風起洛陽/作品情報
ホアン・シュエンとワン・イーボーのW主演でおくる中国サスペンス時代劇
こちらの作品はWOWOWで全話鑑賞し、
あらすじ一覧とネタバレ感想を最終話の結末まで詳しく紹介します。
あらすじ&キャスト
武則天が建立した王朝・武周、舞台となるのは神都・洛陽。
貧民街で暮らす高秉燭は皇太子襲撃事件に巻き込まれて仲間たちを亡くし復讐を目標に生きています。ある日、洛陽を訪れた父娘が殺される事件が起こり工部尚書の父親を持つ百里弘毅はなぜ彼らが自分のもとを訪ねたのかわかりませんでした。
弘毅は柳家の娘・柳然との婚礼の日を迎えるが父親が何者かに殺されてしまう。容疑者は現場にいた高秉燭だったが内衛の武思月は真犯人が別にいることに気付く。それぞれの想いから事件を追う3人は洛陽全体を巻き込んだ巨大な陰謀に近づいていく。
全39話で紹介
ネタバレ感想/風起洛陽
第21話・生きる意味
高秉燭は長年追い続けた仇敵・十六夜が積善博坊の女将・窈娘だったことにショックを受け彼女が自らの命で償ったのでやり場のない想いに沈みます。
心配で駆け付けてきた武思月と住処の棺材舗へ行き酒を酌み交わします。仲間や知り合いがいなくなってしまった高秉燭は残された命は復讐ではなく別のことに使えと言われ不良井に足を運ぶと丑じいと再会し涙を流します。
春秋道の掌秋使は十六夜は何で急に正体がバレてしまったのかと部下に疑問を投げかけます。
内衛府の牢に入れられていた百里弘毅は柳然が訴えてきたことで武攸決によって釈放されます。武思月が自分を避けていたのは仕事のためかと聞かれ認めます。
計画を壊してしまった事を柳然から謝罪されるが言わなかった自分が悪いと告げ、刺客の狙いは自分だから離れる事を勧めます。
そして先に帰るよう伝え牢の中で李済が無実だと訴えていた事が気になり胡人・康瞻彼の骸を検視します。予想通り沙遅蛇毒だと確認し亡くなった者が宿泊していた部屋に泊まると「尚可」と札に書いて秦番頭に渡します。
申非は「尚可」という字がいつもと違うと気付き帳場に案内するよう侍女に命じ向かおうとすると尋ねてきた武思月と出くわし面倒事かもしれないと告げます。
百里弘毅は家に帰らず何をしているんだと武思月がやってきたので康瞻彼が沙遅蛇毒で亡くなったと告げます。そして靴がふたつとも左用だと気付き慌てて用意したはずだから番頭が何か隠しているはずと言います。
武思月は宿泊名簿を出せと告げると河南府が持っていったと言われるが管轄は離生院だろうと言い放つと康金が一緒に宿泊していたことが分かります。
第22話・西域からの帰り人
春秋宮にいる掌秋使は身の程知らずが邪魔をするせいで春秋道は最近失敗続きだと師兄・掌春使に告げます。
高秉燭が聯昉の間者まで暴いたため、ここままほっとけば各部に潜入している密偵まで全滅に遭ってしまうと訴えると大業に支障が出ぬよう最後の荷が神都につくから見張ってくれと言われます。
十六夜が亡くなったと知りショックで春秋宮に戻ってきた宮嫣はお前が継げばいいと掌秋使に言われ運び人を始末しろと命じられます。
康瞻彼と康金の足取りを追う百里弘毅は旅から戻った柳澧と再会し柳襄は他界し柳然は百里家にいると告げます。
高秉燭は聯昉に戻り、武思月は内衛の牢にいる李済に話を聞きに行くと康瞻彼のそばに女子がいたと知ります。天香楼に行くと裴諫が封鎖しており番頭の家で出火し家族7人が亡くなったと知り口封じだと疑います。
すぐに内衛に戻ると李済が河南府に送られると知り危険だと武攸決に訴えるが馬車から転落死したと知らせが入ります。
百里弘毅は康瞻彼の身分は本物で十数人いる隊商と一緒に神都に来たことを知ります。屋敷に戻ると柳澧が砂嵐に巻き込まれたときに一緒に避難しており隊商は神都まで期日が迫っているからと急いで出て行ったと知らされます。
第23話・消えた胡人
百里弘毅は柳澧の記憶を頼りに消えた胡人・康金の似顔絵を描き武思月に渡しに行くと李済が口封じされたと知らされます。
李済が康瞻彼と争った時に妓女がいたと言っていたので天香楼を調べたが番頭一家も皆殺しにされていました。糸口を失い困惑していた武思月は似顔絵を頼りに康金を捜すには聯昉の協力が必要だと思い高秉燭に依頼します。
七夕祭りで久しぶりに顔を合わせると高秉燭から灯籠を贈られた武思月は笑みを見せます。
武思月は内衛に間者がいるはずと武攸決に告げると疑念はあるが動くには証拠がいると言われます。
七夕なんだから何か贈ったらと勧められた百里弘毅は柳然の絵を描き始めます。柳然は柳澧がかつて柳家にいた侍女・春禾を忘れられないと知り当時は二人とも子供だったしもう誰かに嫁いでいるだろうと告げます。
高秉燭は春秋道の間者である華慶之の尋問を行ない息子がいるのを突き止めたことで追求すると春秋道の間者や刺客を動かすのは掌秋使だと白状させ公子楚に報告します。
「隊商は康金たち14名で康金は興教坊乙女字道三号に住む」と密書を受け取った武思月は急いで馬を走らせます。
押し掛けると引き摺られ抵抗した跡があったので聞き込み調査を始めるが誰も康金を知らなかったので奇妙だと思います。しかし神都での滞在は年に数日だと発言した隣人を思いだし再び訪ねて追求すると娘と駆け落ちしようとしたところを息子が発見して連れ去ったと知ります。
第24話・謎めく丹薬
高秉燭は「華慶之によると掌秋使は丹薬作りに関する仙法を研究しているらしい」と公子楚に告げます。
また掌春使と掌秋使には確執があり、華慶之は掌春使を見下していたが春秋道を動かす者が練丹術しか興味ない無害な奴とは思えないと言います。
康金を間一髪のところで救出した武思月は刺客を追うが逃げられてしまいます。戻ると康金は雀蜂の毒で息を引き取っており、知らせを受けた百里弘毅は内衛府を訪ねると康金の衣から広林客桟で嗅いだ匂いがすることに気付きます。
衣の折り目に白い粉があったので持ち帰って調べることにします。
七夕祭りに出掛ける柳澧は神都一の評価される舞姫・宇文佩佩を目にし春禾にちがいないと目を奪われます。
白い粉を持ち帰り調べる百里弘毅は水に触れると氷結し燃やせば青紫の煙が上がる北帝玄珠だと分かります。高秉燭と武思月を呼び報告すると春秋道の大業のために何で北帝玄珠が必要なのか考えます。
百里弘毅は柳然の父・柳公を訪ねるとこれほどの北帝玄珠は雲萃観の天通道人が丹薬を作るのに使うと知らされます。柳然を連れて雲萃観に行きおみくじを引くと災いが起きるから仙丹を飲むといいと勧められます。
イカサマだと見抜き連れて出て行くと立ち入り禁止の場所に前に刺客として襲ってきた者がいるのを見逃しませんでした。
公子楚は華慶之の息子・陳超はおそらく春秋道の口封じに遭うはずだから守ってやれと命じると情けを掛けるのかと言われるが韓執事を殺したのは華慶之であるが陳超は何も知らないし一族の連座は禁じたいと告げます。