作品情報キャストの紹介
ジェン・イェチョンとチャオ・ルースー共演の中国ラブ史劇ファンタジー
驪国の皇女・燕燕は幸せに暮らしていたが諸国を制圧した天原国の兵を妖魔に寝返った丞相が招いてしまったため襲撃を受けます。家族を殺され愛する左紫辰の目を傷付けて逃げのびた燕燕は亡くなってしまった侍女・阿満に姿を変え名前を覃川とし妖魔の霊力を封じることが出来る霊灯を探すため香取山に潜入する。命と引き換えの決死の策であり覃川は決意するが実は彼女を密かに逃がしていたのは千年も彼女を愛する美しき仙人・傅九雲だった。徐々に惹かれていく彼女は「復讐」、「愛」どちらを選ぶのか
ネタバレあらすじ/三千鴉の恋歌
第17話・公子斉の正体
公子斉に会いに行った覃川だが靂渊と左紫辰がやってきたため馬の影に隠れます。
公子斉は強い妖気を感じると靂渊が「そなたの絵は実に素晴らしい」とやってきました。絵を描くだけで仙山とは縁がないので天原告の皇族に褒められると嬉しいと笑い茶を勧めます。
仮面を取って見せて欲しいと頼まれるが眉山と入れ代わっていたので堂々と見せてやると靂渊は花創大会に賓客として招くから来てくれと言い去って行きます。
覃川は出てきた靂渊に天界の弓を引くが傅九雲が化けた子供に話しかけられ失敗に終わります。
傅九雲は靂渊から出ている妖気は自分が持つ2つの力と同じなので背後に妖王がいるはずだと眉山に告げます。
靂渊は鳳眠山の絵師を訪ねたが大した力もないし傅九雲でもないと報告すると左相国を殺したのは傅九雲から霊灯を奪った者だと言われます。
その者を使って傅九雲を誘き出すため「まだ父親殺しの犯人を突き止められないのか」と左紫辰を叱咤します。
覃川は太子妃の立候補者22人が集まる万花楼に料理を届け戻ると招かれた公子斉にも料理を届けるよう女将から強いられます。
公子斉とは縁がないからと届けずに盗み食いしていると仮面を付けた公子斉に「私の好物だ」と話しかけられ招かれてしまいます。
公子斉から「最愛の侍女です」と紹介された覃川は公子斉が傅九雲だと気付きます。
邪魔しないでと言い放ち出て行く覃川だが傅九雲の愛情を感じ動揺します。
第18話・失敗
覃川は太子妃候補者の1人を手刀で気絶させ成りすまし参加します。
子供に化ける傅九雲は公子斉に化ける眉山と共に酒を楽しむフリをしながら覃川を捜すと舞を披露しに姿を現しました。
勝者に選ばれた覃川は面紗を付けたまま部屋に迎えられます。
二人きりになったところで天界の矢を放ち霊灯で吸い取ろうとすると飛ばされた靂渊が目を開き左相国をやったのはお前の仕業かと言いました。
反撃を受け危ないところを傅九雲が放った鳥に助けられ逃走するが左紫辰に追いつかれてしまいます。しかし父親殺しの犯人だと知っても「二度と戻ってくるな」と見逃されます。
左紫辰おかげで逃走に成功した覃川は料理人としての生活に戻ると玄珠が訪ねてきました。
「左紫辰に近付かない約束だ。彼が靂渊に仕えているのはあなたのためだ」
覃川は復讐は1人でやるし強力などいらないと言い放ち「もう大人なんだから私に執着するな」と席を立ちます。
燕燕飯に戻ると公子斉(傅九雲)が客として来ており覃川の作った料理を要求していました。
街では太子襲撃の犯人捜しが激化しており傅九雲は女将に気に入ったら譲ってくれと告げ強引に覃川を連れて帰ります。
覃川は公子斉の絵を見ると幸せだった頃の滅びる前の驪国の光景が目の前に広がります。
涙を流す覃川は感謝を伝えるが「もう邪魔はしないで、絵なんかで説得することはできない」と訴えます。
「今回の失敗で思い知ったはず、靂渊の敵はもう一人いる。そのうち誰かがやってくれるから大人しくしてろ」
覃川は亭渊が霊灯を欲しているのは妖魔を封じるためかと気付き本物の霊灯を持って訪ねます。
第19話・覚悟の一手
覃川は「霊灯と契りを交わしたから自分が靂渊を始末してあげる」と亭渊に伝えます。
契りを交わすと体が滅びても魂はこの世に残り苦しみは永遠に続くのだと教え、靂渊が武器も法術も効かないのは何故なのかと聞きます。
亭渊はずっと好機を狙っており不死身であっても中元節には霊力を失い普通の人間になる事を突き止めていました。
亭渊は野心があるわけではなく国師が靂渊を使い妖神の信仰を広めたので皇子の立場から妖魔を除く責任があり天原国も驪国の民も救いたいのだと言います。
傅九雲は白公子を通して覃川を見張っており亭渊と目的は一緒だが覃川が同志ではないと思っているので安心します。
しかし覃川が亭渊の協力を得て喪服を着て宮廷に乗り込むと知り心配で宮廷に向かいます。
妖王から宣戦布告を受け苦しむ傅九雲は覃川を見捨てられないから封印を解いてくれと眉山にお願いします。
そして導かれるように昊天殿に向かうが覃川に話しかけられ仙術で封印します。
「本当に白紙仙術なんかで靂渊を始末出来ると思っているのか、本当に亭渊が帝位に付いたら驪国の民を守ってくれると思っているのか」
第20話・作戦決行の日
左紫辰は靂渊に気に入られた玄珠に太子妃にはなるなと告げます。
身分も尊厳もなく宮廷で遊ばれるだけの毎日になってしまうと涙を浮かべる彼女を見て見捨てる事は出来ず「天原国を離れて二人で暮らそう」と誘います。
すべてを忘れ二人で生きていこうと言われ玄珠に笑顔が戻るが母親は太子妃になれば皇后になれると喜んでいるため複雑な心境になります。
亭渊から「才能ある者は傷付けたくない、兄上に近付きすぎるな」と忠告を受けた左紫辰は必ず連れ出すから信じてくれとこっそり伝えるが宮女に扮する覃川を見付けます。
「見付かったら命はないから立ち去れ、復讐はここまでにして忘れろ」
覃川は左紫辰が好きで嫁ぎたかったが裏切り者が消えても自分だけでなく驪国の民も許すわけないと言い放ちます。
好きだった左紫辰は自分の中で消滅し左紫辰が好きだった燕燕もいないのだと告げその場を去ります。
覃川は太子に喪服を届け着替えさせているとそこに左紫辰がやってきました。
覃川は引き下がろうとすると喪服の中に仕掛けた白紙仙術の紙人形が落ちてしまいバレそうになるが左紫辰が機転を利かせて踏んで隠しました。
紙人形を返してくれと要求するが復讐を止めたい左紫辰は靂渊に近付けるのは自分しかいないと返してくれません。
そこに逃がしたはずの玄珠が戻ってきて父親を殺されたのにまだ燕燕を守ろうとするのか怒ります。
復讐を終えなければ苦しみは終わらないと思った玄珠は自分に紙人形を渡すよう訴えます。逃がすチャンスを逃した左紫辰は紙人形を付けられるのはもはや彼女しかいないと思います。
覃川は玄珠を信じて待っていると地図上に光が差すが場所が東宮ではありませんでした。
思った通り中元節には普通の人間に戻るのだと分かり好機であるため亭渊と左紫辰を連れて昊天殿に向かいます。
それを見守る傅九雲・・・