残ると決意するが何故か一緒に逃げろと言われ急ぎます。
厳修から斉焱を襲った刺客の口封じに使われた鍼を見せられる仇煙織は彼の説明を聞いて鄭禄が作った物だと言い当てます。ただ自分が刺客だったら鄭府の物を使わないので鄭府の残党の仕業ではないと推理します。
その頃、鞍王を連れて紫衣局に行く程若魚だが王揚の旧宅にいたと告げると程兮に驚かれます。やたら驚いていたので気にするが仇煙織は助けてくれたので彼女の名前は伏せ逃げて来たと告げます。
程兮から毒を飲まされてた鞍王を救えるのは一人しかいないと言われ案内されると恩人様がいたので再会を喜ぶが斉宸(珖王)だと初めて知り驚きます。
仇煙織は藩王と党派と珖王には手を出すなと教育されていたが珖王が鞍王を預かっていると仇子梁に言われ、程若魚を逃がしたのは斉焱を試すためだったと弁明します。すると先帝が珖王に皇位を譲る遺詔を腹心の韓岳に託し在処が分からずに将棋営を立ち上げたのだと聞かされます。神才軍は手中にあるが反撃の機会をうかがっている藩王たちが結託すれば厳しい状況になると言われます。
斉焱は鞍王のお見舞いに向かい程兮と程若魚を帰らせると巻き込みたくないようですねと珖王に言い当てられます。程若魚はいきなり将棋営が押し掛けてきて店主の蔡氏が捕らえられたので麗蓉に報告するために紫衣局に侵入します。
麗蓉から報告を受ける程兮はもう拠点ではないし何を調べられても大丈夫なはずと告げるが拷問に耐えきれず玉娘のことを漏らすかもしれないと言われ、そろそろ夫の後を追わせればいいと告げます。
口封じされたと報告を受ける仇煙織は紫衣局の失踪者は玉真坊に行ったのだと把握するが第三の人物によって導かれたはずだと思います。
6話・玉真坊
程若魚は仇煙織が訪ねてきたので早く蔡氏を解放しろと訴えるが調べる前に殺されたと言われ驚きます。下手人は玉真坊にいると教えられるが何で情報を与えてくれるんだと訴えると私に借りがあるでしょ、調べてと言われます。
斉焱は弓術の稽古をしていると程兮がやってきたので上達する方法を考えろと要求すると死罪人に的を持たせて走らせたらどうかと言われます。死罪人は武術ができないので紫衣局の者にすれば互いに鍛錬できると告げます。
程兮は斉焱に疑われているのを察します。程若魚が何度も出くわした覆面姿の者は斉焱だと疑いすぐに撤退させるよう麗蓉に命じます。また兄・程懐智に呼ばれ向かうと陛下が頻繁にいなくなるし帳簿を見て狩りの酒代が多いと気付いたようだと知らされます。
程若魚は玉真坊に侵入すると覆面姿の斉焱は程兮は程若魚まで騙して紫衣局の精鋭を匿っているのかと思います。その頃、2人が捜査していると知らされる程兮はまだ徹底していないと言われ「侵入者は殺せ」が鉄則であるため動揺し、程若魚たちが動き出したと報告を受ける仇煙織たちも動きます。
程若魚は覆面姿の斉焱と再び剣を交えるが仕掛けが動きだし暗器が襲います。仇煙織たちが玉真坊に押し掛けるころ、地下室に落下した程若魚が急に頭痛を起こすと錯乱状態となったので斉焱は急いで治療にあたります。
仕掛けによる暗器に襲われる仇煙織たちは何とか解読して仕掛けを止めるころ、脱出していた程若魚は何故調べようともしないのかと覆面を外す斉焱に聞くと8年前の過去が暴かれるからだと言われます。当時、陛下が鄭禄を故意に逃がしていたと知るが暗器を打たれていたために気を失ってしまいます。
程兮は程若魚が陛下に抱きかかえられて去っていくのを見送るが多くの痕跡を残してしまったと動揺し、空振りに終わってしまった仇煙織は仇子梁から叱責されます。
程兮は信頼を失う前に紫衣局の本当の帳簿を陛下に渡し勢力を隠していたのは先帝の意志だと告げるが玉真坊の創設を命じていないと指摘されます。