韓国ドラマ「コッソンビ」
消えた世継ぎの行方をめぐるミステリー、秘密を抱えて一生懸命に生きる4人の若者
見所&キャスト
両班の娘ダノが営む科挙を受ける士人専門の宿・二花院に3人の若者がやってきます。
13年前、世継ぎだった兄を殺害し王座を奪っていた国王は行方不明の甥イ・ソルが都にいると知らせを受け漢城府のチャン判官に命じます。
ダノは亡き父が借金をしていたために返せないのなら二花院を引き渡せと脅されチャン判官にイ・ソルを見つけると交渉しに行くと二花院に来ていた3人の若者も協力することに・・・
ネタバレ感想/コッソンビ
1話・行方知れずの廃世孫
父の葬儀の日、ダノは愛犬にご飯をあげようとすると廃世孫イ・ソルが隠れていました。小僧を見なかったかと兵が押し掛けてきたので見ていないし犬が怖がるから近寄らないでと告げ助けます。
イ・ソルは今度会った時に自分が誰か教えると言い去っていきます。
13年後、科挙を受ける士人専門の宿・二花院を営むダノは幽霊が出る噂で客が来なくなってしまったので町に出て宣伝します。
しつこく嫁になれと因縁を付けられたところ科挙受験者シヨルに助けられるが彼は妓楼で無銭飲食をしたらしく役人に連行されて行きました。
気を取り直し客探しを続けるダノはサンの姿を目にし二花院へ来るよう営業するが荷物を置いたまま席を立たれてしまいます。ダノは荷物を持って二花院へ帰ると返せとやってきたので安くおまけし宿泊するよう勧めます。
しかし、外出禁止時間の鐘の音が鳴ったので気が変わり先ほどより高くして招きます。すると先ほど助けてくれたシヨルが付け払いを求めて駆け込んできました。他は繁盛しているのに以前より滞在している賢く優しいユハを含む3人の客だけかとダノは思います。
パク貴人は何としても後継ぎを産まなければと思い女の子だった場合の事を考え備えろと命じます。国王イ・チャンはまだイ・ソルは見つからないのかと左議政を責め立てると科挙を受ける士人に紛れているようだと知らされます。
漢城府のチャン判官はイ・ソルを始末するよう命じられ尚膳を呼び戻し捜索にでます。
ダノは賭博で楽しむシヨルを発見し宿代がまだだと募集します。するとサンとユハがやってきたので賭博をするのかと驚くがどうもそわそわしているので別の目的があるはずだと訴えると「借金の形にされた赤子が・・・」と小声で言われ捜索します。
4人は協力して赤子を救い母親に返すと気分よく二花院へ帰ると借金取りが暴れていました。
2話・借金の代わりに
漢城府のチャン判官は二花院に押し掛け廃世孫がいるか確かめろと尚膳に指示します。
サン、シヨル、ユハを目にした尚膳に「ここにはいない」と言われたチャンは3人に号牌を見せるよう要求し確認すると去っていきます。
ダノは借金取りが富営閣から来たと知ってファリョンへ会いに行き父親が妓楼で借金するはずないと訴えます。
すると富営閣ではなくチャン判官から借りたお金だと聞かされ二花院をさっさと手放すべきと勧められます。チャンを訪ね父が借金した証拠を見せてもらうが何で今頃言って来たのか訴えるとチャンの息子と長女を結婚させて姻戚になったら借金を帳消しにする約束だったと知ります。
ユハは金を借りるためにチョン・ユン大監家を訪ねるがよそ者を引き取ると損しかしないと嫡男に言われ引き返します。
パク貴人が王子を出産したと報告を受ける王様は喜び、この子の未来のためにもイ・ソルをさっさと排除しろと左議政に命じます。
ダノは大地主オン家の次男から結婚したら借金を返してやるぞと言われ結婚は犬ではなく人とするものだと言い放ちます。恨みを買っていたがサンが密かに懲らしめた事で二度と近寄らないと手紙が届きます。
大金を返せないのならそれ以上に価値あるものを渡すしかないとファリョンに言われていたダノはチャン判官の家を訪ね返せない代わりに自分がイ・ソルを見つけると告げます。
3話・廃世孫の手掛かり
ダノは借金返済できない代わりに廃世孫イ・ソルを見つけると訴えるとチャン判官からひと月の猶予を与えられます。
先王を側で支えていた尚膳を訪ねると廃嬪の奴婢モクセが果川県に住んでいる情報を得て捜しに行きます。歩いて一日はかかるので心配するユハとシヨルは同行しサンも離れたところから見守るがあっさりバレてしまいます。
ダノはモクセを発見すると廃世孫の顔立ちと足首に赤い斑点があると知らされます。
左議政はチャン判官を呼び8年前に六人会(チャンの私組織)の武士たちを無残に殺したやつを番人(代々王族を守ってきた陰の刺客)と呼ぶらしいなと言います。
廃世孫を守る番人は特に腕利きであり、息子を殺した番人の命はどうせもいいが廃世孫は殺してはならぬと告げます。
ユハたち3人の士人はダノが何をしようとしているのか気になり富営閣のファリョンを訪ねるとチャン判官を取引したことを知ります。
ダノは廃世孫を見つけたかったら南山の廃墟へ来いと文を受け取り向かうと・・・
4話・世子の遺品
手紙で呼び出されたダノは背後から剣を突き付けられ人捜しを止めるよう訴えられるが二花院を守るために拒絶します。
サンは諦めて剣を下し、だから無駄だと言っただろうと隠れているシヨルとユハに訴えます。ユハはチャン判官の背後に左議政がいるしおそらく王命だろうと予想し金集めに専念した方がいいと勧めます。
ダノは絶対に諦めないと訴えるとだったら一緒に探そうと言われるが科挙の試験の邪魔はしたくないと拒否します。しかし、シヨルが羅州宅に言いつけようとしたので仕方なく手伝ってもらう事にします。
パク貴人は大妃が王子に会ってくれないので何で冷遇されているのかと王様に訴えるが偽物だと見抜かれていたので驚きます。しかし胸ぐらを掴まれるものの後継ぎがいれば大臣たちが煩くないので罰せられることは免れます。
シヨルは離れで白装束を着た女を目にしユクホに訴えると離れにはダノの姉ホンジュと父君の位牌があると知らされます。
廃世孫と仲良かった錦零大君の一家は滅びたが奴婢はいるはずだとダノは相談するとシヨルは賭博仲間の伝手を頼って国庫に入ることに成功し台帳を調べます。
そのころ、ユハは育ての母親が危篤状態なのに賭博をする嫡男を叱責すると、チョン・ユン大監の庶子だと知ったファリョンはユハの正体に気付き驚きます。
またダノは錦零大君に仕えていた小娘がファリョンだと知って驚きすぐに駆け付けます。廃世孫を捜せば番人に殺されると忠告されるが諦めることは出来ないと訴えると王位継承する嫡流に受け継がれる竜の模様の宝を持っているはずと教えられます。
全18話あらすじ一覧
1話~7話
8話~15話
最終話/16話~18話