作品情報/キャスト
チャン・ドンユンとクリスタル初共演のミリタリーアクションドラマ
韓国と北朝鮮のDMZ(非武装地帯)で赤ん坊を抱いた母親が韓国へと亡命を図るが銃撃戦となり多くの犠牲者が出る。~23年後、DMZで謎の失踪事件が発生し軍用犬を指揮する兵士ハンドラーのドンジンは捜索隊に投入されるが、過去に付き合っていた特殊任務隊の中尉イェリムがいて気まずい思いをする。現場から発見された遺体から新種のウィルスが発見され・・・
全10話で紹介
ネタバレ感想/サーチ
第8話/DMZ銃撃事件の動画
スヨンを捜すドンジンたちは軍用犬マックが見つけた廃墟に突入するとそこにはチーム長ミンギュがいました。
ミンギュは国会議員で国防長委員イ・ヒョクと組み1997年に亡命者が持ち出した物質を捜してやってきていたのです。
何でここにいるのかと訪ねると「作戦中だがなんで民間人が交ざっているんだ」と聞かれます。スヨンが失踪し母親のダジョンはこの辺りに詳しく、かつて特殊戦司令部の対テロチーム長だったために受け入れたと副チーム長ジュンソンは説明します。
手分けして捜しスヨンを無事に発見するがターゲットと思われる人物に助けられたと知ります。
ターゲットと遭遇したドンジンはスヨンとグータッチしていたのを目撃していたため恐る恐る手を出すと応じようとしてくれたが原隊から戻ったイェリムとミンギュが突入してきました。
今回のターゲットは何か違うと告げ攻撃を止めさせるが廃墟から飛び出たターゲットはチュ下士を攻撃し逃げて行きました。
ジュンソンはミンギュの行動を不審に感じ何か命令でもしたのかイ・ヒョクに電話します。ビデオカメラを盗んだのは出馬の取り消しを条件にしたことだったが今になって支援者がいるから難しいと電話を切られます。
イェリムは村人を見回し皮膚疾患や鼻血の後遺症などないか調べた方がいいとムン室長に電話します。ミンギュから異常物資を捜すのを手伝ってくれと言われ、物質に関しては化防司の管轄だと告げると上からの命令だと言われます。
心的外傷ストレス障害を抱えるデシクは1997年の事件はすべて偽りであり当時のイ・ヒョクの言葉は嘘だと良心宣言文を書きます。
しかしそれを察知したイ・ヒョクによって事故死にみせかけ殺害されてしまいます。
大統領選に向けて着々と準備を勧めるが1997年DMZ銃撃事件の動画が公開され、同僚と越北したと陳述したチョ・ミングクをイ・ヒョクが射殺し世間に衝撃を与えます。それによりデシクの死も再調査となります。
ドンジンは映像を見ると射殺された兵士の手に母親の写真が握られていたことでどうゆう事だとジュンソンに掴みかかる
第9話/越北者の正体
DMZ銃撃事件の動画が公開され、ドンジンは越北したと思われていたチョ・ミングク大尉が自分の父親でイ・ヒョクによって射殺されたのだと知ります。
ドンジンの母親ヨン・ヒラはマスコミの取材に応じ事件後に夫が越北したと発言した夫の友人イ・ヒョクを訪ねたが何度行っても断られたと話します。
当初は事実を知りたかったが息子を守るために弟の籍に入れ諦めるしかなかったと涙を流します。
父のしたことが許せなくで動画をマスコミに送ったとジュンソンに告げられたドンジンは電話をかり「大韓民国陸軍大尉チョ・ミングクの息子ヨン・ドンジンだ、すべて明らかにするから覚悟しとけ」とイ・ヒョクに言い放ちます。
作戦会議が開かれイェリムは生け捕りするべきと発言するがチーム長ミンギュは上からの命令だから射殺しろと言います。
ジュンソンはイ・ヒョクが何か企んでいるようなので立ちふさがりデシクを殺したのかと聞きます。デシクを助けるために片足を失ったのだ、自分を陥れようとする策だと言われるが、呆れるジュンソンは目標としていた人物が偽りだったからもう何の意味もない言い去ります。
しかしヨン・ヒラの店で食事しているとドンジンが最後の任務だと言っていたことを知り先ほどの父親の様子を思い出し嫌な予感を抱きます。
非武装地帯の廃虚に進入するとイェリムは北朝鮮兵の白骨と旧軍服を見つけます。スヨンとグータッチするターゲットの姿に見覚えがあるドンジンは母親の写真を発見しターゲットは射殺されたとされる父親なんだと確信します。
ミンギュは無線を切り替えてイ・ヒョクに現場にいることを伝えます。
ドンジンは目の前にチョ・ミングクが現れたので写真を差し出し、イェリムは負傷する北朝鮮軍の兵士を発見し治療します。
すると北朝鮮兵が侵入してきて銃撃戦となります。チーム長のもとに集まると黒服の兵士たちがやってくるが支援平だから銃を下ろせとミンギュに言われます。
第10話(最終話)/再会
黒服の兵士がやってくるとチーム長ミンギュは支援兵だから銃を下すよう命じます。
ドンジンやイェリムは支援兵がいるのなら作戦会議で伝えるはずだと不信感を抱くと合流した支援兵と共にターゲットを捜すと言われます。
爆薬を設置するよう命じられドンジンは不信感を強めながら任務につくと北朝鮮軍も同じものを捜していたとイェリムから知らされます。
イ・ヒョクが雇った特任隊に偽装した傭兵と戦い気を失っていたダジョンは携帯が繋がらないのでHQに向かいます。無線はすべて切られていたがその場で修復するとターゲットが物資を運んだようだと知らせを受けたイ・ヒョクがターゲットは生け捕りにして後はすべて始末しろと命じていました。
ミンギュは話が違うと銃を構えるが「すべて大義のため、情に流されるな」と言われます。
ダジョンは無線を切り替えながら「黒服の兵は敵」と言い続けるとギリギリのところでドンジンたちに届き銃撃戦となります。
ドンジンたちは奥に逃げ込むとミンギュは傭兵に銃を突き付けられ先を歩けと命じられます。
ミンギュは爆薬を解除したりドンジンに撃つよう目で合図を送りながらただ1人物資を捜し求めに行くが力尽きます。
ドンジンはイェリムが人質に取られていた事で捕まるとそこにイ・ヒョクがやってきます。イ・ヒョクは二人を始末しろと命じるがそこに二人を解放しろとジュンソンが駆け込んできます。
そこに現れたターゲットは傭兵をすばやい動きで始末していきパニックに陥ったイ・ヒョクは発砲するが撃たれたのはドンジンを守るために盾となったジュンソンでした。
ジュンソンは謝罪の言葉を言い残して命を落とし、イ・ヒョクはターゲットがシャツしたはずのチョ・ミングクだと気付き脅えながら始末されます。
ドンジンはそっと近付き「お父さん」と声を掛けます。愛するヒラが待っているから一緒に帰ろうと告げるが写真を渡され首を振られます。
イェリムに声をかけられたドンジンは負傷するパク中士を介抱し脱出します。ミングクはイ・ヒョクがまだ生きているのを見て爆薬を破壊し廃墟ごと爆破させました。
爆破は地震として処理され、1997年の事件はイ・ヒョクが犯人だったことが明らかになりミングクには一階級特進が追叙されました。
ドンジンは除隊を命じられ母親に会いに行くとヨン・ヒラは一瞬ミングクが帰ってきたように錯覚します。
ヨン・ドンジンは堂々とミングクの息子だと名乗るためチョ・ドンジンと住民登録を申請します。そして共に除隊した軍用犬マックと共に野生動物保護センターに就職します。
イェリムは自分の両親は亡命しようとしたリ・ギョンヒとコ・サンミンで本当の名前はコ・ウンビョルだと知るがイェリムとして軍人を続けます。
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