作品情報/キャスト
陳情令の監督と半妖の司籐姫の原作者が壮大なスケールで放つ、チャン・イーシャン&グアンホンのW主演のファンタジック・ラブロマンス
神仙、幽族、人間、3つの種族が存在する世界。
明国の都・啓封府の捕吏長・展顔たちは奇妙な事件を捜査する中で天上界からの使者・端木翠と出会い幽族の仕業だと教えられる。
種族を越えた愛と友情、異世界をも巻き込んだ陰謀と戦いを描き壮大なスケールで展開していく。
全52話で紹介します
ネタバレ感想/玉昭令
45話・蓬莱を手中に
展顔と一緒に沈淵から戻る端木翠は蓬莱に帰ろうと楊鑑に言われます。
人間界で展顔と生きていくと告げると己の身分を忘れたのかと怒り呆れたように去って行ったので追いかけます。
法力がない事に気付かれたので江文卿が江易に成りすましていた経緯を教え、奴との戦いで法力を失ったから帰れないのだと誤魔化します。
神位を失っている事を知らない楊鑑は魂を守ることができる符縄を端木翠に与え法力を回復させることができたら蓬莱に戻って来いと告げます。
展顔は啓封府に戻ると江夫人たちから喜ばれるが上官策から江文卿はどこへ行ったのかと聞かれます。
選択を誤ったからもう二度と啓封には戻って来ないと思うと告げます。どう伝えていいか迷っていると上官策はよほどの理由があるのだろう、どこかで元気ならそれでいいと受け止めます。
職務中に展顔が倒れて寝込んでしまったので端木翠は草廬に連れて帰ろうとしたが法力が使えないので諦めます。展顔が目覚めたあと草廬で過ごすが端木翠は江文卿が沈淵から出てきた夢を見ます。
江文卿は蓬莱図の力で玄天傘を破って生還しており、天道使君となって楊鑑たちの前に現れます。
神仙たちは千年ぶりだと再会を喜ぶが楊鑑は龍族だけに落ちる雷が発生したので不審に思います。人間界の者が良縁を願うと天道使君はすべて消し去り姻縁は月老が与えるのであって人間は求めてはならぬと告げます。
法力を奪われた月老は天道を振りかざしみだりに罰しているので、こいつは丞相ではないと言い放ちます。
46話・見知らぬ神像
李瓊香が営む錦繍布荘を訪ねた端木翠は展顔がやってきて一緒に選んでくれたので照れるが李年慶の妹・采秀が気になるのだと告げます。
李家で会った時に結婚を嫌がっていたのに何で急に幸せそうに準備しているのかと不審に思い声をかけると前に自分と会っているはずなのに気付いていないようでした。
采秀の手は冷たく耳の後ろには奇妙な虫の模様がありました。李家を訪ねると、これまでどんな縁談も断ってきたのに急に老いぼれを連れてきたのだと困り果てていたので彼女が幽族に寄生されていると確信します。
よもぎを焚いて捕らえると法力を使い切って寄生したようなので外に出たら死んでしまうと気付きます。
天道使君が人間界の各地に私の像を安置し随所で目を光らせ秩序を作り直すと言い出したので楊鑑は蓬莱は人間界の掟に干渉しないと告げます。
「人間界から幽族を追い出せ、留まる幽族は殺せ」
端木翠は幽族が嫁ぎたい相手を探すとボロボロな姿となった文曲星君だったので驚き何が遭ったのかと聞きます。
幽族を密かに養い姻縁を願ったら天道使君に神位を奪われたのだと聞かされるが天道使君なんで聞いた時ないと思います。
文曲星君は神位を奪われ人間になった事で急に老い、幽族もすべての法力を使ったので、互いに先は長くありません。端木翠は二人のために何かしてあげたいと展顔に相談し婚儀の準備をして祝福します。
端木翠と展顔は月老廟に行くと呼びかけに応じてくれないので神位を失ったのかと困惑すると天道使君の神像があったので何かおかしいと思います。
また啓封府にも急に神像が置かれており上官策たちが動かそうとしてもびくともしませんでした。
展顔は目を覚ますと何故か姚家の娘・蔓青が隣で寝ていました。蔓青を娶らねば陛下に報告すると姚家は訴えだし共寝した男女が結婚しなければ死罪という新法があると端木翠は聞かされます。
濡れ衣だと分かる端木翠は捕らわれている展顔の面会に行き話を聞きます。
47話・神位を失った代償
端木翠は蔓青に会いに行くと首吊りをはかっていたので救出します。
蔓青は劉向紈(幽族)と愛し合っていたが天道使君が追放を命じ天兵によって殺されていました。娘が幽族と恋仲だと知れ渡れば罰を受けるので彼女の父親によって展顔は陥れられたのです。
劉向紈がこの世にいないと知った蔓青は遺書を書いて展顔の無実を明らかにしました。
端木翠は人間界を守ってきた蓬莱のやり方ではないため蓬莱に異変が起きているのは間違いないと確信します。
楊鑑は啓封の民と幽族は協力して生活しているのに何で追い出さなければならないのかと天道使君に訴えます。
争えばまた被害が出てしまうと訴えるが天道の掟に基づき編纂した法典を渡され人間界の役所に届けるよう命じられます。
端木翠は天道使君とは誰なんだと楊鑑に聞くが白髪を見られてしまい神位を失ったのがバレてしまいます。必ず救ってやるから蓬莱に帰ろうと言われるが展顔がいる人間界を離れたくないのだとお願いします。
老いていく自分を隠す端木翠は自分には時間がないと思い展顔に護身傘を贈り呪文を教えようとしたが倒れてしまいます。
楊鑑は神位を失ったら急激に老いていき魂は砕け散ると展顔に教え、彼女の前ではいつも笑顔でいろと告げます。
48話・めでたく夫婦に
展顔から花嫁衣裳を贈られ「妻になってくれ」と求婚を受けた端木翠は涙を流して承諾し抱き合います。
上機嫌で帰っていく展顔の後ろ姿を見送る端木翠は楊鑑から授かった符縄がボロボロになっているのを目にします。
草廬で花嫁衣裳に身を包み展顔と過ごした幸せな日々を振り返り涙を流します。
翌日、花嫁を迎えに行く展顔だったが端木翠は先行き短い自分がいると重荷になってしまうと思い置手紙を残し姿を消していました。
端木翠は永遠の愛を誓った証を捨てようとすると展顔が受け止めたので驚きます。老いていっているのは前から知っていた、だからこそ一緒にいられる時間を無駄にしたくないのだと言われ涙を流します。
人間となった月老に別れや復縁を繰り返すのは当たり前だ、仲直り出来て良かったと話しかけられます。姻縁は見届けねばと言われ、2人は皆に祝福されながら予定通り婚儀を挙げ夫婦となりました。
夜間の外出禁止、賭博の現場を押さえた場合は捕吏が即刻腕を斬り落とすと新しい法典を目にした展顔はいったいどうなっているんだと困惑します。
何も悪さをしていない幽族が次々と蓬莱に捕縛されているのを目にし啓封府か細花流に逃げるよう告げます。
端木翠は温孤が生きていたので喜ぶが自分のことを忘れているのだと気付くと離れろと紅鸞がやってきます。前みたいに容赦なく温孤を殺しに来たのかと訴えられ、あの時は天に背く罪を犯したからだと告げます。
しかし紅鸞の恨みは深く二度と顔を見たくないと言われたので展顔はいつか誤解は解けると端木翠の手を取り出て行きます。
端木翠と展顔は草廬に戻ると楊鑑が待ち構えており天道使君は義父上だと知らされます。幽族の迫害も新法典の発布も義父上が考えたものと言われ、展顔は蓬莱にいるのが江易でないのなら江文卿ではないかと言います。
端木翠は沈淵に閉じ込めているはずと告げるが楊鑑も江易ではないと疑っていました。
天道使君の命により街が封印されると行き場を失った紅鸞と温孤が助けを求めてやってきたので花嫁行列に紛れさせるが天兵に捕まってしまいます。