PR

映画「レイクサイドマーダーケース」ネタバレあらすじと感想/犯人を決めるのはあなたです

 

作品情報とキャストの紹介

「原作 東野圭吾 レイクサイド」を「共喰い」の青山真治監督が映画化。

名門中学受験に向け子供達の合宿に同行するそれぞれの親達。

並木俊介の愛人が合宿所で遺体として発見され妻・美菜子が殺したと白状、このままでは子供達の受験に影響が出ると考えた親達は遺体を湖に沈める事に・・・しかし俊介は徐々におかしな点に気付いていく。

◆並木俊介(役所広司)◆並木美菜子(薬師丸ひろ子)◆藤間智晴(柄本明)◆関谷孝史(鶴見辰吾)◆関谷靖子(杉田かおる)◆藤間一枝(黒田福美)◆高階英里子(眞野裕子)◆津久見勝(豊川悦司)◆並木舞華(牧野有紗)

 

 ネタバレ・あらすじ

レイクサイドマーダーケース

 

並木俊介は、高階英里子と不倫関係にあるが娘の受験のために仲の良い素晴らしい夫婦を演じています。

大事な時期になり名門中学受験に向けて湖畔の別荘で勉強合宿することになり三家族が集まりました。

 

◆並木俊介、美菜子、娘の舞華

◆藤間智晴、一枝、息子の直人

◆関谷孝史、靖子、息子の拓也

 

俊介は中学受験にむけてがむしゃらに勉強することに不満を持っていましたが何も言えません。

英里子と別荘近くにあるレイクサイドホテルで密会する約束をしていて車で向かうが連絡が付かなかったので別荘に戻ります。

すると妻・美菜子が殺してしまったという英里子の死体を目にします。

 

警察に通報しようとする俊介ですが、

夫の不倫相手を殺したなんて世間でばれたら子供の中学受験に影響すると反対されます。

勉強合宿に参加していた両親達は死体を湖に沈めることにしますが反対である俊介は自分が不倫したせいで事が起こり従うしかありませんでした。

 

俊介の不倫関係にあった英里子は俊介の妻がどんな人物なのか調べているうちに塾講師・津久見が裏口入学を家族達に勧めている事を知りました。

美菜子が英里子に成り済まして宿泊していたホテルから私物を持ち帰るが、俊介は遺留品の中から、家族達が津久見にお金を渡している写真を見付け裏口入学の金だと勘付きます。

また英里子の爪に土がついていた事で別荘ではなく、別の場所で殺されたのではないだろうかと疑います。

 

裏口入学がばれるのを恐れた津久見が殺したのだろうと疑い俊介は呼び出すが、津久見は呼び出され約束場所に行くと英里子はすでに死んでいたのだ。

そして土には子供達の靴後が複数あった事を口にしました。

この計画は俊介以外の親達が子供が犯人であることを隠すために企てたことでした。

親は自分の子がそんな事をするわけないと思うが、履いていた靴がみんな同じなため確信が持てなかったのです。

ミイラ化した英里子の目には俊介のライターが差さっていました。

 

感想

さて、誰が犯人なのでしょうか?

もし子供が犯人だとして親が隠蔽したらまともに育たない気がしますけどね。

裏口入学する意味はなんでしょうか。もし、学歴で判断するような両親だったら殺したのは津久見かも知れませんよね。おそらく皆様の周囲にもいたでしょう。「あの子は勉強できないから遊んじゃダメ」とか言う親。

「金を稼ぐ・働く」と「人格」は別だと私は思います。幅広い人間と出会って経験して付き合う人間は決めるべきですね。

子供の靴なんて簡単に持って来れますし、こんな親なら犯人が子供かもしれないとなったとき隠蔽するに違いないと想像できますよね。

単純に両親の仲が壊れるのが嫌だった舞華の仕業だったら怖いですね。