作品情報・キャスト
カービィ・ホイとチェン・ジンコーが共演した中国ラブコメ時代劇
煜王の妃選びの宴を抜け出したおてんば令嬢・素錦は出会った貴公子に一目惚れし恋して結婚したいと願望を持って逃亡。
母親の叱責を受けた異母姉妹の素語は素錦を名乗って煜王に嫁ぎ、それを知った素錦は責任を感じ素語を救うため王宮に潜入すると貴公子に再会する。
実は貴公子の正体は煜王であり、失敗ばかりで侍女らしからぬ素錦を対立する異母兄・錦王のスパイと疑い侍衛に扮して監視していた。
やがて惹かれていくことになるが幼い頃から素錦に想いを寄せる錦王とは王座争いだけでなく恋でもライバル関係になっていく。素錦と煜王の互いの正体を知らない恋はうまくいくのか?
全34話で紹介します
ネタバレあらすじ/初恋王宮
第5話・あの人は王様付きの侍衛
素錦は自分は王妃様の侍女だと告げて金玉令を返します。煜王が自分は近衛兵だと告げた事でそれを信用した素錦は「いつもそばにいるなら煜王に会わせて欲しい」とお願いするが今更占い札など無駄だと言われます。
煜王と素錦に成り代わる素語の婚儀が執り行われてしまい心配する素錦は金玉令を持つ近衛兵はいるのかと小喜子に聞くと先王の形見で持っているのは煜王と鍾離だけだと知らされ名前は鍾離なんだと勘違します。
太妃は煜王が婚儀に現われないので梅苑に押しかけるがそこにもいませんでした。
逃げ出す煜王は池に浮かぶ小舟に素錦がいるのを目にします。話しかけると太妃の使いがやってきたので泳げない彼女の手を取り池の中に飛び込みます。
衣を乾かすため火をおこすと素錦に「煜王の顔を見てやろうと張り込んでいたのに花嫁に待ちぼうけを食わせ現われなかった」と言われます。無礼なことをグチグチ言われるので不機嫌になると「話題を変えるから煜王に告げ口しないで」と言われます。
第6話・絶体絶命
素語が毒殺された夢を見る素錦は連れて帰るために煜王が無理なら太妃に届ければいいと思い付きます。
煜王は王妃の実家から侍女が来ているのかと聞くと「温妃が玉佩を口実に婚儀を遅らせようとしたので届けに来た侍女ではないか」と鍾離に言われ納得します。
鍾離はどんな時にでも煜王のそばに現われる侍女を警戒し調べようとするが煜王は何でも疑うなと止めます。
素語は妹を探していたが一行に紛れて太妃がいる永寧閣に入って行ったと知り阻止して実家に帰らせてと命じます。王妃が立て続けて亡くなっているから情を交わしても仕方ないと思われ煜王が来ないのだと思うが、それよりもそれを知っているはずの錦王が止めてくれなかったことが何よりショックでした。
連れ戻された素錦は新王府から追い出されそうになったので逃げ出すと錦王(蕭祁)に助けられます。
「そなたがいると素語が危ない。人を送り守らせるから実家に帰れ」と言われた素錦は頷くが「何で求婚したのか」と聞くと先王の命だと知らされます。姉を守ってねと告げて別れるが二人が一緒にいるのを目にした素語は嫉妬します。
素錦は占い札を手にしているところを太妃の使者に見付かってしまい聞家は占いを隠していたのか白状しろと杖刑をくらいます。
王妃が太妃に呼ばれたと報告を受けた煜王は放っておけと告げるが占い札を持っていた侍女がどうなったか気になり獄中に向かうと錦王が助けていたので奴の手先なのかと疑います。
第7話・なぜか気になる
新王府の獄中なのに何で錦王がいるんだと頭にきた煜王は素錦を罪人として捕らえるよう命じ錦王を梅苑に呼びます。
煜王は錦王が来たら待たせとけと命じ永寧閣に向かうと素語が陥れられたと弁明していました。
たかが占い札のことで侍女に責任転嫁するなと王妃を叱責し廃位すれば太妃は見る目がないと噂されると告げます。太妃を守り王妃をかばうフリをして素錦を救い拷問を止めさせ新王府から出すよう命じます。
鍾離は素錦を運びだそうとすると王妃を許しても陥れた侍女は許さないと太妃に呼ばれてしまったので煜王の気持ちを汲み「司苑局へ送る罰を煜王が下した」と納得させます。
報告を受けた煜王は承諾するが錦王が素錦を背負い歩いていた噂が広まっていると知って苛立ち待たすだけ待たせ時間が作れない伝えさせ錦王を帰らせます。
そして王妃を訪ね「実家の侍女より小心者だな、姉妹同然に育ったのなら鳴いて許しを請うべきだ、今頃辛い日々を送っているだろう」と責めます。
宮中に供する野菜を育てる司苑局で目覚めた素錦は鍾離が救ってくれたと知り喜びます。自分の事を鍾離だと思い込んでいるため煜王は鍾離が着ている侍衛の姿となって会いに行きます。
第8話・畑での名勝負
鍾離に扮して素錦に会いに行った煜王は金玉令を貸して欲しいと頼まれます。錦王との関係を知りたかった煜王は銀月虎符を借りれば金玉令をやるぞと告げると親しくもないし知らないから無理と嘘を付かれたので怒ります。
素語は錦王から祝いの品が届き喜ぶが茶器の上に落としてしまうと色が変ったことで毒が盛られていたんだと気付きます。いきなり侍女にナイフで襲われるが祝いの品を持って来た宦官に助けられるとよく見ると錦王だったので驚きます。
「これからは我身が危うくなろうとも助ける。なぜ嫁ぐときに止めてやれなかったのかと今は後悔している」
煜王から長年目の敵にされていると嘆く煜王に素語は命をかけて忠誠を誓うと跪きます。
素語が毒殺される夢を再び見た素錦は小喜子に頼んで宦官の姿になり会いに行くが侍女に見付かりつまみだされてしまいます。
淮南の洪水で田畑が浸水して死者も出ているので煜王は朝議を開き大司農の補佐だった温良使を派遣するよう命じるが錦王が安国公の子息・少国公の方がふさわしいと横やりを入れてきます。
「司苑局の2つの田畑を浸水させてどちらがうまく水を引かせるか見せてもらおう」
勝負すると知った素錦は温良使が鍾離の友達と知り助けてあげようと思います。安少国公の態度が悪く気にくわないので適当な策を教えてちゃっかり褒美まで受け取ります。
あっさり勝負は付いたと報せを受けた煜王は素錦が雑草を抜かせる策を与え、寵姫たちが野菜まで全て抜き取り荒らすだけの結果となったと知って笑みを浮かべます。
しかし素錦は安少国公の怒りを買って司苑局の主から毒を飲まされてしまいました。
第9話・良薬口に苦し
煜王は素錦が見事な策で安少国公を負かしたと知り司苑局に行くが報復により毒を飲まされていました。
私刑の罪で煙瑞を幽閉するよう鍾離に命じすぐに素錦を介抱し医官を呼びます。一方、安少国公の後ろ盾となっていた錦王だが素錦が畑を荒らしたと知って罰せられると思い駆け付けると治療を受けていました。
新王府を出たくない理由は煜王が目当てだったのかと思います。
煜王は素錦が薬を飲めない状態なので口移して飲ませようとしたがいきなり目を開けたので飲み込んでしまいます。
処罰された煙瑞の妹の侍女(かつて王妃が住む澄瑞閣にいた侍女)が「王妃様が遺言状を手にした、殺される」と正気を失っている姿を見て驚き調べさせようとすると太妃から記録簿が届きました。
情報が漏れたのか聞くと鍾離は錦王が来ていたのを察知して後を付けていたのでかん口令が敷くのが遅れたと知ります。
錦王に忠誠を誓う王妃(素語)は煜王が軍を動かしていいるのを知り探るために菓子を持って謁見願うと口出しは不要だと叱責されます。しかし素錦の姿絵を目にし煜王は妹をお気に召しているのだと察知します。
司苑局を抜け出し澄瑞閣に向かうと侍女に見付かってしまうが素語に招かれます。「新王府を出て行かなかったのは姉上が毒殺された悪夢を見たから」と告げます。