作品情報/キャスト
韓国で国民の娘と呼ばれるシン・ヘソンと「愛の不時着」で大ブレイクしたキム・ジョンヒョンが共演したラブコメ時代劇
自信満々で虚勢を張ってばかりの大統領府専属のシェフ・ボンファンだったが何者かの罠によって魚料理から釣り針が見つかり一瞬でどん底に落ち、自分を追ってくる捜査の手から逃れようとするとプールに落下して気を失う。目覚めるとなぜかそこは朝鮮時代で婚礼を挙げて朝鮮の王妃になるキム・ソヨンになっていました。初夜の儀式があることを知ったボンファンは第25代王の哲宗に自分が男であることを告白するが・・・
全20話で紹介
ネタバレ感想/哲仁王后
第9話・光と闇
現代のボンファンが宿る朝鮮時代のソヨン王妃は刺客を撃退しようとしたが帳簿を盗むために侵入していた哲宗の頭に花瓶を叩きつけてしまいます。
フラフラと立ち上がった哲宗はビョンイン(権力者ジャグンの養子)がやってくると察知し見せつけるためにソヨンにキスしました。
心を痛めるビョンインや彼女の父親が出て行ったのを確認すると哲宗はソヨンを手刀で眠らせ帳簿を捜します。見付からなかったが自分が井戸を目にしたときに動揺していたので中に隠してあるのだと疑い確認します。
翌朝、ソヨンは純元王后に取り入るためにもはやく王宮に戻らねばと思い、哲宗は刺客に渡る前に帳簿を手に入れなくてはと思います。
ソヨン王妃の料理が恋しい純元王后(大王太妃)は空腹で仕方ないと駄々こねるとジャグンは王妃の調理法を水剌間の者に受け継がせると言います。
ビョンインは禁衛営の兵の素性を調べるため義禁府の兵を連れて前触れもなしに禁衛営へと乗り込みます。永平君から報告を受けた哲宗は素性が暴かれるのも時間の問題なので手を打たねばと思います。
刺客に入ったものは仮面を付けており顎に傷があったと話すとファジン(宜嬪)の侍女オウォルを拷問した者だと言われます。
薬漬けにされいいなりとなっているサルスは失敗した事を謝罪すると許すのは今回で最後だとジャグンから薬を与えられます。
井戸の中に帳簿があるのを確認した哲宗だが幼い頃に母親に隠れているよう言われ井戸の中でずっと待ち続けていたトラウマがるので躊躇します。当時、母親と簡単に会える方法は死ねばいいとファジンに唆されたソヨンが井戸の中に入ってきました。
急に死ぬのが怖くなったのかと聞かれ自分だけ生き残るのが怖いと告げました。ソヨンは一人で死ぬのが怖いので一緒に死のうと告げたがやっぱり出来ないと泣き叫ぶとビョンインに発見され梯子を下ろしてもらい救助されました。
そのあとソヨンは助けるよう父親に頼んだが、その場にいたジャグンによって井戸に蓋をされたのです。ソヨンは井戸の蓋をどかして助けたが哲宗は助けてくれたのはファジンだと勘違いし今に至ります。
第10話・悪夢を生きる
井戸の中で気を失っていた哲宗はファジンが助けに来てくれたと思ったが見下ろしているのはソヨンであり救出されます。
ファジンはもう過去に振り回されたくないと思い哲宗にすべてを打ち明けるためにソヨンの実家を訪ねるが留守だと言われます。井戸に足を運ぶと帳簿を見付け、これで哲宗を救うことも出来るしソヨンを失脚させることもできると思います。
純元王后から王宮に戻るよう命じられたソヨンは哲宗と一緒に輿の乗り込もうとすると見送る父親に手を握られます。
本物のソヨンの井戸の出来事の記憶を知るソヨン(ボンファン)は表向きは優しいが殺そうとした奴に娘を嫁がせるとは道具としか思っていないようだと気付き手を引っ込めます。
哲宗は帳簿の在処を刺客は知らないはずなので盗まれたと分かったら動くはずだからキム・ムングンを見張るよう命じます。ソヨンは側室選びを口実に戸別調査するため国中の女人を集めるよう指示するが純元王后からさっそく料理を作ってくれと頼まれます。
純元王后を満足させアイデンティティーを取り戻したいソヨンと新しい勢力をつくることでキム一族の力をそぎたい哲宗の思惑が一致します。哲宗が王宮に戻ってきたと知ったファジンは喜んで会いに行くが二人が仲良さそうにしていたので足を止めます。
ビョンインから「妓楼の近くで王妃様を襲ったのは王様の手の者です」と言われたソヨンは内緒にしていたのに何で知ってるんだと告げると驚かれ、家族のためになかった事にしているのかと解釈されます。
第11話・許されぬ者
王妃ソヨンと哲宗が仲良さそうにしているのを目にしたファジン(宜嬪)は不正の証拠となる帳簿をチョ大妃に渡し王妃を引きずり下ろしてほしいと伝えます。
また装身具が店に売られたことを知り売ったのがオウォル女官であると信じて人相書きを永平君に渡して確認するよう頼みます。
王妃ソヨンに宿るボンファンは哲宗を夢を見て嬉しいと感じ自分はいったい誰なのかと不安になるが侍医の言葉で勇気付けられます。
熱心に哲宗の側室選びを進めビビッときた清純なユン・ギョンオク、キュートなホン・シミャン、セクシーなミン・ジャヒョンの3タイプを選び抜きます。ソヨンは調和が取れていると満足するなか哲宗は家門の均衡が取れていると思います。
ソヨンは男らしい自分を取り戻すため3人の側室に「もう寝た?」と文を送ると一通だけ帰ってきたのでやりとりするが相手が哲宗とは気付きません。
端午祭の日、武芸が披露されるとビョンインは永平君を目にし王妃を狙ったのはあの剣なのかと疑います。ホン別監が稽古した射撃対はバラバラで重臣たちから笑われるが腕前が見事だったので驚かれます。
妃嬪たちが狩りに出掛けるとファジンは本物の矢でソヨンをさがします。王宮では純元王后が本物の王様の本性を確かめるようビョンインに進言されていた事から哲宗はビョンインと扇を手に対戦を余儀なくされます。
ビョンインは手合わせするなかでソヨンを狙ったのは哲宗だったかと確信し・・・