中国ドラマ「暴風眼」-作品情報
「斛珠夫人」のヤン・ミー＆「花不棄」のチャン・ビンビン共演、脚本執筆に9年を費やした国際的犯罪組織に挑む捜査官を描いた全40話サスペンスアクション
あらすじ
双清空港の各所に鋭い視線を走らせる4人の男女、
国安局捜査課・安静が率いる捜査官たちの標的はブラスターのコードネームで知られる産業スパイ、追跡を始めると尾行に気付かれたのか挑発とも取れる不可解な動きを見せる
大胆不敵さに安静は悪い予感を抱くとブラスターの乗る車はデパートの地下駐車場へ、現場に急行した捜査官たちは安静の指示のもと身柄を押さえるべく包囲網を張るのだが・・・
キャスト/ヤン・ミー＆チャン・ビンビン共演
全40話で紹介します。
ネタバレ感想/暴風眼
1話・国際的な産業スパイ？
国家安全庁総本部の特捜班・馬尚は飛行機に乗り込むとファーストクラスが満席だったのかなと隣に座る男に話しかけられます。上等な背広だからエコノミーの客に見えないと指摘されたので彼が手にするスマホを目にしレンタルWi-Fiを使っていたので久しぶりの帰国なのかと聞きます。
双清市国家安全局捜査課の課長・安静は空港のロビーや駐車場に鋭い視線を走らせ、国際的な産業スパイでコードネーム・ブラスターを追跡するため部下をそれぞれに配置させていました。
ブラスターを発見して追跡し上空から視線を走らせるとブラスターが急に引き返し駐車場に止めてあった車に乗り込みます。執拗に追跡するが気付かれたのか減速して後ろに付かれたので安静は老六に高速に入り3分後に現れるから交代して追跡するよう命じます。
デパートに追い込むものの、それぞれの追跡をかわされ見失ってしまいました。安静は責任は追うが搭乗便が分かっていたなら省本部は対象の偽名も把握していたはずなのになぜ我々を伏せたのかと局長に訴えます。
馬尚はお世話になった王先生の葬儀に向かうと元恋人の安静と出くわします。10年前、安静は突如消え3年後に目撃情報があったので生きていただけでも良かったと思っていたがあの時何があったのか聞きます。
しかし、彼女は仕事を電話を受けるともう過去の事だと言い去ってしまいます。帰国してからずっと副本部長に付けられていたので声をかけると赫子軒も合流しブラスターは追跡を振り切ったと思っているようだと言います。
馬尚は放射性同位元素を液状にして飛行機の中でブラスターの服に垂らしており追跡装置で場所を突き止めていました。ただ半減期が短いのが難点でホテル到着と同時に消失していたので更に居場所を変えられていたら居場所が分からなかったかもしれません。
2話・時間のトリック
馬尚は仲間を紹介すると副本部長から書類を渡されるが元恋人の安静の名があったので驚きます。
国家安全庁総本部の副部長は双清市国家安全局の局長に急に頼んで悪かったと告げるが短時間であれだけ追跡できたのだから大したもんだと褒めます。ブラスターの名前は陳燦で今回の狙いはおそらく某企業が持つDS素材の製造技術だと告げます。
逮捕しなかったのは背後にある組織の摘発も視野に入れており何もなければブラスターは警戒するので尾行を巻いたと安心させたかったのだと説明します。
安静は情報量が少ないので莫大な価値を持つ技術が狙いだとしぼり張り込みを開始します。馬尚は鼎華グループのDS素材技術セミナーに会場スタッフに変装するブラスターを発見しデーターを入手したのを確認します。
安心させて行動させ尾行したが安静がやってきたのですぐに本部長に緊急事態だと連絡します。安静は到着してすぐに戻れと局長から命じられるがブラスターに気付かれた事を告げ逮捕する許可を得ます。
安静は逮捕するが省本部の邪魔をしたと知り何で悟られたんだと局長から叱責を受けます。
馬尚と赫子軒は組織まで暴く計画が台無しだと思うがブラスターが逮捕前に盗んだファイルを双清市在住の劉宝強に送っていたことが分かります。
ブラスターの事情聴取と劉宝強を監視する映像を繋ぐと劉宝強が30分に10回も時計を見ている事に気付くと捜査に協力的でないブラスターも時計を見ていたので「ある時間が過ぎたら取引は中止」と2年前の事件を参考に推測します。
省本部から連絡を受けた安静は腕時計を細工して客の情報を聞き出し、捜査官を欺こうとした罪は重いと告げまだ6時になっていないことを教えるとブラスターは悔しがります。
3話・暴風眼結成
劉宝強が客と接触するのを監視する安静は省本部より電話相手の位置情報を与えられC班に急行するよう命じます。
現場には捨てられたスマホが残されおり2時間経っても客が現れないので遺留品を回収し劉宝強を確保するようA班に命じます。
省本部の馬尚は副本部長と共に現場に行くと、客は高速に乗ったら大橋を渡らざるを得ないのに何でリスクのある高速入り口で連絡を待っていたのだと不審に思います。客は劉宝強が監視下にいるとは知らなかったはずなのでどのようにしてこちらの動きを察知したのか考えていると見晴らしのいいビルに目が留まり現場検証を行います。
馬尚はチーム編成をするべきと副本部長に告げると、局長、安静、杜猛の3人が船に案内されます。船内の設備は万全でどんな情報も解析可能なので本部にすることに決めると馬尚は1キロ先のビルの屋上に何者かが監視していた痕跡があったことを知らせます。
本部長はリーダーを宋局長にしコードネーム・暴風眼の始動を宣言します。
馬尚はセミナーは鼎華の社内向けで非公開だったのに陳燦に知られていたという事は内通者がいて情報を流したはずと訴えます。すると既に調査済みの安静が副社長の娘・苗霏は総本部長で長安科技の社長・賈長安の婚約者だと教えられます。
鉱石の取引に虚偽がないか調べるべきと言われるが娘に技術の核心を漏らしたりはしないと思い潜入捜査すると提案します。
苗霏は親友の周恋にドレス選びを付き合ってもらおうとしたが午後は予定があると言われてしまいます。周恋は長安に二人のベッドインの写真を送りつけ話があると呼び出し、急に長安から行かれないと連絡を受けた苗霏は不貞腐れ父と妹と食事します。
4話・大量の鉱山の行方は？
鼎華グループの副社長・苗煥陽は電話に出ると相手の声を聞いて驚き、何で帰国したかは分からないが10年前とは完全に政策が変わったから協力は出来ないと訴えます。
長安は急いで訪ね苗霏に機嫌をなおしてもらうと苗煥陽に投資を得るためにDS鉱石の供給量を増やしてほしいと泣きつきます。周恋は「長安とお前の関係に気付かれやしないか」と喬西川に聞かれ、苗霏は何でも話せる仲だし何不自由なく育ってきたお嬢様だから大丈夫だと告げます。
苗煥陽は鶴に呼び出されて向かうが人の目を考えろと告げ娘さんが結婚するらしいなとカードを差し出されます。パスワードは以前と同じだと言われるが拒否して去ると喬西川は変装していた鶴の顔を剥がしてため息つきます。
苗霏は急な会議に呼ばれ向かうが父・苗煥陽が辞表を提出したと知り驚きます。副社長の座は降りても顧問として残ることを知るが体調は大丈夫なのか心配します。
暴風眼は長安科技を訪ね大量のDS鉱山を供給されてるが肝心の商品が流通していないのは何故かと聞くと長安は一部は研究開発に使用し余った鉱石は備蓄していると言います。
安静はやたら協力的だし社長の手元にすべての書類があるのは変だと疑い調査する必要があると思います。
全40話あらすじ一覧
1話～9話
10話～18話
19話～26話
27話～34話
35話～40話（最終話）