「華政ファジョン」19話~26話ネタバレあらすじを簡潔に纏めて紹介

韓国時代劇/華政ファジョン

イ・ヨニ主演、宣祖王と仁穆王后の間に生まれた貞明公主の波乱万丈な生涯を描いた韓国時代劇。
光海君を演じたチャ・スンウォンは2015MBC演技大賞10大スター賞授賞!
全話鑑賞し、重要人物、見所、時代背景、最終話結末まで簡潔に纏めてネタバレあらすじを紹介します。

 

見所&重要人物

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光海君が王座に付くと弟の永昌大君は殺され仁穆王后は幽閉される。死んだとされた貞明は流れ着いた倭国でファイの名で硫黄職人として育ち朝鮮に戻る機会を待っていました。
復讐心を抱く貞明だがやがて重臣たちの陰謀に気付き始める。
時代は宣祖~光海君~仁祖~高宗。

貞明公主(イ・ヨニ)
宣祖の嫡女。死んだとされるが倭国で硫黄職人として育つ。復讐のため朝鮮に戻るが弟を殺し母親を幽閉したのは光海君ではないと気付き始める。権力は民のために使うものと考える
光海君(チャ・スンウォン)
第15代王。貞明公主の異母兄。側近たちの過ちに気付くが人ではなく王になると決意を固める。他国の顔色を窺うことなく国を守るために密かに火器都監を建設する。
仁祖 綾陽君(キム・ジェウォン)
光海君の甥。莫大な資金力があるカン・ジュソン、そして策士であるキム・ジャジョムの後ろ盾を得て謀反を起こし代16代王となる。判断力や力はなく朝鮮を暗黒の時代にさせてしまう。
ホン・ジュウォン(ソ・ガンジュン)
火器都監の校理。幼い頃に貞明公主と出会っている。倭国に取引に行った際に貞明とは知らず朝鮮へ帰れるように手助けする。後に貞明と婚姻し三人の子を授かる
カン・イヌ(ハン・ジュワン)
ジュウォンとは幼い頃から親友。幼い頃に出会った貞明に恋心を抱く。カン一族の後継者だが父親の悪事に気付く。
カン・ジュソン(チョ・ソンハ)
莫大な資金を持つ。朝鮮を影で操る支配者。力を手に入れる為なら何でもする独裁力。
昭顕世子(ペク・ソンヒョン)
仁祖の長男。間違った政治を正すため密かに貞明と内通している。清の人質になっても捕虜となった朝鮮人を助けるために皇帝と交渉し続けた。朝鮮のために正しい政務を行なっていたが貞明と結託し謀反を起こすと疑われる。
鳳林大君(イ・ミノ)
仁祖の次男。兄と同じように貞明と志を共にする。兄が毒殺され仁祖が病死したあと代17代王(孝宗王)となる。
 
19話~26話

 

ネタバレあらすじ/19話~26話

 

暗殺計画

計画が失敗に終わったと知ったジュソンはホ・ギュンとファイ(貞明)を始末するよう命じました。刺客に襲われファイを守ろうとしたジュウォンが斬られてしまいます。窮地に陥るが正体不明の者(共に倭国で育ち朝鮮に行くファイを守ったジャギョン)に助けられファイはジュウォンを連れ屋敷まで逃げ帰りました。

王命を受けたイチョムは「ホ・ギュンが井戸水を赤色に染め民を恐怖に陥れ檄文を貼った証拠を屋敷に残し謀反を企てた首謀者だ」と重臣に伝えました。

捏造した檄文を見たホ・ギュンは自分が死ねば謀反を偽造した告発書が王宮に届くと脅しジュソンに協力を求めました。

ファイはたった1人でホ・ギュンを訪ね「王に狙われている。ジュウォンを刺して逃げてきた」と言い倭国へ逃げたいと願い出ました。

計算通りホ・ギュンは協力するならと交換条件を出してきます。ファイは銃の使い方をホ・ギュンの手下に教えたあと、陵幸(王が陵に詣でること)の日に狙う計画だと王様に伝えました。

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王様は通る道に兵を待機させジュウォンやイヌが目を光らせるが襲ってくる者は現れませんでした。その頃、ファイは火器都監の隠し通路に案内するよう脅され手下の者に捕らわれていました。

ホ・ギュンはジュソンが仕入れた地雷火(導火線を用い離れた場所から爆発させる爆弾)で火器都監と陵幸から戻る王様を狙う計画だったのです。

ジャギョンに助けられたファイは火器都監の提調ホン・ヨン(ジュウォンの父)にすべてを伝えると職人だけでなく村人にも避難するよう命じました。

火薬倉庫に仕掛けられた導火線を発見したファイは火器都監に被害が及ばないように最小限に防ぎました。

王様は吹角令(有事の際に兵士と役人に発動された招集令)を布告しイチョムに全権を委ねました。

父親の行いに目をつぶってきた事を後悔していたイヌの告発によりイチョムは急いで駆け付けるとジュソンがホ・ギュンを捕らえていました。

王様はホ・ギュンにジュソンを探らせれば黒幕だという証拠を掴み謀反を起こすはずだと読んでいたのです。ホ・ギュンを処刑し、ジュソンを手なずけ明と朝鮮の重臣を動かせる力を手に入れるためだったのです。

 

新たな始まり

ファイが貞明公主だと気付いたキム尚宮(王様付きの尚宮)は毒薬を混ぜ殺害しようと企てるが命じられた医官が男に与える薬を出した事でファイは見破ります。

光海君はキム尚宮を捕らえ貞明に対しては敵ではなく兄でありたい事を告げ命を奪いたくないから王宮から出るよう言いました。

兵曹判書イチョムはキム尚宮が捕らわれたと知り動揺を隠せずにいるとジュソン(イヌの父)から貞明を狙った者を切り捨てたのなら立場が危ないのではと唆され警戒するようになります。

勘の良い者たちが次々と気付き始めたので王様は身分を隠すのは不可能だと思います。

貞明とジュウォン(火器都監の校理)は今まで王様の命令で永昌と貞明が命を狙われたと思っていたがナム・サゴの予言によるイチョムとキム尚宮の独断だったと知ります。

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父親を告発したイヌは屋敷を出るがジュソンはイヌを使って今度こそ光海君を失脚させようと企てていました。

王様は貞明公主を守るため重臣たちに身分を明かそうとするが、王様を信用できない西宮(仁穆大妃)は通行証を渡し都から出るよう言いました。

貞明は同行しようと船場で待つイヌに友としての贈物でないなら受け取れないと数珠を返しジュウォンから頂いた数珠を付けました。

季節ごとに万民に届ける新しい火を作る祭儀に硫黄職人として貞明は姿を見せます。

新たに燃え上がる朝鮮の火を見て王様は新たな始まりを迎えると告げました。

 

王の座を狙う綾陽君

明と後金の戦が始まった頃、綾陽君(光海君の甥)が座り込みをし明の出兵要請に応じるよう求めました。

王様ふくめ重臣達からも忘れ去られていた綾陽君は、王になるために父親を唆し謀反を起こしたが父親ふくめ側近たちは弟の綾昌君を王にと考えていました。

処刑され1人になった綾陽君は永昌大君と同じように謀反の罪を着せられと訴え都に戻ってから組織を作り出し王の座を狙っていました。

王様から西人派(光海君の反対勢力)を出兵反対意見にまとめろと命じられたジュソンは応じるが王様から捨てられると警戒するイチョムに土地を差し上げて動かし大北派(支持勢力)は出兵に賛成しました。

またジュウォンは戦況を把握するため後金に接触すると明と朝鮮の国境付近に後金と敵対している葉赫(北方民族の1つ)が移動している事を知ります。

なぜ後金との国境付近ではなく朝鮮なのかと気になり朝鮮に来ている硫黄取引した倭国のイダチから北方の情報を仕入れると出兵を拒めば葉赫が朝鮮を攻めてくる事を知ります。

 

民の暴動

明と繋がりのあるジュソンから矢文を受け取った綾陽君が王宮の前で訴え民に広まってしまいます。

王様は民を恐怖に陥れた綾陽君を取るに足らぬ存在だからと今回も許すと伝えました。

明が後金に勝てる勢力はなく大陸の主は後金に取って代わる。明が葉赫に加勢できるはずはなく出兵すれは今度は後金から攻められると混乱に陥った民に真実を告げようとします。

しかしジュソンが綾陽君の屋敷に手下を大勢行かせ、慕うふりをさせたため綾陽君が再び立ち上がり民が暴動を起こしてしまいます。

明の皇帝より最後の通達が届き孤立した王様は国の混乱を鎮めるため出兵を許可しました。

綾陽君は矢文を送り付けたジュソンを突き止め王になれるよう協力を求めます。

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明と後釜

出兵が決まり貞明は火器都監の職人として戦地に行く事を決めます。

ホン・ヨン(火器都監の提調=ジュウォンの父)から知らされた王様やジュウォンは説得を試みるが孤独な王様を支え苦しみを民と共に背負いたい貞明の決意は固かった。

イヌは貞明を手に入れるために宮殿から出たキム・ゲシに助言を求め父親の力を借りて訓錬都監(都の守備を担当する官庁)の従事官として同行する事を決めます。

王様はすべてを掛けるため議政府の官職カン・ホンニプを呼び出兵部隊の都元帥(戦時に軍を統率した臨時の官職)に任命しました。

民の命を守るため、軍の犠牲と戦乱を防ぐため王様は鳥銃部隊と、職人を守れそうになかったら撤退するよう王命書(観形向背)を渡しました。

他国の戦で命を落としてはいけない、必ず生きて戻れ!と軍隊を送り出すが到着すると明から先鋒で戦うよう言われます。

カン・ホンニクは王様が政治的危機に追い込まれる事を承知で仕方なく王命書を見せ撤退命令を出します。

反乱を起こすために同行していたイヌだが、明からの作戦状が届き朝鮮はただのおとりだと知って護衛をつかせるからすぐに出発するよう貞明に告げました。

王様が君主としての道理を通したなら臣下として王様を守らなければならないと思う貞明やジュウォンは撤退命令を取り下げるよう言いました。

朝鮮の火薬は圧倒的な破壊力で優勢に立ち、それを見た明は手柄を取られるとして加勢しました。

 

後金は撤退し勝利に喜ぶ朝鮮だが後金の首都まで攻めると明が決めた事で戦闘部隊が待ち構えていた敵軍に包囲されてしまいます。

ジュウォンは職人と貞明を逃すためイヌに守るよう頼み時間稼ぎのために戦いました。

王様の予想通り明にかつての力はなく後金に負け重臣たちは言葉を失います。貞明をはじめ職人は無事帰路につくがジュウォンは帰還しませんでした。

後金は朝鮮を許すが新しい国を築き皇帝となって朝鮮を属国にするつもりです。また明も敗戦を朝鮮に押し付け監護使(属国の監督のため明が派遣する官吏)の派遣を主張してきました。

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