中国ドラマ「黒豊と白夕」作品概要
チャオ・ルースー&ヤン・ヤン共演のラブアクション時代劇
あらすじ
権力の象徴である令牌・玄極令を持つ大東国の皇帝が6つの州をまとめる時代、江湖には隠泉水榭の榭主・黒豊息と天霜門の女侠・白風夕という無敵の強者がいたが玄極令が行方不明となると6州の覇権争いが勃発する。好敵手だった2人が助け合うことで同志となり唯一無二のパートナーへと変化していく恋愛模様、複雑に絡み合った王朝と江湖の策謀や裏切り、次第に明らかになる黒幕の存在など目がはなせないロマンスアクション時代劇。
キャスト/チャオ・ルースー&ヤン・ヤン共演
黒豊息/豊蘭息(ヤン・ヤン)
皇朝(ライ・イー)
豊莒(リウ・ルイリン)
豊萇(チャン・ティエンヤン)
玉無縁(チャン・ハオウェイ)
鐘離(ホアン・イー)
華純然(アン・ユエシー)
白琅華(アイミー)など
ネタバレ鑑賞感想/黒豊と白夕
オリジナル44話を自分なりに40話にまとめたのでズレが生じる場合があります
29話・王宮の客人
冀州世子・皇朝と玉無縁は刺客から救った女性を幽州に送り届けるがあれは公主・華純然だと気付きます。
玉無縁は雍州に内乱を起そうとして失敗に終わるが豊蘭息が内力を失ったと知り幽州で始末すればおもしろくなりそうだと断魂門主に告げます。
白風夕は婿選びに向かう豊蘭息に同行すると尾行している者たちに気付くか、幽州での出来事を報告させて父を安心させるために気付かないフリをすると言われます。
雍州王は幽州の助力を得ては困るはずだし、公主を自分に娶らせたくないはずだから忠心を示せば満足して天霜門の白建徳たちを介抱するだろうと豊蘭息は言います。
参加者名簿を見る白風夕は武芸勝負があると知り内力を廃された豊蘭息が勝つには華純然の手助けが必要と思います。
豊蘭息と白風夕は、庭園を散歩する華純然に声をかけると天下に名高い黒豊と白夕ねと言われ、王宮にいながら天下を知るとはさすがだと告げます。
江湖の話を聞きたいからと宮殿に招かれたので、お土産に世子に命じられた刺客の供述書を渡します。供述書をうまく利用して世子の悪事と己の無垢を示したので、かなりの策略家だと豊蘭息は思います。
策略家は孤独なものだから友が必要だと思う白風夕はもちまえの性格で近付き華純然と友人になるが黒豊に惚れたのかと思います。豊蘭息は本気で惚れたのではなく国の未来と権力を手にしたい公主だから江湖では力があっても朝廷で無力な自分を選んだのだろうと言います。
幽州王に呼ばれた華純然は黒豊と白夕を宮殿に招いたことを世子から知らされたと知り、監視されているなら帝都からの帰路で襲ったのも兄上の配下ではないかと訴え怖がる演技をします。
幽州王からお前に相応しいのは皇朝か豊蘭息だと言われ、自分が黒豊息を選べば父上の補佐をずっとできるし幽州も安泰だと訴えます。
30話・婿選び
黒豊息は一人歩いていると断魂門の襲撃に遭うが内力を失っても格闘術の心得があるために返り討ちにします。仮面を付ける玉無縁がやってくると駆け付けた白風夕によって助けられるが蘭因璧月を使っていたので何者なのかと怪しみます。
自らの修練で得たのではなく人から盗み取ったような内力だったため鳳棲梧を襲った人物ではないかと白風夕は疑うと、蛩蛩と距虚にも関わりがあるはずと豊蘭息は言います。
婿選びの日、名門の若君たちが一堂に会する場で華純然は刺客に襲われた時に助けてくれたのが皇朝だったと知るが黒豊息の正体を知って驚きます。
白風夕を替え玉に使って若君たちに一曲披露させると幽州王を訪ね隠泉水榭の主・黒豊息は雍州の豊蘭息だったと告げます。皇朝も及ばぬほどの有能者だと言われたので勢いを止めるため明日のお題は、太陰と天機の未完の大局である「蒼茫の残局」にしてほしいとお願いします。
豊蘭息は密かに白風夕の協力を得て武芸試験に合格すると、どうも豊蘭息を信用できない幽州王は皇朝との縁組が決まればお隣国である冀州と同盟を結べ青州侵攻に協力してもらえると言います。
皇朝から求婚を受ける白風夕は、あなたは大勢娶れるが生涯私だけを愛してくれる人に嫁ぎたいし皇后の座に興味はないと断ります。公主との縁組を実現したいのは天下を取るために避けて通れぬ道だと言われたので「英雄が女子を利用することはない、自信過剰はよくない」と指摘します。
白風夕は玉無縁に青州公主・風惜雲だとバレていたので何で知っているのかと聞くと写月と豊蘭息が和解していたので誰かが手を貸したはずであり君しかいないと言われます。
31話・愛の口づけ
豊蘭息や皇朝たち若君5人は幽州王に謁見すると「天下で最も大事な事は何か」と問われます。
その場で辞退する者や実力や壮大な志など意見が出るなか、皇朝は天下に君臨する気概と有言実行が大切だと述べます。豊蘭息は民の暮らしや帝王の術を左右するので万世のため太平を開いて機運を導くと告げます。
幽州公主の婿選びで次に出されたお題は豊蘭息が予想した通り天下の行く末を占えると言われる「蒼茫の残局」でした。若君たちは次々と辞退し残った豊蘭息と皇朝は対局し一歩も譲らぬ戦いとなります。
豊蘭息と雍州王を離間させたい3王子豊莒は罠を仕掛け天霜門を脱獄させます。豊蘭息の配下の手助けを受けたと勘違いする白建徳たちは天牢から逃げ出すと、あれは豊莒の配下だと1王子・豊萇に助けられ感謝し天牢に戻ります。
「雍州に戻ったら囲碁でも打とう」と豊萇の伝言を鐘離から受け取る豊蘭息は対局中に自分の負けだと認め立ち上がり出て行きます。
そして想いを伝える機会をもう失いたくないと思い白風夕に命尽きるまで共に歩みたいと言います。物語に出てくる愛の誓いは準備していないのかと言われ口づけします。
豊蘭息が華純然を娶る機会を放棄したことで雍州王は自衛のために隠泉水榭をつくった理由を信用し白建徳たちを釈放するよう命じます。
玉無縁は玉の彫刻師が天牢にいたと知り、白建徳が会っているかもしれないので天霜門を急いで訪ねます。
豊蘭息は雍州王の力では隠泉水榭を指揮できないので鳳棲梧に任せ天霜門に行く白風夕に同行します。
32話・花の力
天霜門の白建徳は偽の玄極令に関わっていると疑う玉無縁が訪ねてきたので玉佩を見せ探りを入れます。
父親から贈られた物だが10年前に紛失したと言われ、友の死に関わっているのだが護令者を知っているかと追及するとことらでも調査してみると言われます。
不安を覚えた白建徳は天霜門の新しい宗主に白風夕が相応しいと思うが豊蘭息に嫁ぐのなら長く置いとけないので新たな宗主を選んでくれと頼むと白琅華を推されます。
白建徳が亡き姿で発見され白風夕は昨晩会っていたために白琅華に下手人だと疑われてしまいます。昨晩の様子がおかしかったことを思い出していると白風夕は背後から剣で突き刺され、豊蘭息は怒りがこみ上げるが傷付けないでと白風夕に訴えられ抱きかかえてその場を離れます。
別れを覚悟し涙を流す豊蘭息だは太陰老人から贈られた蘭因花を思い出し利用すると三日後に白風夕が目を覚ましただけでなく己の内力も復活します。
そして母・倚歌王妃は病死だと思っていたが白建徳と対面する豊蘭息は同じように手が皺だらけとなっていたので毒殺だったのではと疑います。
白建徳を殺し天霜門を乱して漁夫の利を得るために早くから謀られていたと疑い偽の玄極令と関りがあるはずと言います。
大東の皇室に伝わる極秘の毒・牽機なら毒の痕跡を残さないと知り、白風夕と豊蘭息は帝都の隠れ市に向かいます。
青州王はもう長くないと医官から知らされる写月世子は風惜雲の行方を探すよう命じます。また幽州と冀州が婚姻関係を結んだことで力を得た幽州王は青州を滅ぼす好機だと皇朝に告げます