作品情報とキャストの紹介
人気ゲームを映画化した第六弾でファイナル。監督は1、4、5作を手掛けた ポール・W・S・アンダーソン。
ついに完結。アリスの前にアンブレラ社の人工知能レッドクイーンが現れ48時間で生存者が全滅すると告げられます。アリスは食い止めることができるのか!!
「ザ・ファイナル」だけでも理解出来ますが念のためパート1のリンク
ネタバレあらすじ/バイオハザード:ザ・ファイナル
アンブレラ社の歴史
創設者のマーカス教授は娘アリシアが重病プロジェア(廊下が異常にはやく25歳には90歳並の肉体になる)を患った事で治療を模索しながら声や容姿を残すために記録しました。
転機が訪れ細胞を修復するT-ウイルスを投与すると奇跡的にアリシアは救われました。ウイルスは他の病気にも治療効果を示し、病気と無縁の新しい世界の幕開けかと思われたが副作用でゾンビ化し連鎖的に増えていく可能性が分かります。
マーカス教授は中止しようとするが隠蔽するべきだと考える共同創設者のアイザックス博士に命じられたウェスカーに殺害されてしまいます。
アイザックス博士はアリシアの後見人となり、インターフェースにアリシアの情報を使い人工知能レッド・クイーンを作りました。
そして10年前にラクーンシティのハイブ(地下秘密施設)からウイルスが漏れアンブレラ社と内通する政府が爆弾を投下し隠蔽を図ったが街は破壊しても空気感染は防げず世界中へと蔓延し人類はほぼ絶滅状態となった。
生存者はワシントンに集まり最後の抵抗を試みました。
(パートⅡでT-ウイルスを開発したのはアシュフォード博士でレッド・クイーンのインターフェースは娘のアンジェラがモデルとなっていたが謎)
アリスは消滅したワシントンD.Cを1人彷徨っていました。
(前作Ⅴのラスト、ウイルスを討たれ超能力を再び得たアリスはウェスカーと手を組みホワイトハウスを包囲するアンデッド集団と戦う覚悟を決めた。その戦いを1人脱した)
ポポカリムやマジニと1人戦いながらなんとか生還すると破損したパソコンの画面にレッドクイーンが映し出されました。
人命尊重がプログラミングされているレッドクイーンは散布用の抗ウイルス剤がハイブにあるから48時間以内に手に入れないと4472人の生存者も襲われ人類が滅亡すると言いました。
会社の人間を傷つけられない理由は来れば分かると話すレッドクイーンは、アリス達をホワイトハウスに呼び寄せ力を戻すフリ(前作Ⅴで討たれたのは不完全品)をして裏切ったウェスカーもハイブにいる事を教えました。
ファイナル
アンブレラ社の特殊部隊と戦いながら人類を救うためハイブに向かうが、途中乗り捨てられていたバイクのエンジンをかけると不正ユーザーにより電気ショックが流れ気を失います。どうやら使用人物が決められているようです。
意識が戻るとアンブレラ社の装甲車内で拘束されており始末したはずのアイザックス博士がいました。
どうやら始末したのはクローンだったようです。アリスはロープに繋がれてから外に放り出されアンデッド集団の餌にされます。
必死に走り装甲車の上にいる隊員を始末したアリスはバイクが備え付けられているのを確認し瞬時にアイザックス博士の手首を切り落とし指紋感知させてから奪い去ります。
アリスはラクーンシティに入ると廃墟したビルの屋上の人影に気を取られアンデッド対策用のロープで転倒してしまいます。
一団に銃を向けられるが生存者の中にアルカディアで亡くなったと思われたクレア(パートⅢと、パートⅣに登場)がいました。
クレアはアルカディアで捕まり護送されたが飛行機を奪い墜落し生存者一団を率いるドクに助けられたのです。
(生存者の中にローラが演じるコバルトがいます)
アリスは装甲車と共にアンデッド集団が向かってきているから全員を避難させから抗ウイルスを手に入れるためハイブに向かう事を伝えます。
アリスは屋上に誰かいたからアンデッドトラップが仕掛けられている事を警告できたはずだとそれとなくクレアに伝えます。
ガソリンタンクを屋上に用意しクレーンで発射させるがアイザックスが生存者の女性を解放させたので救うためにゲートを開けます。
しかしゲート手前でアイザックスは解放した女性を射殺したため急いで閉じるがアンデッドに侵入を許してしまいます。
(コバルト含めた多くの生存者が亡くなります)
円城になっているビルの中にアンデッドが埋め尽くされた事で限界だと感じたアリスはガソリンを垂れ流し火を放ちました。
アリスは後退する装甲車を燃やし出てきたチュウ司令官をロープで括り付けました。アンデッドの集団は引き摺られるチュウ司令官を追っていきました。
アリスはドク一団と共にハイブに向かうと爆破(パートⅡ)によりハイブの一部が露出していました。
途中ケルベロス(感染したドーベルマン)の集団に出くわし犠牲者が出てしまいます。
ハイブに侵入するとレッドクイーンのインターフェースが現れT-ウイルスが漏れたあとの最高幹部会議の録画ファイルを見せられます。
アイザックス博士は世界の終わりが近い事を予測しインフラと資源は完全に残し人間を根絶させる計画を立てていました。
お偉いさん方は安全な地下に避難し時が来たら浄化された地上に現れ理想の地球を創る予定なのです。
アイザックスはT-ウイルスで70億人以上を始末していたのです。レッドクイーンはプログラムで社員を傷付けられないため能力があり自由なアリスに託したのです。
イヤホンを付けるよう言われたアリスは潜入員が送り込まれているから用心するよう言われます。
巨大換気口から侵入するがウェスカーの操作によりスクリューが逆回転となり吸い込まれ犠牲者が出てしまいます。
ライトを照らしながら張って移動すると底が開きアリスは落下してしまいます。アリスの前にブラッドショット(人間をベースとしてウイルスによって生み出された生物兵器)が現れ共に同じ場所に落下したレイザーが犠牲となります。
アリスはブラッドショットを始末するとドクと合流します。また別の場所に落下したクレアは透明ケースに閉じ込められるが自力で割って脱出しました。
アリスはレーザートラップの場所を抜けパソコンを操作して最下層に降り低温貯蔵器(お偉いさんが破滅後の世界を待ち冬眠眠している)に爆弾を仕掛けます。
それを確認したウェスカーは眠るアイザックス博士を呼び覚まします。装甲車を率いていたのはクローンアイザックスだったのです。
アリスとドクは最終地点に到着し、たった1つの抗ウイルスを手にするアイザックスと対面します。
武器と起爆装置を置くよう言われたアリスは従うが潜入員だったドクは銃を構えます。そこへウェスカーに捕まったクレアも連れて来られます。
アリスはその辺にある物で倒せないか頭の中でシミュレーションするがアイザックスは格闘予測ソフトが埋め込まれており「無駄だ」と言いました。
アイザックスから「君もクローンだ」と言われたアリスは信用しないが会社の共同所有者アリシアが車椅子で現れ「本当だ」と言いました。
レッドクイーンの容姿と声はアリシアの子供時代の記録がベースだがアリスはDNAを基にプロジェリアが出ないように作られたクローンだったのです。
10年前にシャワー室で目覚める(パートⅠ)前や両親の記憶がないのはそのためです。つまりレッドクイーンは過去の姿で車椅子に乗って現れたアリシアは未来の姿という事です。
結末/バイオハザード:ザ・ファイナル
アイザックスは会議の録画をアップしたアリシアに社への背信行為だとして全幹部が起きたらクビにすると言います。
アリシアは株式の半分は自分だとして従業員のウェスカーを解雇しました。すると保護不要だと感知したレッドクイーンは扉を下ろしウェスカーを下敷きにしました。
ドクは銃を慌てて撃つが銃弾が入っていませんでした。アリスは潜入員だと読んでいて事前に弾を抜いていたのです。
ドクは連中に従うしかなかったと言い訳を始め「私は殺さない」と無視したアリスは扉の下敷きとなっているウェスカーの手に起爆装置を持たせ「握り続ければアンブレラ社の夢は守れる」と言います。
命が助かったと安堵するドクだがクレアに始末されました。
逃げたアイザックスを追うためアリスは「捕まえてすぐに地上に出るルート」をアリシアが教わるが「抗ウイルスを散布すれば感染しているアリスも消える」と言われます。
アリスとクレアはアイザックスを追い込みレーザートラップ通路で格闘します。クレアは気絶してしまうがアリスは劣勢を強いられながらも抗ウイルス剤が入っていない方のジャケットに隙をついて手榴弾を入れました。
爆発しアイザックスが動けない間に抗ウイルスを手に入れ地上に急いで上がります。
しかし、抗ウイルス剤を落とすが密かに追ってきたアイザックスに空中でキャッチされ「タイムアップ」だと銃を向けられます。
望みは絶たれたと思われたが装甲車にいたクローンがアンデッド集団を引き連れやってきました。クローンは自分が本物だとプログラムされているため本物を見て偽物だと激怒しナイフを突き刺しました。
ウェスカーが息絶えた事で起爆装置のロックが解除され最下層は爆発しアリスは抗ウイルス剤を投げ割りました。
クレアに呼ばれアリスは目を覚まします。
博士の死によりシャットダウンされていたレッドクイーンはオンラインに戻りインターフェースが表れます。
薬はT-ウイルスのみに作用するため健康な細胞は守られアリスは助かったと知ります。
アリシアは死ぬ前に記憶を残しており、アリスが他人のために命を犠牲にできるのを確かめたレッドクイーンは記録をアリスに埋め込みました。
T-ウイルスは一気に拡散していくが世界中に行き届くためには数年かかりそうです。
しかし欠けていた子供時代や両親の記憶があるアリスは普通の人間になれた気がして満足そうにバイクのスピードを上げました。(完)