中国時代劇|武則天
制作費56億、中国史上唯一の女帝・武則天の生涯をファン・ビンビン主演で描いた歴史超大作!
こちらの作品は「U-NEXT」で全82話鑑賞し、
全話あらすじ一覧と最終話の結末までネタバレ感想で詳しく紹介します。
見所&キャスト
第2代皇帝・李世民が治めた唐の時代。身分が低く下級の側室が何故、史上唯一の女帝に君臨し中国三大悪女と知れ渡るようになったのか?
美しく天真爛漫な武如意はまだ見ぬ王に焦がれ入宮するが厳しい掟の中で権力争いを繰り広げる妃たちを目のあたりにする。
純真な心と勇気を兼ね備えた武如意は親友・徐慧と協力し野望と思惑が渦巻く後宮で生き抜く覚悟を決める。
やがて李世民から媚娘という名を授かり寵愛を一身に受けた彼女はさらなる巨大な陰謀と李家の帝位争いに巻き込まれていく・・・
ネタバレ感想|武則天
48話・出所の分からない密書
媚娘は李義府から届いた密書を徐慧は読まずに燃やしていたので理由をたずねます。今の朝廷では高貴な出自の子弟たちが実権を握っているから出自が卑しい者など相手にする必要はないと言われます。
ずいぶんと変わったしまったようだと察するが賢妃になった時は後ろ盾もなく孤立無援だったから冷酷に処断せざるを得なかったのかもしれないと、とりあえず信じることにします。
せっかく太宗・李世民(皇帝)を独占できると思っていた徐慧だが後宮をまとめるのは大変だから媚娘に協力させると陛下に言われます。
感謝する徐慧だがやはり排除せねば終わらないと思い瑞安が書いた文を集めて筆跡を真似て文をしたためろと命じます。
皇帝は高陽公主が高名な僧侶・弁機と密会を重ねていると知り房玄齢の息子・房遺愛との結婚を命じます。
媚娘は徐慧の側にいた宮女が亡くなったと報告を受け前に会った時に怯えていたことを思い出します。散歩に出ると高陽公主が池に飛び込むと騒いでいたために飛び込むつもりはないと察し巧みになだめます。
徐慧の画策により朝臣たちのもとに媚娘が密かに行軍し軍略にも干渉していたと密書が届きます。関隴集団を率いる長孫無忌は必ず媚娘は災いの種となるから排除せねばと思うが従軍や軍略への鑑賞では死罪にできないので女帝武氏の予言を利用するしかないと思います。
長孫無忌は李淳風の墓参りに来ていた袁天罡に会いに行き協力を頼みます。
49話・大臣たちの嘆願
瑞安は徐慧に呼ばれて向かうと肌身離さず持っている手巾を見せるよう言われ警戒しながら差し出します。二人は想い合っていたみたいねと言われると私は文娘は殺されたと疑っていると言われ調書を渡されます。
どうやら賢妃様を誤解していたようだと思うが徐慧がその場を離れた時に文娘に贈った燭台があるのを見つけます。
長孫無忌は袁天罡を説得し陛下に謁見すると媚娘が女帝武氏か否かを占卜を行うべきだと進言し朝臣たちと共に甘露殿の外でひざまずきます。
媚娘は文娘を殺したのは徐慧だったと瑞安に言われ驚くが敵を討つために行動に移そうとしていたので濡れ衣だったらどうするんだと止めます。
まずは確かめるべきだと説得すると皇太子・李治が駆け込んできて窮地を知らされます。なんで今になって私に矛先を向けるのかと理由は分からないが重臣たちが北伐に同行したことを知っていたと言われ徐慧しかいないと確信し悲しみます。
媚娘は自分を救えるのは朝廷内の人物だと察し跪いている者の名を李治から聞き出します。出世欲が強い李義府に目を付け朝廷と後宮で協力し共に道を切り開こうと説得を試みます。
関隴集団から疎外されている李義府だが占卜で女帝武氏が媚娘だと出れば陛下でも救えないと言います。簡単に説得できると思っていた媚娘だが悔しさを押し殺し此度の件を乗り着れたら私についてこいと告げます。
媚娘は陛下に汚名を着せられて死ぬのは嫌だと訴え高陽公主が房府に嫁ぐので称号を剥奪し公主の侍女とし同行させてほしいと願います。
皇帝は予言では確かに「宮中にいれば」とあるので媚娘の提案を受け入れることにし、媚娘を冷遇したり命を危険にさらせばお前たちを罪に問うと訴えます。
そもそも女帝武氏の身代わりとなった者はどうしたんだ?あの件は皆さん無視ですか?長孫無忌は最後まで絡んできそうだな・・・
50話・涙の決別
皇帝は媚娘を房府に嫁ぐ高陽公主の侍女にすると告げ長孫無忌たちを下がらせるが戦でも引き裂けなかった関係なのに皇宮でこんな目に遭うとはと嘆きます。
誰かに話したかと問われる媚娘は徐慧だと確信するものの首をふり、侍女として送り出してくれるのでよい結果だと告げます。
媚娘は瑞安に陛下に会いに行くよう命じると徐慧を呼びだします。皇宮を離れるらしいけど私が房府から呼び戻してあげるから安心してと徐慧に手を握られる媚娘だが私が陛下を追って戦地へ赴いた噂を流したのはあなたでしょうと訴えます。
大臣たちに贈られた一通を手に入れたと見せられるが媚娘はその場で破り捨て、確かに瑞安の筆跡に似ているが実は瑞安には文の内容を一言も話していないのだと訴えます。
前から疑いをもたれていたようねと開き直る徐慧は密書だけでなく紙片を文娘にすり替えさせ李承乾に渡したこと、文娘を殺した事も認めます。
あなたがいれば自分は幸せなれないから何度も葬ろうとしたのに死線を乗り越えてくるとはと言い放ちます。
あなたが皇宮に二度と戻らなければ仲が良かった姉妹に戻れるから約束してと訴えます。そんな徐慧に媚娘は陛下から寵愛を得られないのはうわべでしかものをみれないからだと指摘し、一生私の陰として生きていくだろうと訴えます。
徐慧は錦楽宮に戻ると媚娘との会話はすべて聞かせてもらったと姿を見せる陛下に言われ驚きます。李承乾の謀反に関与して侍女を殺し幾度も媚娘を陥れようとするとは朕に恨まれることを恐れなかったのかと引っ叩かれます。
賢妃のまま錦楽宮でたった一人で住み続けろと命じその場を去ります。
弁明する尺なんて取らなくていいのよ、
なにわともあれ、やっと徐慧の乱が終わった。後ろ盾も何もないからもう大丈夫だろう。
李世民も愛する女性を守るためにもう二度と会えないと分かっていても選択したのは立派ですね。高陽公主は嫁いだ身になっても弁機と密会するとはあとあとヤバそうだし酒盛りばっかりね。公主が嫁いだという事は媚娘もすでに皇宮を出ているようだし数カ月経過しているようだ
51話・ 募る想い
高陽公主の侍女となった媚娘は公主が房遺愛に嫁いでも弁機と密会を重ねているので何とかせねばと思います。宴に招かれた呉王・李恪が弁機を殺そうとしたので公主に累が及ぶので阻止するが宴に堂々と弁機を随行させるなんてどうかしていると公主を咎めます。
しかし、房遺愛とは互いに干渉しないと約束しているから大丈夫だと事の重大さに気付いていないので困惑するが気持ちも理解できるために悩みます。
唐に大きな災いをもたらすと思い込む長孫無忌から始末するよう訴えられる房玄齢だがこの一年で媚娘を信頼し始めていたために拒否します。
房府に留めておくから大丈夫だと言われ長孫無忌はその場では納得するが蕭瑀を使って弾劾するよう指示します。
媚娘は李義府を呼び出し長孫無忌が徒党を組んだ証拠を見つけ出すよう指示するが朝議で発言する際は細心の注意を払ってくれと念を押します。
李義府は長孫無忌が関与する不正の証拠を見つけるが上奏するまえに先手を打たれてしまいます。
房玄齢は陛下から絶対的な信頼を得られているために房玄齢を弾劾した重臣は領地に戻るよう言われ、更に李義府に勘繰られた事で配下を切り捨てた長孫無忌は、こうむった痛手は寛大だと息子・長孫沖に言われます。
李義府は小物だが背後にいる者がかなりの切れ者だから監視して突き止めろと命じます。
媚娘は陛下に会うために李義府を使っている事を黙って許してきたが我々老臣の心情も理解するよう房玄齢から言われ長安を離れる決意をします。
しかし陛下が倒れたと報告が入り・・・