与君歌~乱世に舞う運命の姉妹~
歴史事件をベースに描かれたチョン・イー&チャン・ユーシー共演の中国ファンタジー歴史ドラマ
与君歌・どんな話?
勢力が二つの派閥に別れる大興王朝の時代。
実権を握れない若き皇帝の武宗・斉焱を守る紫衣局、そして斉焱を即位させたものの皇権と大臣を支配するために将棋営を主導する大宦官・仇子梁。
紫衣局の程若魚は皇帝の護衛官として宮中に入り、仇子梁の養女・仇煙織は思惑を抱きつつ斉焱に近づいていく。
そんな二人は家族を殺され長年離れ離れになっていた姉妹であることを知り・・・
与君歌のキャストは? チョン・イー&チャン・ユーシー共演
斉焱(チョン・イー)
実権を握られている若き大興王朝の皇帝。
程若魚(チャン・ユーシー)
紫衣局の尚宮・程兮に育てられ執剣人となり皇帝を守る
斉宸(ハン・ドン)
斉焱の皇叔、仇子梁と斉焱から王権を取り戻そうと計画
仇煙織(シュエン・ルー)
仇子梁の義娘、暗殺組織将棋営のリーダーだが後に程若魚と姉妹だと知り・・・
仇子梁(ミッキー・ホー)
陰険かつ狡猾な権力を持つ大宦官、仇煙織が殺した宰相の孫とは知らずに育てる
ネタバレ鑑賞感想
7話・妖しい花
程兮は陛下からの信頼を失う前に紫衣局の本当の帳簿を差し出し、鄭嫵に襲撃させたのも蔡氏酒店の刺客も仇煙織の仕業だと告げます。
しかし、「朕の銭で300人もの死士を養っていたな、朕が気付かなければいつまで隠すつもりだったのだ」と責められ跪きます。
寝込む程若魚は程兮が死士を送って蔡氏を口封じしたのかと知るが、「程若魚を執剣人に戻し紫衣局と玉真坊を引き継がせる」と聞こえてきたので無理だと声を発するが毒のせいで気を失ってしまいます。すぐに脈をとる程兮は斉宸(珖王)のもとに送り治療するべきと進言すると朕が連れて行くから養生するよう命じられます。
仇子梁に厳しく叱責を受けた仇煙織は紫衣局と将棋営が争えば得をするのは珖王だと疑います。厳修は様子を見に行くと将棋営の右馬がいたので何でここにいるのかと訊ねると監視のためだと言われます。
珖王に程若魚の治療を託す斉焱は太皇太后を訪ね来月の誕生日の祝賀式典を珖王に任せたいとお願いします。珖王の生母が太皇太后を裏切り子をなしたから嫌いだとは存じているが真の天子だと噂されているから敢えて呼び戻したいのだと告げます。
味方が必要なんだと願うと皇帝陛下なんだから自分で決めればいいと言われ感謝します。朝議の場で皆に伝えると斉焱と珖王は不仲なはずだと仇子梁は困惑します。
お別れだと右馬に挨拶される珖王はおかげで平穏に過ごせたと育てていた仏見笑の花を贈ります。仇煙織は珖王が毒を含み匂いを嗅げば幻覚が起き服用すれば死ぬ仏見笑を育てていたと知り右馬は操られていたのではないかと疑います。
しかし仏見笑が本当に原因なら渡すはずないので私に会いたいようだと察します。紫衣局と玉真坊を正式に引き継ぐことになった程若魚は治療を終え復活すると程兮から死士の名簿を渡されます。
自分に従うのか心配だったら陛下に賜った清光剣は玉真坊の死士の主だと教えられます。
8話・戻ってきた執剣人
程若魚は鄭嫵のためにも真相を突き止めねばと考えていると復職おめでとうと仇煙織から声をかけられます。程兮の拠点だと知りつつ自分を向かわせたなと責めると300人の死士を内密に養っていたのだから言語道断だと言われます。
陛下の手で程兮を殺そうとしたのかと訴えると否定する仇煙織はあなたを推挙したかったのだと言います。第三の人物が我々が共倒れになるのを狙っているから共に突き止めないかと誘われるが志が違うと断ります。
仇煙織は珖王を訪ね右馬に仏見笑の花を贈った理由を訊ねると「そなたへの贈物だ」と言われます。私を使って右馬を始末したいようだなと告げるが「始末したいのはそなただ」と言い当てられ、いずれ必要になるから花は持っとけと言われます。
仇子梁から花のために買収されたのかと疑われる右馬は潔白だと言い残し自害しました。仇煙織は右馬に二心はなく珖王が仕組んだはず、成敗するべきと訴えると時期早々だと言われます。
太皇太后の祝賀式典のために宮中にやってきた珖王から斉家の子孫たちも招待するべきと斉焱は名簿を渡されます。こんなに減ったのかと驚くと寧和姉上は戻れそうかと聞かれ廬従節度使の死後に使いを出したが会えたかは分からないと告げます。
厳修は鍼の毒を調べていると左馬がやってきたので今までどこにいたんだと訴えます。掌棋人の座を争って負け気晴らしをしていたが仇煙織が右馬を死なせたと聞き戻ってきたと言われます。
程若魚は斉焱から左千牛衛の中郎将・韓定を紹介され挨拶すると鄭嫵について調べていた事を聞かされます。その頃、珖王は第三の人物は鄭嫵を利用し一連の事件を引き起こしたと程兮に告げ、鄭嫵が時折会っていた人物は含涼殿の宮女・紅姑だと教えます。
紅姑は鄭嫵の乳母の妹で寧和郡主の侍女だったが郡主が都を出た後は落ちぶれて門番となり、鄭嫵の死後水死していました。紅姑は廬従からの文で再起できると喜んでいたらしくそれは郡主の帰京を意味するが節度使・史佺中が殺され動乱が起きていました。
程兮は帰郷するために仇子梁と陛下を反目させ仇子梁を除こうとしたのではないかと疑います。
9話・新たな手駒
廬従節度使の史佺中が殺され動乱が起きているなか史佺中の妻・寧和郡主が帰京するらしいと報告を受けた珖王は本当に姉上の陰謀なのかと困惑します。
寧和郡主が鎮呉の弥紗郡主に救出され帰京すると知る仇子梁は文武百官に宮門で出迎えさせようと言い、促されて斉焱は勅命を出すが「朕と共に」と告げます。
程若魚から第三の人物なのに帰京させるのかと聞かれる斉焱は仇子梁が帰京させるのだから仇煙織が調べて情報を掴んでいたはずと告げます。
斉焱は対立した理由は分からないが寧和郡主は仇子梁によって強引に廬従節度使に嫁がされたので恨んでいるはずと思います。動乱のせいで仕方なく帰京する可能性もあるしそもそも寧和郡主は第3の人物によって動かされた駒だと告げます。
程若魚は伝書鳩を飛ばそうとすると厳修に捕まり拉致される前に粉々にします。仇煙織から文の内容は何かと問い詰められ、「あなたの代わりに程兮たちが拷問を受けることになる」と脅されます。
しかし、実は出方を伺うために斉焱に命じられてわざと捕らわれており命令通り黙秘します。斉焱は監視する高平に「寧和郡主を仇子梁から守るためにひとまず洛陽で匿う」と偽の情報を掴ませます。
斉焱の元に戻る程若魚は夜伽を命じられ緊張しながら陛下と共寝します。仇子梁は寧和郡主を殺すつもりで仇煙織も同意見のようだがなぜか彼女は文の内容を見て怒り陛下の身を案じていたと告げます。
救出するから死士の腕前を見て来いと命じれ仇子梁は激怒して鞍王を皇帝の座に据えるかもしれないと告げます。しかし斉焱は韓定に命じて朕が死ねば別の皇子を即位させるよう藩王たちに詔書を届けさせていました。
程若魚は麗蓉を替え玉に使い死士のもとに向かうがそれを察する程兮は困惑します。
珖王は第三の人物と疑っていたからようやく私の疑いから薄れていった・・・