韓国ドラマ「空から降る一億の星」
北川悦吏子脚本、明石家さんま&木村拓哉共演の大ヒット作をソ・イングク主演で韓国でリメイク
あらすじ
幼いころに両親を失い20歳離れた兄ジングクと暮らす広告デザイナーのジンガン。
ジンガンは親友スンアの陶芸展でムヨンと出会うが失礼な発言に憤慨するとジングクは彼の眼差しになぜか胸騒ぎを覚える。
スンアがムヨンと付き合いだすがムヨンが別の女性といるのを目撃するジンガンは遊びではないかと警戒しムヨンに会うたびにきつくあたる。殺人事件を捜査していたジングクはムヨンが事件に関与していると直感し・・・・
キャスト/主演/ソ・イングク&チョン・ソミン共演
他人の感情に無関心の瞬間記憶能力の持主。児童養護施設で育つがそれ以前の記憶がない。父親は刑事だと思っているが・・・ジンガンと同じく火傷の痕がある
ユ・ジンガン(チョン・ソミン)
幼い頃に両親を亡くし20歳上の兄ジングクと血縁関係がないのを内心知っている。危険人物ムヨンと出会い兄から反対されるものの惹かれていく、そんな二人は幼いころに一時共に暮らしていた
ユ・ジングク(パク・ソンウン)
心の傷を抱えながら妹を心配する刑事、ムヨンを危険人物だと睨み妹に近付くなと警告するが25年前にムヨンの父親を・・・
ペク・スンア(ソ・ウンス)ノ・ヒジュン(ホンビン)イム・ユリ(コ・ミンジ)セラン(キム・ジヒョン)ソジョン(チャン・ヨンナム)など
ネタバレ感想/空から降る一億の星
14話・温かい家
帰宅したジングクは見知らぬ靴が玄関にあったので「来たか」と声をかけます。
奥の部屋からやってくるムヨン(カン・ソンホ)は銃を突きつけ何で父親を殺したんだと訴えます。カン・スングを殺したのは俺だと言われ初めて父親の名前を知るムヨンは理由を聞いているんだと追及します。
「ここで撃ったら本当の人殺しになるからやめろ、そうなってほしくないが撃ちたいなら撃て」
ムヨンは銃をジングクの眉間にあてるがソジョンが訪ねてきたので出て行きます。
ムヨンはNJグループ常務セランからメールが届き確認すると古い新聞記事が貼り付けられており、父親は新興宗教にのめり込んだ母親を殺した殺人犯だと知りショックを受けます。
ボロ屋でも幸せだったと思っていたムヨンだが父親がぶち壊したと知り現実を受け止められず精神科医ヤン・ギョンモ医師を訪ねます。
人間じゃない、悪魔だと言われ続けた理由が分かったと告げるがヤン・ギョンモの父親も殺人犯だと知らされ「父親とは切り離して考え、今の自分を証明するんだ」と言われます。
ムヨンはセランに呼び出されると当時の事件を担当していた一人である現在のチーム長から話を聞き出した録音機を渡されます。写真を見ると8歳の時に訪ねたときに応対した人だと気付くが母親の名前がイ・ミヨンだと知ります。
ジングクは正当防衛なのにそのあとずっと殺人犯の子を捜しまわっていたと知ります。理由を聞きに行くと「正当防衛だと確かに訴えたが、撃った後に子供がいることに気付き凶器を振り上げようとしたのではなく隠そうとしていたんだ」と謝罪されます。
ムヨンはジングクが毎年寺に行っていることをジンガンから聞かされていたが父親が眠る場所だと知り弔いに行っていたんだと察します。
父親は殺人犯だったと告げられるジンガンは落ち込むムヨンを励まし遊園地でデートします。
15話・25年前の秘密
ジンガンはずっと弟がいると思っていたが妹だったのかと思い出します。しかもジンガンの幼い時の顔と似ていたので嫌な予感を抱き調べてもらっていたセランを訪ねるとジンガンは実の妹でジングクの母親の養子になったと聞かされます。
幸せ絶頂だったジンガンはいきなりムヨンに別れを告げられ冷たい態度を取られます。怒って出て行くが納得いく説明が欲しいと会いに行くも何も話してくれません。
妹を連れて帰ってくれとムヨンからメールを受けたジングクは急いで駆け付けるとジンガンが扉を開けてと騒いでいたので負ぶって連れて帰ります。
ジングクはジンガンを寝かせるが家族の絵を目にし25年前に自分が見た絵だったので驚きます。
ジンガンはヤン・ギョンモ医師の話を聞きムヨンはやっぱり自分を愛しているはずと思います。ムヨンがセランの下で働き始めたことを知り訪ねると25年前に何があったか兄に聞いてみたらどうかと言われます。
ソギョンに実の兄妹ではないことを知っていると告げ、25年前にジングクとムヨンの間に何があったのかと聞きます。
二人の問題であなたには関係ないと忠告されたうえで話を聞くと、殺人犯であるムヨンの父親を射殺したのはジングクだと知り驚きます。
セランとジンガンが話をしているのを目にするムヨンはセランなんかに頼みごとをしたのを後悔します。あの兄妹に関わるなと告げ出て行こうとすると実の兄だとジンガンに告げると脅迫され、引き出しにあった拳銃を手にしセランを射殺します。
ムヨンがセランを射殺し拳銃を持ったまま逃走中だとニュースを目にしたジンガンは乱心します。
16話/最終話・愛してる
セランを射殺し拳銃を持って逃亡するムヨンは密かにジングクに連絡し寺で落ち合います。妹ユンを守って育ててくれたことを感謝するが「ジンガンがお前の妹?誰に聞いたんだ」と言われ、セランにおちょくられていたんだと気付きます。
取り返しのつかないことをして愕然とするムヨンは父親は母親と、母親を誘った新興宗教の信者夫婦を殺したがジンガンはその信者夫婦の娘だと知らされます。
「銃声を聞いてやってきたジンガンが駆け寄った際にストーブにぶつかり、倒れてきたやかんからお前が守ったんだ、だから火傷の痕がジンガンより大きいんだ」
すべてを把握したムヨンはジンガンを過去から守ってくれと頼みます。自首を勧められるが三日の猶予をもらいその場を去ります。
ジンガンが実の妹ではないと中学生の頃から知っていたらしいとソジョンに聞かされるジングクは驚きます。参考人として事情聴取を受けたジンガンを迎えに行き本当の名前はジョンユンだと告げ話すのが遅れてすまないと謝罪します。
犯人で間違いないと言われるジンガンだがどうしてもムヨンが殺人を犯したと信じられずにいました。
ムヨンが自死した夢を見て飛び起きるジングクは何としても見つけなければとヤン・ギョンモ医師に話します。
25年前の事件について調べると殺害された信者夫婦の娘の名前がジョンユンだと知ります。ソンホとジュンユンが火傷を負って病院に運ばれたと知りこの時に出会っていたのだと驚き、ムヨンはかつて家族と住んでいた家にいると直感しクマ山の臼岩台に向かいます。
帰宅するジングクはパソコンの画面がクマ山の臼岩台だったので急いで車を走らせるとムヨンの後輩ヒジュンから3時間後に伝えろと言われたが心配でと居場所を知らされます。
ジンガンは忘れていた幼い記憶を思い出しながら足を進めると小屋にたどり着きます。拳銃があったので手にすると「よくここが分かったな」とムヨンに話しかけられます。
兄を撃つつもりで入手した拳銃なのかと聞くと彼は認めます。兄に父親を殺されたから復讐しようと思ったのかと聞くとそれも彼は認めます。自分のこめかみに銃をあて、「用意した嘘はまだあるのか?、死なないと約束して」と訴えます。
隙をつかれ銃を奪われると「両親があなたの父親に殺されたと知って怖かった」と告げます。人を殺しても罪を償って再出発すればいいのだと説得すると、もう手遅れだからここで終えたいとムヨンに言われます。
しかし、家族の絵を見せるジンガンは「ここに描かれているのは私でしょ、私は一人でどこへ行けばいいの?」と訴えるとムヨンは生きたいと言います。
ジングクは銃声を耳にし急いで駆け付けると会長に命じられたチェ秘書によって撃たれたジンガンとムヨンが倒れていました。終。