韓国ドラマ|ミス・モンテクリスト
名作「トンイ」やヒット作「ルビーの指輪」での悪女役が今なお記憶されている実力派女優イ・ソヨン主演の親友にすべてを奪われたヒロインの愛憎復讐劇!!
全話鑑賞し全100話あらすじ一覧とネタバレ感想を最終回の結末まで紹介します。
あらすじ&キャスト
親友にすべてを奪われたヒロインの愛憎復讐劇
結婚を控えるウンジョは親友の財閥令嬢の女優ハラとデザイナーを目指すセリンに裏切られお腹の子を殺され橋から転落、奇跡的に助けられたウンジョは一時記憶喪失だったが自分の婚約者とハラが結婚することを知りすべてを思い出す。亡くなっていた父親も二人に見殺しにされたと知り、別人の仮面をかぶる復讐クイーンへと生まれ変わる。
完全版100話で紹介(テレビ放送では70話~75話ぐらいかな?)
ネタバレ感想/ミス・モンテクリスト
96話・会長の本性
ガフン(ウンジョ)はウクドが白状した録音をビョングクに送りつけます。
「会長職の辞任、それからウマングループをはじめ倒産させた企業への公式謝罪をしなさい。拒むのなら録音は検察へ送る」
激怒するビョングクはウクドをさっさと捜してガフンともども始末しろとウナに激怒します。
そのころ、ウクドはテシクの死因を調べガフンは同じ方法で復讐しセリンを追い詰めたんだと気付きます。セリンに手を出すなと念を押して白状していたウクドはガフンに対して激しい怒りを抱きます。
ウナはウクドの事務所を訪ねガフンとウクドを始末しろと大金を差し出し、成功したら同じ額を払うと告げます。
ハラは閉鎖病棟にいるセリンの面会に行くと壁にデザインを描いていました。ウンジョのデザインだったので頭おかしくなっても盗作はするんだなと口にすると激怒したセリンに首を絞められたので振り切って逃げ出します。
ボミは復讐を応援したしセリンとハラへの怒りも理解できていたがセリン親子を破滅させたと知り人殺しだけはしないと思ってたとガフンを責めます。
ハジュンは会長がウクドを唆してジナを殺した事を知りショックを受けるが「早く教えてくれればガフンに好き勝手させなかった、ウクドとガフンを始末する」と言われ激しく動揺しソニョクに相談します。
ソニョクは次のターゲットはウクドでガフンは会長に始末させようとしたんだと気付き車で向かうと、ガフンの車にウクドが乗っており、更に尾行する一台の車に気付きます。
ガフンは急に車が割り込んできたので急ブレーキをかけると、ウクドは部下だったので何をしているんだと降りていくが木刀で殴られます。ガフンは驚いて車から降りて逃げ出すと駆け付けたソニョクとハジュンに助けられるが、頭を殴られたウクドはセリンを守らなければとフラフラ道路に出て走ってきたトラックに轢かれ死亡します。
97話・利用価値
ウクドがドラックに轢かれて命を落とし、ガフンはソニョクから「これが復讐か、満足か」と責められます。ハジュンはこれは事故だと止めに入るがソニョクは会長が殺すように仕向けたはずだと言います。
ガフンは「望んだ結果じゃない、ウナを殺したビョングクの前でウクドが死んでこそ永遠に刑務所に入れられるんだ」と発狂します。
そしてセリンの面会に行くとウクドを呼ぶための笛を吹いていたので「彼は去りました」と遠回しに告げ出て行きます。
ハジュンは家に帰りウクドの殺害を指示した父親を責めると学べと言ったはずだと言われます。成すために犠牲はつきものだと言い出したので花瓶を叩き割り、人の命を奪って罪悪感もないのか、必ず罪を償わせると言い放ちます。
ガフンは家を訪ねると家族全員そろって食事していたようなので席に着き、会長の政界進出をお祝いに来たのだから座れと訴えます。
そしてセリンに盗撮させた裏金を渡した証拠を見せ、検察に出頭しないと映像を検察に渡すと脅し出て行きます。名誉会長は汚い手で果たすつもりだったのか、殺人教唆も決して許される事ではないと息子を叱ります。
夢が崩れてしまう会長は何であんな映像が存在するんだとウナを責め立てるとハラが止めに来たので引っ叩き、お前の悪事のせいで帝王に災いが降りかかったと激怒します。
ハラはこのまま黙って終われるかと思いセリン親子が破滅したのはウンジョによる復讐だとチクります。チョシムとスンジョンがウンジョがそんなことするわけないと訴えるがハラは続きはソニョクに聞けばいいと告げ帰ります。
ナヨンを殺した事もハラの悪事もハジュンを陥れた件も横領の件も見逃してやったんだからすべての罪をかぶって犠牲になれと会長に言われたウナはショックを受けます。
98話・家族崩壊
ハジュンは駆け付けてウナの服毒を阻止し何をやっているんだと叱責します。ハラは駆け付けると母の遺書を発見して何をしたのか把握し涙を流しながら抱きしめます。
ハジュンは責任を追わせて自死を迫った父親に責め立てます。
ボミはチョシムに、ソニョクはスンジョンにウンジョがした事は本当だと告げます。あんや優しい子が残酷なことするなんて、いったい何があったんだとスンジョンは泣きながら訴えるとハラとセリンが夫を見殺しにしたと聞かされ衝撃を受けます。
ウンジョは母親にすべて話したとソニョクに言われ母親と弟だけには知られたくなかったのに何で話したんだと怒ります。自分はウンジョではなくガフンなんだからほっといてくれと泣き叫びます。
ハラが母親に話したと知ったガフンは「お前のせいで母親が自殺しようとしたんだ」とハラが押し掛けてきたので胸倉を掴み「私だけでなくピョルと父親を殺した奴が何ってんだ」と訴えます。
人を殺したんだから同じ怪物だと言われ、こっちは怪物を裁いているんだと訴えます。
ハジュンに謝罪されたガフンは会長を切り捨てろと告げます。ウナはもう死ぬのが怖くなり同じことをもう一度はできない、30年共に生きてきたのにあまりにも酷すぎると訴えるとハラに犠牲になってもらうしかないと言われます。
ウナが自殺を図ったのは会長に命じられたからだと家政婦から聞かされたハラは部屋に押し掛けると、おまえたち母娘のせいでハジュンを後継者にすることも、政界進出も夢に終わってしまうと言われます。
父親とハジュンのために母親に死ねっていうのかハラは発狂し駆け付けたハジュンは間に入り連れ出します。
ハジュンは父親を切り捨てる覚悟を決めて警察に連れて行くとガフンに電話します。そしてマスコミを集めて今までの悪事を告白し経営の一線から退くことを伝えます。
99話・母の訴え
父の悪事を告発し経営の一線から退くと発表したハジュン、
ガフンが違法な政治資金授受の映像と殺人教唆の証拠を検察に送ったことでビョングクは検察に召喚されます、
横領と政治資金法違反、殺人教唆の容疑でウナも逮捕されると報告を受けたガフンはハラの悪事の証拠を渡し最後の撮影日に公表するようワン秘書にお願いします。
「気持ちは理解できるし何があっても味方、だけど、もう復讐は止めて」
母親に涙で訴えられ、涙をこぼずガフンは自分はウンジョではないと告げるといくら冷たくされても娘なのは変わらないと言われます。
「ウンジョとお腹の子、父親は5年前に死に、母さんはセリンに騙されて生きてた。私たちを悲惨な目に遭わせた奴らに復讐するために必死に生き延びたんだ、もう遅い」と泣きながら訴え逃げるようのその場から去ります。
ウナが逮捕され一般人に降格したハラは母親が釈放された日に主演女優賞にトロフィーを持たせてあげなければと思います。
セリンに呼ばれて向かうと5年前の件がなければ復讐されることもないし父が亡くなることもなかったと激しく責められます。自分の身は自分で守れ、自分は生き残ると言い放ち出て行こうとするとサンマンを見殺しにした証拠は東大門の女神が持っていると言われます。
「必ず道連れにすると言ったでしょう。共に地獄に落ちましょう」
発狂して出て行くハラは撮影最終日にウンジョは公表するのだろうと察しフンへの大量の贈り物は買ってボミに渡します。
ハラの悪事が公表され、最後の撮影は主人公がウンジョが転落した同じ場所で死ぬ役だと知ったソニョク、ハジュンはこれがウンジョの復讐だったかと気付き急いで向かいます。
演じきったハラは駆け付けたマスコミに手を振り身を投げます。
見届けるウンジョは心が揺らいでは駄目だと自分に言い聞かせるがハラが身を投げようとしたところ腕を掴みます。
「死なせない、苦しみながら生きろ」
しかし、ハラは「ウンジョ、ごめんさない、私はもう疲れたから休みたい」と落下していきました。
100話/最終話・復讐に懸けた女
~1年後、ソニョクはフンを連れてハラの納骨堂を訪ねます。帝王グループを辞めてゲーム会社を経営するハジュンはサボってドライブしていると亡きハラが主演女優賞を獲得したニュースを目にします。
犯罪者に賞を与えていいのかと世間では論争が繰り広げられ、今でも話題になるのだから名女優だったのではと家政婦は思うがニュースが流れるたびに悪事が公表されるので名誉会長は胸を痛めます。
ウナとビョングクに面会するハジュンはハラが主演女優賞を獲得したと報告します。ウナは娘の死を受け止められず、ビョングクは重荷になりたくないからもう来るなと言います。
ウンジョは気を失って倒れる時に頭を強く打ち付け手術をして昏睡状態が続いていました。看病してずっと見守るソニョクはそろそろ戻ってきてくれと訴えかけます。
ワン秘書にヌンチャクを習っていたウンギョルはあれからずっと訓練をしており大技を成功させれば姉は目を覚ますと信じていました。
スンジョンやボミたちが見守る前にウンギョルは一振りですべての蠟燭の火を消し初めて成功しました。
ソニョクは病室に入ると夢でハラと再会するウンジョが魘されて体を動かしていたので呼びかけます。スンジョン達はウンジョが目を覚ましたと報告を受け奇跡が起きたと涙を流し喜びます。
しかし、ウンジョから「ハラの夢を見たから彼女の身に何か遭ったんじゃないか、まだ結婚することも伝えていないし」と言われソニョクは困惑します。
悪化する可能性もあるから無理に思い出させない方がいいと医師に言われソニョクは駆け付けたスンジョン達に記憶喪失だと伝えます。
ガフンの記憶がないのはいい事だがハラとセリンの事を捜すと思われるのでソニョクは田舎の療養病院にウンジョを移します。終。
若き天才ピアニストの波乱万丈の人生をチュ・ジフン&チ・チャンウク&チン・セヨン共演で描く