作品情報/キャスト
中国全土が涙した珠玉の感動作・ヒーリング&ラブストーリー
血縁関係がない3人兄妹(長男・凌霄、次男・賀子秋、長女・李尖尖)はそれぞれトラウマを抱えながら李尖尖の父・李海潮と、凌霄の父の凌和平のもとで元気に育っていました。支え合ってきたが2人の兄が高校を卒業した後、離れ離れになってしまう。9年後に再会した李尖尖は失われた時間を取り戻そうとするが兄たちに想いを寄せられ次第に自分の恋心に気付くようになる。家族との関係を見つめ直し新たな愛と家族の形を探していく。
ネタバレ感想/家族の名において
33話・残りの欠片
斉月明は空港まで父親を迎えに行き、内緒で家を購入しようとした母親に何で勝手に手付金を払ったのだと責めます。名門校の学区内で人気の間取りだと言われたので、50歳の父親は買えないし今後病気にでもなったらどうするんだと訴え、斉月明も今の家で十分だと告げます。
父親が「手付金は譲渡しろ、財産を投げうってまで家を買うなど許さん」と怒ると絶対に買いたい母親が嫌なら離婚だと言い出したので斉月明は何かあったらすぐ離婚を言い出すの止めろと注意します。
賀子秋はケーキを小橙子が取りに来たので自分で持っていくと告げると今渡してと言われます。
いくらかと聞かれたので凌霄の誕生日ケーキなんだからお代は結構だと告げると「受け取らないならママに置いてきてと言われた」と大金を置いて去ってしまいます。
凌霄の誕生日パーティーが開かれるが、李海潮の料理をみんなで毎年食べていたのに陳婷にレストランを予約され更に商売だからと賀子秋にお金を払ってケーキを持ってきたと知り空気が悪くなります。
しかも、実の息子じゃないのに面倒を見てくれてと李海潮に感謝しだしたので凌霄は不満な表情を見せます。
化粧室で小橙子から母親も私もあなたの事は嫌いと言われた李尖尖は「嫌いならそれでいい、私も嫌い」と告げます。
李海潮たちは陳婷を乗せた車を見送ると「俺たちを子守役だと思ってるのか」と凌和平は口にします。李尖尖は賀子秋が誕生日に来なかったのは仕事が忙しいではなく陳婷が金を払ったからだと思います。
李尖尖と賀子秋は帰宅する凌霄のために心を込めて誕生日を祝います。
李海潮は子供を大切にする賀梅が賀子秋を置き去りにしたことが分からず冬冬にご飯を届ける口実で訪ね理由を聞きます。
すると賀子秋を預け働きに行った場所でアレルギー反応を起こして暴れた客を必死で止めようとしたが彼女が後頭部を打ち付け死亡したことで刑務所に4年入っていたと知り驚きます。またそのことを賀子秋も叔母・賀蘭から聞かされ衝撃を受けます。
34話・初めての反抗
賀梅が刑務所にいたと知り賀子秋は動揺します。李海潮から知らせを受けた李尖尖と凌霄は職場を飛び出し探し当てます。
「捨てられたわけではないと知り安堵した。結婚もしていないし冬冬も実子じゃなかった。ただ許すかどうかなんて恨んでないから意味がない」と話すが賀梅の経験した苦労を思い胸を痛めます。そんな賀子秋を見て誰もが母親と似ていたんだと思います。
斉明月は母親から戸籍証明を取りに来たと電話を受けます。家の暗証番号を教えてと言われ今度渡すから帰るよう伝えたがタンツァンに会ったらしく家に入ると知り急いで引き返します。
母親は娘の部屋に入り戸籍証明を探すが公務員試験の準備をまったくしておらずベッドの下には大量の缶ビールがありました。
かなりピリピリした空気を悟ったタンツァンは斉月明と一緒に帰ってきてと李尖尖にメールします。
帰宅する斉月明は試験勉強をしていないと激怒され「公務試験は受けるつもりもなかった、記者として北京に行ければいい」と告げます。学校で一位を獲得する以外は服も恋愛も仕事もすべて否定してきたと言い放つとルームメイトに影響されたんだと母親に言われたので母親の望む仕事、大学に生きたくないからわざと不合格になったんだと教えます。
そして勇気を出して北京への赴任を申請しました。
35話・困った妹
小橙子は凌霄の誕生日を祝って墓参りするだけと言われていたのに母・陳婷が部屋を借りて住むと言い出したので不満を口にします。
凌霄は駆け付けると老いて何かあった時にシンガポールへ呼ぶより今のうちに帰国した方がいいでしょうと言われます。帰国は構わないが妹は大学受験を控えているし編入すれば負担が大きすぎると指摘します。
母親の死に目にも会えない、事故で夫は死に、自分もこんな体になって子供の足枷になっているんだから疎まれて当然ねと陳瓔が言い出したので小橙子は悲劇自慢は止めろと言い放ちます。
賀子秋は夜遅くに外で小橙子が座り込んでいたので李尖尖の家に連れて帰ります。李尖尖はタンツァンの部屋で寝ることにし斉月明は洗面道具などを用意してあげます。賀子秋は凌霄が俺の部屋に来いと李尖尖を誘っていたのでダメだと訴えます。
凌和平は陳婷が定住すると知って呼び出し、長年世話をさせて凌霄がどれだけ苦労したか分かっているはずだと訴えます。心理的な疾患は非常に深刻な状態で不安障はいまだに患っていると告げ李尖尖との仲を裂くようなことだけはするなと忠告します。
賀子秋は小橙子を職場に連れて行き面倒を見ます。近くに来たからと賀梅が来てくれたので世間話したあと冬冬に食べさせてくれとお土産を渡します。店に戻ろうとすると呼び止められ返した化粧鏡を渡されます。
小橙子は化粧鏡を手にして喜ぶ賀子秋を目にし笑みを浮かべます。
36話・息子の叫び
賀子秋は小橙子に自分の店でバイトをするよう告げます。凌霄は嫌なら母親と家具を買いに行くよう告げると本帰国させるつもりなのかと訴えられたので「子供の気持ちを考える母親ならもっと早く戻れた」と告げます。
もっと早く戻れたとはどうゆう意味なんだと賀子秋は気にします。
親なら子供のことを一番に考えるべきと凌和平に言われた陳婷は凌霄の疾患を気にして様子を見に職場を訪ねます。
何も話してくれないので本音でぶつかってきてほしいとお願いすると李尖尖と結婚すると言われ動揺します。応援はするけど今は車も持ち家もないし早すぎると告げます。
斉明月は父親に呼ばれると我慢の限度を超えたから離婚すると言われ衝撃を受けます。反抗して以来話していなかったが母親に電話すると二人で共謀して怒らせたいのかと言われてしまいます。
北京行きに後悔はないが両親が心配だとタンツァンに話すと「母親は罪悪感を植え付けさせる天才、父親は洗濯もできないのに離婚なんてしないでしょう、2人して北京行きを阻止したいのでは」と言われ彼女は出かけてしまいます。
李尖尖は李家を母親は嫌っているから凌霄との仲は認めてもらえないだろうと小橙子に言われます。
そんな中、李尖尖は兄妹3人の写真から着想を得た代表作「屈託なき三者」が羽飛の盗作だと疑われ騒動が起きてしまいます。
落ち込む李尖尖は帰路につくと陳婷たちがいたので凌霄の家に案内します。果物を切って持っていっても笑顔で拒絶され親戚に凌霄と交際している事を告げると用があるなら戻っていいわと言われます。
凌霄は涙する李尖尖を目にし彼女に何を言ったんだと責めます。何も言っていないと言われるが彼女を見れば分かるのだと告げ李尖尖だけは傷付けたら許さないと言い放ちます。
李尖尖は盗作のことであって誤解していると慌てると母子の仲を裂くなのと陳婷に言われます。凌霄は李尖尖が嫌いなくせに被害者ぶるなと言い放ち李尖尖の手を握り出て行きます。