中国時代劇「霓裳」
逆境を乗り越えていくヒロインと記憶を失った溺愛殿下の一途な愛を描くロマンス時代劇
見所&キャスト
安くていい物を提供するのが信条である織物業を営む謝家の娘・謝小霓は宮中に生地や衣類を納める商家を決める錦繍大会が開かれると知って張り切る。
家業を継ぐため男性のふりをしている姉の謝楓と一緒に大会に参加する準備を始めるが陥れられて家も家族もなくなってしまう
家族の恨みを晴らし商売を再開させようと決意する彼女は霓裳という偽名で技術を学ぶと昔助けた皇子・歐陽子虞と再会する。
大ヒット作「花不棄」の制作会社が贈る勇敢なヒロインシリーズ第二弾!!
全40話で紹介します
ネタバレ感想/霓裳
1話・宮中からの賓客
馬車で移動していた洛王(歐陽子虞)は車輪が外れて馬も離れてしまい御者を務めていた弟子の小路を助けるが崖から転落してしまいます。
~半月前、
宮市局の市が開かれ、謝家の娘・謝小霓は家名を上げるために錦繡大会に参加しようとお触れを取ります。
謝氏綢布荘に戻ると父・謝林甫と兄・謝楓から勝手に外に出るなと叱責されるが織物業を営む商家だから参加しようとお触れを見せます。
みっともないから女子が出歩くなと父から言われ、兄上も本当は女なのにと口を滑らすと謝楓を男とせねば家業を継がせられないんだ、二度と口にするなとまたも叱責されます。
しかし謝楓の説得により参加が認められたので謝小霓は準備を手伝います。
袁道成(宮市局副統領)は西州の使者に国力を示すため陛下の勅命を受け錦繡大会を開くことになったと告げます。陛下が送り込んだ洛王に勝者として選ばれれば生地や衣装なども宮中に納められます。
洛王は公平を重んじ情に左右されない人だが三流の商家を選んでしまったら宮市局の顔が潰れてしまうと高璇は言います。
大会に向けて準備をしていた謝家では染物が黒ずんでしまい明礬を使う方法しかないと話し合うが翌日には奇麗に染まっていました。謝小霓は喜んでいると何か入れただろうと父親に気付かれてしまい銀糸炭を使ったと告げます。
昨日の夜に勝手に外にでたことで怒りを買っていたが手柄を立てた事で仕置きは免じられます。
洛王は宮市局を訪ねると最大の織物商である城東の蘇家と関係が深いと知ります。高璇から蘇家を選ぶべきと告げられるが重要なのは公平性でどの商家にもチャンスがあるはずと告げます。
謝小霓は元宵節の祭りに参加するため密かに出て行き蘇文宇の謎解きを奪います。女性が言い寄られていたので助けると暴力を振るわれそうになるがまたも出くわした蘇文宇に助けられます。
しかし止めに入る蘇文宇の手が胸に当たったため引っ叩いて逃げるが蘇文宇は彼女が落とした手巾を拾い笑みを浮かべます。
袁道成は洛王の馬車に細工するよう命じたが崖から転落したと聞かされ陛下に追及されたらどうすんだと高璇を叱咤します。
2話・身元不明の貴公子
謝楓と狩りに出かけた謝小霓は倒れている洛王(歐陽子虞)を発見し自分が矢を射ってしまったのだと勘違いして屋敷に連れて帰ります。
奇麗な顔しているのねと謝小霓は覗き込んでいると急に目覚めたので驚くが正気を失い子供みたいになっていたので身元が分からないでいました。
包子が好きなのか頬張って食べだしたためとりあえずパオズ(包子)と名付けて謝家で面倒を見ることにします。
宮市局の袁道成は錦繡大会の全権を陛下から与えられるが自分の屋敷を出てから洛王が失踪したため誰かに追及受ける前に見つけねばと思います。
謝楓から尋ね人の絵がパオズそっくりだったと報告を受ける謝林甫は役所が密かに捜すのは罪人の可能性もあるので大会が終わったら出て行かせるよう告げます。
姉さんとパオズから呼ばれ仲良く過ごしていた謝小霓は涙を流し悲しみます。
錦繍大会の最終選考に残った謝家は決勝に進むが決勝での対戦相手は宮市局と癒着している大商家の蘇家でした。
蘇功銘は謝家が残ったことに不満を口にすると聡明な兄・蘇功権から普通に勝負すればいいだけだと言われるが商売は以前の3割増しで迫ってきているので潰さねばと思います。
第一線の刺繍大会では二日という短い期間なのに蘇家が離れ業を成し遂げたので驚くが確認すると確かに配布された布でした。謝家の作品は手抜きだと言われるが謝楓は二日という期限では両面刺繍すうrのは不可能でありその中でもテーマである春を表現できていると訴えます。
いち早く開く一枝の桃の花は他と競う必要はないし春への期待の象徴だとアピールします。
3話・錦繍大会
第1戦の刺繍大会の投票が行われ8対1で蘇家が勝利します。
蘇家の若旦那・蘇文宇は元宵節の夜に一目惚れした謝小霓を発見し謝家の娘だと知って喜びます。こちらは大商家であるため尊敬されるはずと思い名乗るがいんちきで刺繍大会に勝った蘇家かと罵られます。
謝小霓の言っている事は本当なのか確かめるため父・蘇功権を訪ねようとするが複雑な刺繍が二日で完成できるわけないだろうと蘇功銘を叱咤していました。
高璇を買収して先に布を仕入れていたのだと知り謝小霓に謝罪しに行くが告発はできないので許されません。
第2戦の色止め対決では天日にさらしても色あせることはなかった謝家が勝利します。
第3戦の染色対決で謝小霓は雨上がりの虹を目にし真珠の代わりに貝殻を使って表現したらどうかと発案します。
パオズがいなくなったと侍女・紅蕊から知らされた謝小霓は捜しに行きます。
第3戦で謝家は貝殻を使って輝く虹色を実現した幻彩羅で勝負すると驚きの声が上がります。動揺する袁道成は素晴らしい作品だが赤色という題目から離れているので勝者にはできないと告げます。
すると、包子の店主に殴られ記憶が戻っていた洛王が投票もせずに勝敗を決定するのかと突如現れます。
謝林甫と謝楓はパオズが洛王だと知って慌てて跪いて挨拶します。洛王が投票するべきと訴えたために反論できるものがおらず見事に勝利した謝家は御用達となり賞金100両を受け取ります。
洛王は「後日、幻彩羅を用いて夏用を作り西州の使者に贈って国力を示す」と告げ去っていきます。
宮市局に呼ばれた謝楓は西州の使者に贈る品について通常の生地とは一線を画すべきと言われます。
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