作品情報/キャスト
キム・サランとユン・ヒョンミン共演の韓国社会派サスペンス復讐劇
韓国のインフルエンサーのヘラは順風満帆な日々を過ごしていたが身に覚えがない不倫スキャンダルに巻き込まれ人生が転落する。絶望感を味わうと弁護士のミンジュンが現れ、弁護を引き受けるから運営する復讐チャンネルでライブ配信を続けるよう要求されます。
かつての知り合いが経営するクサン企画の仲間と共にミンジュンから依頼を受け様々な復讐を代行し配信するが復讐の裏には大きな陰謀が・・・
オリジナル全16話(32話分)で紹介します。
ネタバレ感想/復讐せよ
第14話/極悪非道
FB生命キム会長が検察に連行されるとヘラは息子ガオンを連れて行こうとしたFB専務テオンの手を払います。
クサン企画に連れて帰りウネとヒョンソンに紹介します。
ヘラは海運会社がなぜ解体を急いだのでしょうかとネットで放送を開始するとテオンに命じられたチョン・ジュヨンはFBSで11年前の船舶沈没事故について報道します。
テオンが満足するなか、ミンジュンはキム会長が供述拒否していると連絡を受けソウル地方検察庁に向かいます。
「姉イヒョンは乗っていなかったが船には家族のいる乗客や船員が乗っており遺族たちの人生も奪ったのに反省もなしか、莫大な罰金と一生刑務所で過ごす懲役だ」
ミンジュンは出て行くとキム会長はコーヒー入りの紙コップを放り投げます。
ミンジュンは解体を急ぐよう命じたのもドユンを告訴したのもコ秘書だと分かり検察に情報を渡されたくなければ告訴を取り下げるよう訴え釈放させます。
保険外交員がFB生命を訴えた告訴状を用意して会長の罪を増やし、釈放されたドユンは船舶事故の遺族たちを集めて話をします。
イヒョンのスキャンダルを報道したヘラは事実確認もせず資料だけを信じてしまったことを悔やみます。当時の資料を手に証拠は残っていると告げFBC放送局本部長を追及するとイヒョンに下心を持つキム会長に食事の席を設けるよう指示されたと白状します。
その時に暴行されて妊娠し苦しんでいたのに自分に仕事を紹介した後テオンに命を狙われ続けていたんだと知るヘラは報道してしまった自分を責めます。
テオンはこれでキム会長はもう出てこれないと勝ち誇っていたが会いに行くとキム会長がやたら余裕の表情をしていたので恐れます。すれ違った男は何者なのか調べさせるとテミン党の非常対策委員長(次期大統領候補ソ・テホ議員)だと分かり動揺しているとアン次長から釈放されたと電話が入ります。
カンが目覚めたと報告を受けたミンジュンは駆け付けるとすでにテオンの指示で口封じに遭っていたが最期に「テオンの指示、チェ課長に聞け」と言葉を発します。
そのころ、11年前のイヒョンの私物が発見されたとニュースが流れヘラは警察署に向かうとミンジュンが遺留品の前で呆然としていました。
遺骨も発見されており船に乗っていなかったはずだとヘラは落ち込むと、キム会長がガオン連れて親戚の家へ向かう途中に事故を起こし病院に運ばれたと連絡を受けます。
第15話/正気じゃない奴
ヘラとミンジュンは病院に駆け付けるとFBグループが運営する病院に転院させとテオンがやってきたのでヘラは彼女の顔面をひっぱたきます。
ミンジュンはやり返そうとしたテオンの手首を掴み「お前は正気じゃない」と言い放つと人目を気にしたテオンは元通りにするだけだと去っていきます。
キム会長を乗せた車は何者かがブレーキを細工したことが分かります。テオンに呼ばれたジュヨンは船舶と保険のスキャンダルは検察でも嫌疑なしになったからデマという事で片付けると言われます。
カンの最後の言葉を思い出すミンジュンはチェ課長の居場所をチャン検事に調べてもらい動向を願うヘラを連れて会いに行きます。
チェが隠れているのを察知したミンジュンは「このままでは専務に見つかって消され証拠が隠滅されてしまう。手を組んで専務に罪を償わせよう」と訴えます。
多くの社員は会長のおかげで会社が成長したと思っており面会をさせないテオンへの不信感を抱いていました。
代表理事への就任前に企業のイメージを変えたいテオンはジュヨンに相談するとゴールデンタイムに出演したらどうかと言われます。
ミンジュンは調査をするなかでキム会長を乗せた車に細工するのはミン執事しかいないと思います。退職金も得ず海外に出国しようとしていると知り間違いなく逃亡だと思い捕らえるとヨン秘書(テオンの秘書)の命で男を倉庫に入れただけだと言われます。
ミンジュンは知り合いの検事に身柄を引き渡します。
ウネはFBグループが運営する病院をさぐっていると事故に遭った保険外交員が乗る車を目にし夫が病院に食材を卸していることが分かります。
協力を得て清掃員や配膳係となって侵入し何とか盗聴器を仕掛けます。テオンはガオンがそんなに好きなら一緒に送ってあげると会長に話しついでに赤字続きの病院も処分すると言います。
「早朝に漏電して火災が起こったことにすれば自然だ」
テオンの非道な計画を知りヘラはチャンネルの準備を勧め、テオンはテレビ出演するとジュヨン達から知らされたウネとヒョンソンはガオンの救出に向かいます。
番組の準備に入っていたジュヨンは証拠改ざんと取材倫理違反で連行され、コ秘書に話を聞きに行っていたミンジュンは殺人教唆の疑いで逮捕されてしまいます。
カンに薬物を投与した看護師がミンジュンに唆されたと訴えたことが分かり、チェからイヒョンを殺したのはカンだと通報があったと知りテオンと手を組んだのだと察知します。
ヘラはドユンが用意した救急車で病院に到着するとウネとヒョンソンがガオンと会長を救出していたが病院を出ようとするといきなりテオン達に襲撃され包囲されます。
第16話(最終話)/裏の裏
ガオンとキム会長を連れて病院から脱走しようとしたヘラ達だがテオンの手下に襲われます。
実は手を組んでいたチェが駆け付け必死に戦うヒョンソンとウネに加勢すると警察がやってきたので安堵するが手錠をかけられたのは拉致の罪と訴えられていた自分たちの方でした。
番組に出演しているはずのテオンはジュヨンも監視していた事でヘラ達の仲間だと気付いており「おかげで一変に片付けられる」と笑みを浮かべ現れます。
救急車に取り残されていたヘラは絶体絶命のピンチだったが銃声が聞こえテオンが振り向くと逮捕されたはずのミンジュンが検察率いるチャン検事と共に現れます。
被疑者が3年以上の懲役や禁固に該当する罪を犯せば令状なしで逮捕できるため殺人教唆にあたるとしてテオンにも同行を求めます。会長を守るためにしただけだとテオンは言い放つがヘラはレコーダーを再生し火事を起こして病院ごと始末しようとしたくせにと言い放ちます。
「父親と腹違いの弟を病院に押し込め火災を装い殺そうとした非道な行い。それを知って脱走させようとしたら人を動員し阻止しようとした悲惨な現場です」
テオンは救急車の中にカメラがあるのを目にしネット中継していたのだと気付きます。
不正の証拠が録音されたスマホをチェはテオンに渡して国外に逃亡させてほしいと取引したがスマホにはウネがスパイアプリを仕掛けていました。
それによりテオンが病院を襲撃すること、警察を使ってジュヨンとミンジュンを証拠捏造して逮捕することも実は知っていたのです。チャン検事によって釈放されたミンジュンはテオンに手錠をかけ連行します。
ミンジュンが不正の証拠を整理しFBSとヘラのチャンネルが会長一家を追い詰めていくがカンの殺人教唆と会長の事故の罪を負いヨン秘書が自首しました。
このままだと会長監禁の罪にしかならず他の証拠がないため会長の証言を得ようとするが娘は売らないし今会社を守れるのはテオンしかいないと断られます。
会長は点滴が変わったのを目にすると苦しくなりテオンに狙われたのだと察知して点滴ともぎとります。
ガオンにも点滴が変えられそうなっていたがテオンが釈放され心配したヘラが連れて帰ろうとしたため偶然にも間に合っていました。
テオンは代表理事就任の挨拶をするため会場に足を運ぶが電気がつくと誰一人いませんでした。
ヘラは「お祝い申し上げます。だけど社員は就任を喜んでいないようですね」と拍手しながら登場します。
チェが供述したためイヒョンへの殺人教唆の疑いで逮捕するためミンジュンたちも姿を現します。
もはやこれまでと頭に来たテオンがヘラに襲い掛かったのでミンジュンは助けようとして背中を刺されてしまいます。
ヘラはガオンを連れてイヒョンの位牌堂に向かい必ず息子を守ることを誓います。
そして昏睡状態のミンジュンの病室を訪ねガオンは手を握ります。お見舞いにやってきたドユンからテオンが心神衰弱状態だったという鑑定書を提出したと教えられます。
初公判、テオンは犯行当時に精神疾患が再発したと主張し懲役7年という軽い判決が言い渡されました。
昏睡状態だったはずのミンジュンが突然姿を現し「会長が株の一部をガオンに贈与していたので僕が後見人になるしかない」と護送される直前のテオンに言い放ちます。
緊急理事会で代表理事の解任案を議決し服役中にFBグループを社会に還元するのでテオンは会社に存在しないと言い放つと彼女は暴れ取り押さえられます。
しばらく行方が分からなかったミンジュンはクサン企画を訪ねるとヘラ達は喜びます。
兵役行きとなったヒョンソンは海外旅行の準備をするウネに告白してOKをもらいます。ヘラは依頼がある限り辞めないとみんなに告げると新しい依頼が入り、ミンジュンはみんなで行こうと誘います。
「苦しみと悔しさを表現することさえ許されない人がいる。その人たちが愛を尊敬を受ける世の中になるようヘラのライブ復讐所が新ぴそーどを準備します」終。