中国ドラマ「黒豊と白夕」作品概要
チャオ・ルースー&ヤン・ヤン共演のラブアクション時代劇
あらすじ
権力の象徴である令牌・玄極令を持つ大東国の皇帝が6つの州をまとめる時代、江湖には隠泉水榭の榭主・黒豊息と天霜門の女侠・白風夕という無敵の強者がいたが玄極令が行方不明となると6州の覇権争いが勃発する。
好敵手だった2人が助け合うことで同志となり唯一無二のパートナーへと変化していく恋愛模様、複雑に絡み合った王朝と江湖の策謀や裏切り、次第に明らかになる黒幕の存在など目がはなせないロマンスアクション時代劇。
キャスト/チャオ・ルースー&ヤン・ヤン共演
黒豊息/豊蘭息(ヤン・ヤン)
皇朝(ライ・イー)
豊莒(リウ・ルイリン)
豊萇(チャン・ティエンヤン)
玉無縁(チャン・ハオウェイ)
鐘離(ホアン・イー)
華純然(アン・ユエシー)
白琅華(アイミー)など
ネタバレ感想/黒豊と白夕
オリジナル44話を自分なりに40話にまとめたのでズレが生じる場合があります
21話・祭りの夜
豊蘭息と白風夕は玉無縁に毒を飲まされた鳳棲梧を協力して救います。豊蘭息は鳳棲梧を救ったのはいいが少しも嫉妬していない白風夕の様子を見て不機嫌になります。
蘭因璧月で解毒できる毒が使われていたので黒幕の標的は我々二人であり、探りを入れたかったのだと察し危険が迫っている事で用心します。
白風夕と豊蘭息は盗まれた銀葉1満両と帳簿1箱の件で調査に出ます。周忠を陥れることだけが目的なら帳簿だけでいいので国庫に侵入し欲に目がくらんで銀葉を盗んだのだと推測します。
現場検証の結果、5人が何やら仕掛けを使って盗んだはずだが・・・白風夕は鳳棲梧に相談すると今の時期は正月だから劇団が衣装や舞台を作る道具を持ち運ぶと知らされます。
2人が意気投合して話し合い、考えを言い尽くされた豊蘭息は何も言う事がなくなってしまい劇団を調査するようお願いされ鐘離に八つ当たりします。
白風夕と鳳棲梧は遊びに出かけると豊蘭息がこっそりと付いてきているのに気付きます。白風夕は仮面を付けて踊っていると仮面を付ける豊蘭息が入ってきたので一緒に舞いましょうと誘います。
翌日、条件に合う劇団は大福班なので白風夕と豊蘭息は堂々と劇団に入りたいと訪ねます。白風夕は屋根の瓦の下に銀葉が隠されているのを見抜き刑部に捕らえさせるが口裏を合わせて供述せず、それどころか3王子・豊莒が周忠を罪に問う証拠を見つけ朝議で報告するらしいと鐘離から聞かされます。
22話・告白の好機
白風夕と豊蘭息は銀葉を盗んだ劇団員を捕まえるが口を割らないので、しゃべらない者は一人一人連れ出して処刑するフリをします。
恐怖で怖気づいた団長から手引きしたのは戸部の倉部と金部の主事だと吐かせ、主事を捕らえると帳簿も見つかり周忠の疑いも晴れます。
朝議では豊萇が上奏しようとしたが、鳳棲梧が先に声を上げ自分が襲撃されたのは国庫の盗難を調べていたからだと告げます。従姉の夫である周忠は無実であり戸部の金部主事・李穆の仕業で盗人も捕らえ官銀も取り戻したと報告します。
豊蘭息は豊莒がすぐに玉無縁を訪ねたが顔色悪く物別れに終わったようだと鐘離から報告を受けます。国庫の件は抜かりが多く玉無縁らしくないが豊莒に付きまとわれ仕方なく都を出たのではと思います。
ますます仲良くなる白風夕と鳳棲梧を見た豊蘭息は、大東各州の物語に詳しい鐘離から知恵を借りて白風夕に想いを打ち明けようと決心します。
初雪が降り想いを伝える好機だと思う豊蘭息は屋敷を飾りつけ花火を用意させるなど準備します。そのころ、白風夕は鳳棲梧と火鍋を楽しみ明日は男装して妓楼で楽しもうと盛り上がっていました。
豊蘭息は約束の時刻になっても白風夕が現れないので行き先を調べるよう鐘離にお願いすると男装して鳳棲梧と妓楼で詩会を楽しんでいると知らされます。
連れ戻し口論となるが鐘離が用意していた花火を打ち上げた事で楽しみます。しかし白風夕が「どこかの若君が求婚に使ったのね、これは物語でありがち、失敗するはず」と口にしたために怒ってその場を離れます。
「あれは豊蘭息が準備したもので想いを伝えたかったのでしょう」と鳳棲梧に言われた白風夕はやっちまったと頭を抱えます。
23話・灯籠流し
環娘は任如松に謁見し、豊蘭息(黒豊息)は冷静さを失っているから白風夕から離すべきとお願いするが女官がよやかく言うことではないと叱責されます。
任如松は自分の名前を使って勝手に白建徳を呼ばれていたので仕方なく出向きます。そして江湖の門派と王族とでは釣り合わないから今のうちに引き離すべきと告げます。
白建徳は二人に任せると断っていたが、白風夕は白琅華から任如松が訪ねて来ていた事、そして会話の内容を聞かされます。
白風夕は豊蘭息が上元節の夜に川辺で会いたいそうだと鐘離から伝言を受けます。任如松を訪ね、婚姻とは縁のある二人が愛を育むことだと言い、雍は6州のなかで永遠に揺るがぬ地位を保てるのかと問います。
考えてみると言うのでお土産の酒を渡し失礼すると、白風夕は聡明で見識が深く問いも鋭いと任如松は思います。
豊蘭息は任如松を唆したとして環娘に出て行くよう命じ、約束通り上元の夜に白風夕と会うが運悪く急用が入ってしまいます。
雍王は宇鳴が堤防工事を勧めたいそうだが青州の世子・風社月が50里先に迫っており救援を求めてきたと言います。豊蘭息は堤防建築を学んでいるので自分が良城へ赴き解決すると名乗り出ると500の兵を授かります。
良城における軍権を授けたようなものだと警戒する王妃だが狡猾な節度使の宇鳴と渡り合うのは至難の業だろうと思います。
24話・悪徳役人
豊蘭息は500人の兵を授かったものの弱卒ばかりに見えると鐘離に指摘され、雍王が開戦を望んでいるのと自分が軍力を蓄えることを恐れているからだと告げます。
良城へ発とうとすると白風夕が急用で良城に行くから同行すると現れ、士気は低いけど顔つきは精悍だと言います。
そのころ、豊蘭息が都を離れたと報告を受けた豊莒は玉無縁から渡された錦袋を開けると「雍州の二王子は隠泉水榭の主」と書かれており豊蘭息と黒豊息は同一人物なのかと知ります。
また、その事実を玉無縁から聞かされる冀州世子・皇朝は純然公主を娶り幽州と婚姻関係を結びたいから、その前に冀州内部の問題を解決するため力を貸してくれと言います。
烏の群れが幕営を襲い不吉だと恐れる兵士たちを目にした白風夕は威信を示す好機だと豊蘭息に告げます。
豊蘭息は天に賜った吉兆だと言い、墨羽騎と名付け天下に名を轟かせるのだと士気を高めます。良城を支配する節度使の于鳴は長年民を虐げており豊蘭息の動きを警戒しながら出迎えます。
病弱のフリをする豊蘭息は士気を高める宴に誘われたために探りを入れたいのだろうと察します。白風夕と共に宴に出席し酔ったふりをすると襲撃されるが制圧していた墨羽騎がなだれ込み一気に返り討ちにします。
宇鳴はここに鎮座するなら力になると手のひら返しをするが白風夕は民を食い物にした罪は大きいとして容赦なく首を刎ねます。