作品概要/有翡
チャオ・リーインとワン・イーボーが共演し2020年度時代劇ドラマランキング一位を獲得した中国ロマンス時代劇
南北朝時代、四十八寨の当主の娘・周翡は固い守りを破って侵入した軽功の名手・謝允と出会う。下山する父親と離別を悲しみながらも修練を積んだ周翡はついに下山の機会を得ると宿敵である地煞山荘が勢力を伸ばし民を苦しめていた。正義感が強く最強の破雪刀の継承者である周翡は弁が立ち機転が利く謝允や弱者を守り、悪を打倒するため旅をしならが試練に立ち向かう。困難を乗り越えて成長し愛を育んでいく彼らに待ち受ける感動のラストは必見!!
全51話で紹介
ネタバレ感想/有翡
12話・厨房の尋ね人
衡山で身を隠す周翡と謝允はこの地域に客舎は一つしかないため段九娘も来るはずと思っていたが地煞山荘の沈天庶に殺されたと耳にし困惑します。
呉楚楚を連れて移動する聞煜は四十八寨の者に当主の文を渡され彼女の身柄を預けようとします。話し声を耳にした呉楚楚は足手まといなら自分で馬に乗るし将軍が護送する約束だと訴えます。
呉楚楚の誘拐に失敗したと連絡を受ける沈天庶だが彼女が持つ海天一色の品は手に入れやすいはずだと告げます。
周翡は客舎で煩い者に箸を投げつけると誰だと訴えられ無視します。態度でかいあいつは何者かと訴えると謝允から青龍主と言われるが箸をよけれなかったから配下のはずと告げます。
青龍主の配下で四象山の殷沛は父親の敵を捜して何度もこの客舎を訪れており匿っていると疑っているのです。
沖霄を背負って李晟は斉門の道観に到着すると陣法を教えてくれると言われ喜ぶが破門された彼の弟弟子・封無言が待ち構えていました。
沖霄が持つ掌門の払子を狙ってやっていたらしいが一手を交えるといずれ殺すと先に通されます。
周翡は殷沛にお付きの九龍爺から捕らわれそうになったので応戦してやると「待て、敵討ちに部外者を巻き込むな」と声がかかり紀雲沈(殷沛の義父、北刀の継承者)が二階から降りていました。
九龍爺は青龍旗を立てるといきなり誰も部屋から出さんと刀を抜くが周翡が応戦すると南刀の継承者に失礼したと謝罪されます。破雪刀と驚く紀雲沈から青龍旗は気にせずに部屋から出るよう言われるが出たかったら自分で出るし指示される覚えはないと言い放ちます。
謝允は旗を倒しお香を消すが対面を傷付けられた青龍主がやってくるからどっちみち助からないと殷沛に言われます。
すると青龍主が来たと思い外に出ると父・周以棠を迎えに来た聞煜将軍でした。周翡は出迎えようと声をかけようとしたが謝允に向かって陛下と跪いたので驚きます。
呉楚楚と再会した周翡は前朝の皇帝らしいと教えられます。
(急に出てきた青龍主の掟など知らないから最初に説明してほしいよwいきなり爺さんが暴走したから何やってるのか分からなかった。青龍旗を立てると皆殺しの合図でお香は仲間を呼ぶためのものらしいが誰を狙って旗を立てたのかいまいち理解できん、笑。そして沖霄が持つ掌門の払子を狙ってやってきた封無言は何がしたかったのかな?そして殷沛が義父に一族が殺されたと思っているようだが何かわけがありそうね)
13話・青龍主の到着
謝允は青龍旗を折り香りを消してしまったから協力してくれと頼むと聞煜は仕方なく民を非難させるよう部下に命じます。
そのころ、封無言に追われる沖霄は掌門の払子は李晟に継承すると告げ彼を連れて八卦陣の中へと逃げ込みます。封無言が仕掛けに捕らわれた頃、迷踪林八大陣の1つ、北斗陣のなかにいる李晟は1人にさせられ抜け出す方法を考えろと指示されます。
四十八寨の当主・李瑾容は王夫人の消息がつかめない事で手練れを下山させ捜索するよう寇丹に命じます。
体面を傷つけられた青龍主・鄭羅生がやってくるため守りの準備に追われるなか周翡は預かっていた長命鎖を呉楚楚に返します。すると謝允の本当の名は蕭川で前朝の皇子だったが赤ん坊の時に反乱に遭い王麟将軍の功で皇宮に戻ったが人質として隣国へ送られたのだと知らされます。
その間に謀反で国名が関わり前朝は滅びたが王麟が謝允を皇帝とし復活を試みていたのです。
銅鑼の金が鳴り響き青龍主がやってきたので聞煜は立ちふさがります。
我が主の面目をたて民を見逃すなら礼品を用意し貴殿のもとに届けに伺うと告げると青龍主は聞煜の顔を立てて皆殺しを止めるが愛犬は利巧だから連れて帰らねば面倒になると言います。
聞煜の任務は謝允の護衛であるため客舎に招くが周翡と呉楚楚を目にした青龍主が急に考えを変えやはり戦う方が潔いと衝突します。
皆で逃げ出すと呉楚楚が殷沛に捕らわれていたが周翡は簡単に救い出し剣を突き付けます。すると李徴の名に免じて命だけは助けてほしいと紀雲沈に頼まれ何で祖父の名を知っているのかと驚きます。
すると謝允からその者はおそらく殷聞嵐の後継者だと言われ、こんな奴が山川剣の後継者なのか、恥だと蹴っ飛ばします。
(この青龍主の話つまらないな、はやく終わってほしい。そもそも待ってなくても普通に逃げれたでしょうに、笑。現に周翡たちは客舎主に案内されて秘密の通路から脱出しているし聞煜たちはもう去っているし、笑。そして殷沛はめっちゃ弱いのに粋がっているし、何で李徴の名に免じて助けなくちゃいけないのかwそもそも青龍主の配下なのに何で殷沛も一緒に連れて逃げなくちゃいけないのかね)
14話・憎むべき敵
殷沛は九龍爺に紀雲沈を殺させようとしたがまさか青龍旗を立てられるとは思いもしなかったし周翡が九龍爺より上手とも思わなかったと話します。
南刀と北刀の最盛期を担ったのは李徴と関鋒で、李徴は江湖で顔が広く四十八寨を築き名を上げたが関鋒は世間と距離を置き反乱後は隠遁生活を送るようになり消息を絶ったと謝允は言います。
紀雲沈は名を上げて門派を再興させるため7人の手練れを倒したが山川剣の後継者である殷沛の父・殷聞嵐には叶わない、関鋒が隠遁生活するようになったのは殷聞嵐に負けたからだと噂話が耳に届き果たし状を送りつけました。
挑戦を拒まれた紀雲沈は幼いころの殷沛を人質にして決闘を申し込み地煞山荘との戦いで負傷していた殷聞嵐に叶いませんでした。するとその間に殷家は襲われ急いで戻った殷聞嵐も殺害されてしまったのです。
殷沛は紀雲沈が人質に取っていた事でただ一人の生き残りとなったのです。謝允は紀雲沈を恨む殷沛に逆恨みしても責められることはないだろうが真の黒幕はお前の愚かさに笑っているだろうと告げます。
洞窟を抜ける周翡たちだが銅鑼の鐘が聞こえ青龍主がやってきます。謝允はわざわざ犬扱いする殷沛を連れ戻すために執拗に追ってくるとは思えない、さては山川剣を持っているなと殷沛に言い欲しがるのは筋が通らぬと青龍主に告げます。
謝允は自分は皇室の者だと告げ持主がいない剣を奪い合うのは賊がすることだと訴え一時の時間を稼いで洞窟に逃げ込みます。
先ほど謝允が打ち上げた花火は軍勢がやってくると誤魔化すためだったが思っていたよりも早い時間でバレてしまい再び追われる身となります。
殷沛が青龍主のもとで長年辱めに耐え、わざわざ武芸を捨てた敵を殺しにくるとは思えません。客舎へ来て騒ぎを起こしたのは九龍爺を殺すためだったのだろう気付く周翡はめんどくさい奴だと殷沛をひっぱたきます。
(本当にめんどくさい奴、笑。そして殷沛が毎日飲まされていたものが原因でどこまでも追ってくるのだから周翡、謝允、呉楚楚は別行動とればいいじゃんwはやく次のステージに進んでほしい)
15話・南北刀をつなぐ者
殷沛は青龍主は殷家の物を奪った賊なんだと言い奪い返すのは当然だと喚きます。
周翡は呆れてその場を離れると呉楚楚が段九娘と周翡が手合わせした時の記憶を頼りに枯栄手の技を描いていました。
外の様子を見に行っていた謝允は青龍主が迫ってきていると察知し洞窟を出るため話し合っていると破雪刀をどれくらいで取得したのかと紀雲沈に聞かれます。
自分の事は詳しく語るなと李瑾容に言われていたので2.3年ぐらいだと告げます。本当はどれくらいなんだと耳打ちされた周翡は半年だと告げ枯栄手の気が破雪刀を攻撃しているみたいだと言います。
己の才能に溺れおごり高ぶった結果過ちを犯した紀雲沈は「もし刀法を捨てさせようとする者がいれば信用するな」と周翡に言います。
当時は正義の南刀、邪の北刀と並び称され北刀の断水纏絲は殺人の刀、南刀の刃雪刀は宗師の刀とも言います。破雪刀を習得するのは固い意思と並外れた気迫が必要で極めたら悟りに近付けます。
無匹、無常、無鋒の3つの形は平凡に見えるだろうがが一生を費やしても容易に習得できないからいかに刀法や内力を鍛えても刀に魂は宿りません。
長々と話を聞いていた周翡は自分が無能だと言いたいのかと訴えると青龍主を殺したいから協力してくれるなら断水纏絲を伝授すると言われます。
周翡は幻想の世界で紀雲沈と手合わせし体内の枯栄手の気が刀の精髄を指示してくれているように感じました。
「李徴の刀の精髄は無鋒、李瑾容の刀の精髄は無匹、君の刀の精髄は?」
刀法は耐えても人は続くし水の如き北刀を断つのは難しく力ずくで北刀にあらがう必要もない、北刀の柔で制せられれば破雪方は強みを失うので精髄は無常だと周翡は言います。
紀雲沈は南刀の継承者たる究極の境地に達したなと告げます。
(まずね、殷聞嵐が地煞山荘との戦いで負傷していると言っていたから殷家を滅ぼしたのも地煞山荘だと思ってしまうよね。青龍主が滅ぼし山川剣を奪ったからそれを殷沛は取り返すつもりで懐に潜り込んだと、そして奪い返したのよね。小出しにしないでさっさと言ってもらえませんかね、笑。)