中国時代劇|武則天
制作費56億、中国史上唯一の女帝・武則天の生涯をファン・ビンビン主演で描いた歴史超大作!
こちらの作品は「U-NEXT」で全82話鑑賞し、
全話あらすじ一覧と最終話の結末までネタバレ感想で詳しく紹介します。
見所&キャスト
第2代皇帝・李世民が治めた唐の時代。身分が低く下級の側室が何故、史上唯一の女帝に君臨し中国三大悪女と知れ渡るようになったのか?
美しく天真爛漫な武如意はまだ見ぬ王に焦がれ入宮するが厳しい掟の中で権力争いを繰り広げる妃たちを目のあたりにする。
純真な心と勇気を兼ね備えた武如意は親友・徐慧と協力し野望と思惑が渦巻く後宮で生き抜く覚悟を決める。
やがて李世民から媚娘という名を授かり寵愛を一身に受けた彼女はさらなる巨大な陰謀と李家の帝位争いに巻き込まれていく・・・
ネタバレ感想|武則天
16話・勇士と智者
病気のフリをしていた殷宏智は斉王・李祐を連れて長安へ攻め入るために斉王を監視する権万紀を殺害します。斉州軍が集結することを長孫無忌の耳に入れないためであり斉王も勝てば官軍だから謀反にはならないと思います。
武如意は目覚める徐慧と太宗・李世民(皇帝)と共に唐と漠北による馬球の最終決戦を見に行きます。
武如意は目が合った女性と会釈すると楊淑妃から皇太子妃だと知らされるが、徐慧は毒で床についている間に武如意が注目されるようになっていたので驚きます。
試合終了直前に呉王・李恪を負傷させられ木図が放った球が穴に入ると皇帝は戦場と同じだからと咎めることはしません。
皇太子・李承乾は最後の得点は銅鑼が鳴った後だから無効だと主張すると呉王の代わりに出て来いと挑発されます。皇太子までも怪我をさせられたら唐と漠北との関係にひびが入るので互いに譲渡し知恵比べで勝敗を決めてはどうかと提案があります。
美しい菊を摘めとの問いに皇太子はこっちが不利じゃないかと不満を口にするが皇帝は受け入れます。武如意は自分に任せてほしいと名乗り出て一輪の菊を選ぶと漠北に笑われるが他の菊をすべて燃やし最も美しいのは自分が手にする一輪だと主張します。
唯一の親友であるけども、後宮のドラマは誰かに唆されて最終的に敵対してしまうのがありがちだからなぁ・・・親友でいてくれると嬉しいけど!!
17話・武如意の台頭
納得できない漠北の木図は射術の腕比べで勝負だと言い放ち被っていた帽子を投げて射抜きます。武如意は対抗するために一輪の菊を手にしながら馬術を駆使し自ら的となると皇帝は見事に菊を射抜き唐は勝利します。
皇帝は武如意を称え「媚娘」の名を下賜すると今後は御書房にて朕に仕えよと命じます。
大朝会が終わると媚娘(武如意)は褒美は何がいいかと聞かれ殷徳妃の禁足を解くよう願います。媚娘は皇帝に誘われ花火を見に行くなか、扇に毒があったと楊淑妃に教えられる徐慧は媚娘にも疑いがかかっていることを知り困惑します。
武如意は皇帝と共に文徳皇后をしのぶために承慶殿を訪れるが殷宏智が送り込んだ刺客たちが待ち構えていました。
また禁足が解ける殷徳妃は殷宏智が長安に攻め入るために待機していると知り、無駄なことはするなと言い放つが息子が加担していると知り愕然とします。
いきなり刺客襲われる媚娘は咄嗟に素手で刀を握り負傷するが皇帝が返り討ちにします。手当てを受ける媚娘は刺客がまだ多く迫ってきたので落ちていた短刀を手にするが皇帝が一人も逃がさないと口にすると禁軍が現れ刺客を一掃します。
殷徳妃は息子を巻き込まれてかわいそうね、最初に手を下したのは我々一族で家族は生かされ感謝し自重して生活していたのに・・・
それなのにこちらから手を下したにも関わらず一族の大半を殺され恨む殷宏智のせいだよね。
18話・謀反の行方
皇太子・李承乾は殷宏智が謀反を起こした事に乗じて自らの手で帝位を勝ち取るべきと進言されます。陛下が刺客の手に落ちるなら好機だと称心に言われるが羽林軍を承慶殿に派遣して陛下を救うよう命を下します。
刺客を一掃する皇帝は何も知らない媚娘を帰らせると1年に及ぶ監視に殷宏智は気付かなかったようですねと長孫無忌に言われます。
徳妃が謀反に関わるなどあり得ないと告げるが必ず甘露殿を訪れる言われます。徳妃の禁足を解くよう願い出た媚娘を疑い連れてきたが襲われた時に命懸けで守ろうとしてくれたので疑いは晴れます。
謀反が失敗し配下が一掃されたと報告を受けた殷徳妃は斉王を守るには夜明け前に陛下を殺さねばならないと思います。皇太子は陛下の無事を知り安堵して謁見するが刺客が全員死んだから寝返ったと疑われてしまうのではと思い駆け付けた事を後悔します。
皇帝は徳妃の手料理を持って媚娘が届けに来たので彼女は利用されたようだと思います。毒が混入されている事を明かすと驚く媚娘は徳妃を探しに当て何で毒なんて混入したのだと責めます。
斉王を守るためには致し方なかったと弁明する徳妃は息子だけは無実だと伝えてほしいと願い責任を取って自害します。
徐慧は完全に不満な様子を隠せないでいますね、誰かに唆されるのも時間の問題のようだ。皇太子は太監に言われ迷ってないで早く駆け付ければね・・・
19話・不吉な予兆
楊淑妃は殷徳妃への恩情を乞うべく皇帝を訪ねるが口を開こうとすると韋貴妃がやってきます。寵愛を受け四妃の長になりながら特使が奸臣と結託し謀反を企てた事態にまったく気付かなかったと謝罪し始め、下手な芝居だと楊淑妃は呆れます。
長孫無忌が謁見願いやって来ると国事に関することになるので後宮が干渉すべきではないと進言します。
皇帝は殷宏智の謀反は国事に関するが徳妃の件は朕の私事でもあると告げると、親子を離れさせた朕にも責任があるとして徳妃の件は公表せずに手厚く葬ってやれと命じます。
謀反が成功したと勘違いした殷宏智は軍を率いて斉王と共に都に迫っていたがほぼ全滅となってしまいます。長安にくれば死は免じると詔書を渡され斉王は安堵するが、どうせ自分は死罪だと自棄になった殷宏智に刺されます。
殷宏智が斉王を殺して自害したと報告を受けた皇帝は媚娘に慰められます。韋貴妃は蕭薔がまったく陛下に相手にされないと嘆いていたので寵愛は続かないから備えよと告げるが相手にされないのは自分にも当てはまるので苛立ちます。
また徐慧も飛ぶ鳥を落とす勢いである媚娘のおこぼれで陛下に大事にされると思われているようだったので困惑します。
夜に出るものなのに白昼に太白星が出現して媚娘は吉兆にちがいないと思うが長安の民の間に悪い噂が流れ始めます。皇帝は欽天監の李淳風に天象の解明を求めると宮中にいる「武」がつく者を殺してくくださいと言われ耳を疑います。
「唐の世は3代で滅び、女帝武氏が取って代わる」
占い如きに無辜の者は殺せない言い放つと、せめて武才人だけでもと言われ他言を命じます。
他言を命じているのにすぐに韋貴妃の耳には届き、さらに欽天監の話を鵜呑みにする頭カチカチの大臣も現れるはずよね・・・