中国ドラマ「黒豊と白夕」作品概要
チャオ・ルースー&ヤン・ヤン共演のラブアクション時代劇
あらすじ
権力の象徴である令牌・玄極令を持つ大東国の皇帝が6つの州をまとめる時代、江湖には隠泉水榭の榭主・黒豊息と天霜門の女侠・白風夕という無敵の強者がいたが玄極令が行方不明となると6州の覇権争いが勃発する。
好敵手だった2人が助け合うことで同志となり唯一無二のパートナーへと変化していく恋愛模様、複雑に絡み合った王朝と江湖の策謀や裏切り、次第に明らかになる黒幕の存在など目がはなせないロマンスアクション時代劇。
キャスト/チャオ・ルースー&ヤン・ヤン共演
黒豊息/豊蘭息(ヤン・ヤン)
皇朝(ライ・イー)
豊莒(リウ・ルイリン)
豊萇(チャン・ティエンヤン)
玉無縁(チャン・ハオウェイ)
鐘離(ホアン・イー)
華純然(アン・ユエシー)
白琅華(アイミー)など
ネタバレ感想/黒豊と白夕
オリジナル44話を自分なりに40話にまとめたのでズレが生じる場合があります
33話・母の死因
幽州と冀州が婚姻関係を結び青州を討つために兵力を増強させているので雍州王はどう対処せねばいいのかと悩みます。
青州にも抗う力はあるし幽州王は冀州の皇朝を警戒はしているはずなので高みの見物で様子を見るべきと王宰相は進言するが、雍州と境を接している青州が併呑されたら挟み撃ちになってしまうと秦宰相は言います。
青州と手を結ぶのが最善の策だと考え雍州王は南方の逆賊を殲滅する豊莒を向かわせることにします。
牽機の毒の手掛かりを求め大東国の隠れ市に来ていた豊蘭息と白風夕は伝手をたどり医聖に接近します。医聖は姿を見せなかったが尾行されている事に気付き鐘離が胡太監を捕らえます。
牽機を買いに来たのは二人だけだと知り追及すると隠れ市では客の身分は問わないのだと言われます。白風夕は剣を抜くと脅える胡太監は慌てて万が一に備えて姿絵を描いて保管していると口を割ったので案内するよう告げます。
豊蘭息は雍州の王宮で使われている帯飾りを身につける姿絵を破り取ると白風夕は記録簿から皇帝付きの太監である張謹の名を目にします。
玉無縁は蘭因璧月では血呪を完全には抑えきれないのだと分かり玄極令を急いで手に入れなければと思います。大東国皇帝が毒殺され将軍が胡太監のもとに怪しい人物はいなかったかと押し掛けてきたので白風夕と黒豊息は隠れると張謹が失踪したと耳に届きます。
豊蘭息は白風夕と共に倚歌王妃が亡くなってから姿を消した杜繊娘を捕らえると百里妃から頼まれ牽機の毒を買いに行ったがその後、倚歌王妃が亡くなり怖くて逃げたのだと知ります。
34話・謀反
百里王妃は豊蘭息が杜繊娘を捕らえたと王宰相から知らされ倚歌王妃を毒殺したことがバレてしまうと動揺します。
このままでは豊莒が世子になれないと相談すると雍州の大半の兵は青州の境にあり王宮の守りが手薄なので奸臣排除の名目で豊蘭息を捕らえればいいと言われます。
軍令に背き密かに豊莒が都に戻ってきたので倚歌王妃の毒殺の件が豊蘭息にバレてしまったから先手を打たねばと告げます。
豊蘭息は百里氏と王宰相が宛てた密書を入手して梁国公を捕らえ、牽機の毒で倚歌王妃を毒殺したなと追及します。母親は橋渡し役として雍州のために尽力したんだと責め立てると雍州は皇室からの影響を受け続け天下を掴めないの言われます。
隠れていた張仲革に記録させると罪を認めるなら家族の命は助けてやると訴えるが豊莒が挙兵したようだと鐘離から報告を受けます。
南方の賊は豊莒の私兵だったのだと気付き杜繊娘と梁国公を連れて待機するよう鐘離に命じます。急いで向かおうとすると王宮付近に禁軍大将の趙海がいて何故か禁軍と城防営が交代したと駆け付けた鳳棲梧から聞かされ、王宰相の手駒だと察します。
雍州王の50歳の誕辰の日、宴を楽しむ雍州王は豊蘭息が3万の兵を率いて侵攻中だと報告を受けます。雍州王を守る名目で城防営が押し入ってくると雍州王が禁軍はどうしたと困惑するなか、秦宰相は豊蘭息が攻め入る理由などないし謀反人が軍旗を掲げるわけないと訴えます。
豊莒は好機とばかり包囲を突破して援軍を呼んでくると名乗り出るが援軍要請には兵符が必要だと訴えます。
兵符を受け取ると王子の身分では役目が果たせないと訴えついに世子冊封を受けるがそこに豊蘭息が突如現れたので驚きます。
豊蘭息は3万の兵は誰のものだと言い放つと、共に王宮に向かった張仲革は豊莒の私兵で禁軍を城防営と交代させたのは王宰相だと証言します。
豊蘭息は証拠を差し出そうとすると城防営が襲ってきたので波動で全員を吹き飛ばすと内力が戻ったのかと豊莒は脅えます。
豊蘭息は百里氏と王宰相、梁国公らを倚歌王妃の毒殺で訴えると、そこに豊萇がやってきて豊蘭息に頼まれて周囲の火薬をすべて撤去したと言います。
王宰相は外にいる大軍はどうすることもできないと勝ち誇るが鳳棲梧と白風夕が一掃していました。
35話・君を娶る
雍州王は謀反に加担し倚歌王妃を毒殺していた百里氏に自害を命じます。庶民に落とされる豊莒は面会の許しを得て母親を訪ねるが首を吊った姿を目にし泣き崩れます。
豊蘭息は雍州王に謁見すると、皇室は衰退し各州が機を狙っているなか世子となり力を発揮せよと言われます。
印を授かり正式に世子に封じられた豊蘭息は白風夕と共に母親の霊前に報告しに行き生涯を共にする人だと白風夕を紹介します。
白風夕は幽州軍が青州に迫り写月世子が何とかくい止めているが青州王が重い病だと知らされます。豊蘭息に今は詳しく話せないがしばらく雍州を離れると告げると「私も青州へ行く」と言われ知っていたのかと驚きます。
何があろうと一緒に立ち向かうと言われ雍州に世子であることを気にしながらも翌朝出立すると告げます。
公主・風惜雲(白風夕)として戻り青州のもとに駆け付けると、写月は政で忙しく兵を率いて戦う余裕がないの不利な状況だと言われます。
風惜雲は自分が兵を率いて青州を守るつもりでいたが兄として妹を戦場に送れないから政を取り仕切るよう写月に言われます。
写月の軍に破られ撤退と報告を受けた華純然はいつまで見せかけと攻撃をするのだと皇朝に訴えます。青州が瓦解するのを待つ皇朝は写月ごときに争天騎は使えないと思っていたが幽州が損失を被れば併呑しても意味はないと玉無縁に言われます。
36話・青州の女王
断魂門主に命じて写月を戦死させた玉無縁はこれで青州は冀州と幽州を恨むだろうと思惑通りにいきます。
政を仕切っていた風惜雲(白風夕)は兄が戦死した知らせを受け悲しみ、病に伏せっていた父・青州王も亡くなってしまいます。
豊蘭息に慰められる風惜雲は民を守り戦場で敵と戦うことを決意します。青州女王に即位すると奪われた血を取り戻し民を守り抜くと臣下たちに誓います。
青州を脅かす金衣騎は自分が迎え撃つから残った風雲騎を率いて余に同行するよう斉恕と林璣に告げ、監国として残り都を守るよう程知に命じます。
豊蘭息の協力を得て風惜雲は地の利を生かして敵の先鋒隊を負傷させ、先祖の血鳳陣に手を加えて迎え撃ちます。
3万の大軍を全滅させられた幽州王は激怒すると血鳳陣を敗れた者はいないと玉無縁から聞かされます。皇朝に争天騎を出陣させるべきだと訴えるが陣を破りたいなら一度身を退くべきと勧められ、幽州と青州を消耗させ漁夫の利を得る算段かと疑念を抱き始めます。
皇朝はまだ攻めないのかと玉無縁に訴えると技術を盗むために幽州王の奥の手である大砲を使うのを待っていると言われます。
怒り心頭の幽州王は奥の手である大砲を用意するが、それを目にする豊蘭息は目的は果たせたなと風惜雲に告げます。
大砲が使われると多くの命が失われるのでその前に破壊するのが風惜雲の狙いだったが技術を盗もうと見物していた皇朝が大砲を守ります。
皇朝の手に渡ったらやっかいであるが策がある風惜雲が一旦退くと、皇朝は民を一番に考える男のはずだったが大量殺戮の兵器を作ろうとする玉無縁に疑念を抱きます。
夜中、豊蘭息と風惜雲は侵入すると皇朝と玉無縁が立ち塞がるが、話し合って時間を稼いでいる間に天霜門の韓樸が放火して大砲を全滅させます。