作品情報・キャスト
カービィ・ホイとチェン・ジンコーが共演した中国ラブコメ時代劇
煜王の妃選びの宴を抜け出したおてんば令嬢・素錦は出会った貴公子に一目惚れし恋して結婚したいと願望を持って逃亡。
母親の叱責を受けた異母姉妹の素語は素錦を名乗って煜王に嫁ぎ、それを知った素錦は責任を感じ素語を救うため王宮に潜入すると貴公子に再会する。
実は貴公子の正体は煜王であり、失敗ばかりで侍女らしからぬ素錦を対立する異母兄・錦王のスパイと疑い侍衛に扮して監視していた。
やがて惹かれていくことになるが幼い頃から素錦に想いを寄せる錦王とは王座争いだけでなく恋でもライバル関係になっていく。素錦と煜王の互いの正体を知らない恋はうまくいくのか?
全34話で紹介しています
ネタバレあらすじ/初恋王宮
第25話・郡主の都入り
蘇錦は庭の手入れをしていると錦王がやってきて贈り物を渡されるが煜王に誤解されるのでいらないと断ります。
しかし、情愛の贈り物ではなく帰還土産だと強引に渡され仕方なく受け取ります。
目撃していた煜王は錦王から贈られた腕輪を彼女から奪うように取り外し対抗するために国宝・千年寒玉を贈ります。
千秋宴に出るため都へ向かっていた南嶼の相王の末娘・容靖郡主は刺客に襲われます。煜王に命じられて出迎えに行った鍾離は刀が交わる音を耳にし駆け付けて刺客を追っ払います。
鍾離は「迎えに来るのが遅かったから刺客に襲われた。責任を取って到着するまで同じ馬車に乗れ」と強引に郡主に乗せられ困惑します。
錦王は王妃・素語を訪ね千秋宴の時に高陽台で遺言状を探して欲しいと頼み容靖郡主を出迎えます。
第26話・太妃の祝宴
蘇錦は来るなと煜王に命じられていたが千秋宴の様子を見たいがために掃除をほっぽりだして塀に上ります。
煜王はひょっこり顔が出ていたので「やっぱり来たか」と内心思いながら気付かないフリをします。
蘇錦はいきなり現われた猿に襲われ高陽台に逃げ込みます。目で合図を送られた王妃・素語は高陽台に行くと猿がいたので驚くが容靖郡主が太妃へのお祝いで舞のために連れてきた霊猿だと知りしっかり躾けるよう叱責します。
その頃、隠れていた蘇錦は偶然にも遺言状を発見します。
容靖郡主は霊猿を使って周囲を楽しませ、どさくさに紛れて蘇錦も見物しに行くが手に付いた赤い塗料を目にした猿に再び襲われます。
蘇錦は太妃がいる方へ逃げてしまったため二人して池に転落してしまいます。錦王は蘇錦を助けるために飛び込み煜王は太妃を助けるよう鍾離に告げ蘇錦を助けるために飛び込みます。
煜王は容靖郡主を叱咤するが蘇錦に目で合図を送られ太妃を心配します。すると錦王が蘇錦の方に向かったので太妃を永衛閣に送るよう錦王に命じます。
太妃が原因不明で意識が戻らないと知り煜王は困惑していると容靖郡主が訪ねてきて「太妃を目覚めさせたら南嶼の東にある鄺州の地を下さい」とお願いされます。
そしてどうせ寝たふりだと察知していた容靖郡主は鼠を放ちました。
第27話・正直に言うべきか
容靖郡主は鼠を放つと寝たふりをする太妃は早く追い出してと飛び起きます。
煜王が容請を寵愛していると宮中で噂がたち2人で食事を摂っていたので、やきもちを焼く蘇錦は料理を運んで様子を伺います。
高陽台での蘇錦の罪を太妃から追及されないために煜王はわざと容靖と親しげに過ごしていたが、そうとは知らずに蘇錦は容靖と木に登って勝負します。
二人して木から落下してしまうが蘇錦は煜王に抱き抱えられ、容靖は鍾離に抱き抱えられます。
太妃は千秋宴の日に蘇錦が遺言状を手に入れ煜王の手に渡ったのではないかと焦ります。朝見させれば牽制になると思い蘇錦の両親を招くよう命じます。
蘇錦はすべてを白状するつもりで錦王を訪ねるが話の流れから「主に嘘を付くのは重罪」と言われて言い出せなくなり錦王に助けを求めます。皇后(素語)は妹の素性がバレたら大変だと焦るが「静観していろ」と錦王から伝言を受け従います。
錦王は偽の両親を立てて聞夫人と申し合わせれば大丈夫だと言います。
第28話・錦言の素性
煜王に命じられた鍾離は聞府に向かうが錦王の姿を目撃したので侵入し屋根上から様子を伺います。錦王(錦言)の両親は所在不明だと分かるが聞夫人が使用人のことをやたらと心配していたので疑問を抱きます。
鍾離から報告を受けた煜王は「両親が罪人なのか、蘇錦に秘密があるのか・・・」と考えるが素性に問題があれば処罰されてしまうのでまずは太妃の命に対処するため偽の両親を仕立てろと命じます。
蘇錦は錦王に言われたとおり偽の身分を必死に覚えます。出迎えて適当に笑顔で会話をするが紙切れを渡され確認すると今まで頑張って覚えた身分と違うので困惑します。
煜王は蘇錦がそんなにすぐに覚えられるわけないと思いフォローするため向かいます。褒美を受け取り感謝を伝える蘇錦たちだったが「錦言の両親が命を受けて謁見に参上」と宦官の声が耳に届ます。
煜王は自分が仕立てた李夫妻は戸籍簿を差し出していたので後からやってきた江夫妻を陥れようとした罰として連行します。調べると錦王が仕立てた偽物だと分かります。
しかし、鍾離が聞家の嫡女の姿絵を手に入れており煜王は確認すると蘇錦だったので驚きます。両想いだと想っていた煜王だが蘇錦の恋路を邪魔していたんだと動揺します。
第29話・すれ違う想い
煜王は錦王に禁足を命じると「錦王と江夫妻を助けて」と蘇錦にお願いされるが命を撤回するつもりはないと告げます。
「割れた鏡は戻らない」、そう告げて出て行くと翌日、蘇錦が割れた瑠璃鏡を直して駆け付けてきました。江夫妻は許すが首謀者はダメだと告げると必死で庇おうとするのでそこまで錦王を想っていたのかと思います。
そして玉蕊氷心が枯れているのを見て蘇錦の仕業だと勘違いし「もう親王府に仕えなくてよい」と告げます。
太妃は王族を陥れた罪を認めさせて鞭打ちにしろと命じます。煜王は駆け付け「私を疑っているのでしょう。どうせ錦王のところに人をやって調べさせているはず、その者の報告を聞いてから判断したらどうですか」と訴えます。
太妃は待っていると「錦王はすべて1人でやったと認めています」と報告を受け驚きます。
煜王は「私のことは信用できずとも錦王なら信用できるでしょう」と言い放ち蘇錦を下がらせます。
錦王が出征を願い出たので煜王は反乱をおさえるためにすべての罪を免除すると告げ応じます。しかし太妃がやってきて出征する前に後継ぎがいないから蘇錦を嫁がせると言い出します。
太妃と錦王の狙いはこれだったのかと気付く煜王はなにもかも疲れてしまいます。