韓国ドラマ/模範刑事
ソン・ヒョンジュ&チャン・スンジョ共演の韓国刑事ドラマ
どんな話?
5年前、女子大生と刑事を殺害した犯人を集められた証拠を元に疑うことなく逮捕したベテラン刑事ドチョン。
チームに入ってきたエリート刑事ジヒョクとタッグを組むドチャンだが、死刑執行の時間が迫るなか新たな証拠が見つかる。
目を背けようとするドチャンだったが、冷徹で生意気なジヒョクとの出会いが己と向き合い真実を追い求めていくことになる
ネタバレ私感/模範刑事
1話/はじまり
2015年、女子大生の死体が発見され仁川西部警察署強力2チームのドチャン刑事は娘ウネの前でイ・デチョルを逮捕します。
2016年、女子大生を遺棄し事件の担当刑事をも殺害したことで裁判で死刑判決が下されるとデチョルは「何もしていない、だれも信用してくれない」とつぶやき俯きます。
5年後、法務部長官イ・ギュジョは死刑執行命令書にサインすると後は大統領の最終決裁だとチョンハン日報社会部長ジョンソクに告げます。
ソギョン記者はチョンハン日報の本社に呼ばれると7年前に11人を殺害して服役中のビョンギルの映像をジョンソクに見せられます。死刑執行書に法務長官がサインしたから被害者遺族と会ってきてほしいと頼まれます。
ソウル庁広域捜査隊からエリートのジヒョク警部補が仁川西部警察署強力2チームに加わります。班長から相棒になるよう命じられたドチャンは聴聞担当官サンミに呼ばれ向かうと経費の使い方について叱責を受けます。
ジヒョクは通報者に会いに行くと10歳ウネが行方不明で父親が死刑囚イ・デチョルだと知ります。イ・デチョルが女子大生を殺害した現場で、高架橋から人間を投げ落としたものがいると通報を受け向かうとジヒョクは監視カメラを発見します。
ドチャンが昇進試験の結果待ちで詳しい事が分かるまで大事にするなと言うのでジヒョクは関与しなくていいから自分一人で捜査を続けると告げます。
ジヒョクはドチャンが暴行事件を担当し被害者に会いに行こうとしたので保険金詐欺だから調査機関に任せればいいと電話一本で確認を取り終わらせます。
2話/男の言葉
被害者遺族に話を聞いて回るソギョン記者はイ・デチョルに殺された刑事の妻チョン・ユソンから話を聞くと1チーム班長ナム・グッキョンの車に乗り込むのを目撃します。
自分が罪を暴き収監されている元地検長ギテに会いに行くとイ・デチョルは無実だと言われます。
ジヒョクは監視カメラの映像をチェックするとウネが映っていたのでドチャンたちに報告します。
すると、ウネと一緒に映っていた男ゴノがいきなり女性を殺したと出頭してきます。お前が殺したのかと問い詰めると「そうみたいです」と曖昧な返事ばかり、内容もずれているのでとりあえず留置所にいれます。
高架橋から人間を投げたとの通報者かと確認するがはっきりせず、ゴノが発作を起こしたと連絡をもらい駆け付けると既に正常に戻っていました。
ゴノが元看守で宣教師だと知り世も末だと呆れるドチャンはイ・デチョルが収監されていた刑務所の看守だったと知ります。現場に埋めたと証言していたがジヒョクは道具を持っていなかったので素手で掘れるわけないと疑います。
そんな中、死体が発見されるが当時ウネが着ていた服ではなかったので彼女ではないと思います。
ドチャンは1チームの班長ナム・グッキョンを呼び出し、5年前にイ・デチョルをタオ干したのは自分だがお前が捜査記録を基に結論を出したからだと言います。何か気になる事はなかったかと聞くとゴノに振り回されていると指摘されます。
3話/必死の訴え
遺書と所持品が見つかり死体がウネではないと分かってドチャンは安堵します。
ゴノの目的がよく分からずウネの死体が別の場所で発見されたから防犯カメラに映ったのはアリバイを偽装するためだろうと鎌をかけます。
途中から取調室に入るジヒョクは遺書が見つかったから自死だと思うと告げると動揺するゴノから弁護士を呼ぶから携帯を貸してくれと頼まれます。
生きているウネに連絡してくれと心で思いながらスマホを差し出すがゴノはしばらく掴むと返してきます。
ソギョン記者は自分の記事をひねくれた形で乗せられジョンソクに文句の電話をかけます。ドチャンはソギョンに呼び出されるとデチョルの無実を主張する通報があったと聞かされ驚きます。
今書かれたら面倒になるので遅らせてもらうためにウネを殺して埋めたという奴が自首してきたが生死不明の状況だとネタを与えます。
しかし記事がアップされてしまい誰が洩らしたのだと署長は激怒しドチャンは知らん顔します。
ジヒョクはゴノのカードを調べるとコンビニやネットカフェで使われていたのでウネではないかと疑い向かいます。送検されそうになったゴノはマスコミの前でウネを拉致して殺したと訴えたのは注目を集めるためでありデチョルは無実だと訴えます。
そこに、ドチャンに連れられやってきたウネはもう諦めようとゴノに訴えるとマスコミから質問責めに遭ったので殺人者の娘だと好き放題書けばいいと言い放ちます。
ゴノは再審を促すために自作自演を行ったと報道され、それを目にしたサンミは5年前に証拠品の凶器を失くし、署長が見つけてくれたことを思い出します。
4話/無実の証拠
ドチャンは犯行時刻に宅配センターで働くデチョルの映像が送られてきたので驚き、ジヒョクは万引きをして逃げ出すウネが発作を起こし倒れたので病院に運びます。原因は分からないが発作が軽いから治まれば帰っていいと医師に言われ、入院治療が必要だと勧め監視をつけます。
ドチャンはデチョルの事件を見過ごせないと話すと誤認逮捕の責任を負いたくない署長は苛立ちます。2チーム長に頼まれたドチャンは昇進審査があるから今回の事はなかったことにしてくれと頼みます。
ジヒョクは競売で手に入れた高級時計を身に着けているとナム・グッキョンに偽物ではないかのかと指摘されます。従兄ジョンテによって父親の形見の時計を盗んだと伯父から疑われていたのでどのような経緯で競売にかけられたか調べます。
仁川第一信託代表ジョンテに会いに行くと部下に暴力を振るっていたので、その辺にしとけと声を掛けます。まだ刑事なのかと聞かれたので父親を殺した奴を捕まえないと寝れないもんでねと言い帰ります。
釈放されたゴノは先輩の事は話していないが借金を肩代わりする代わりにデチョルを殺せと指示してきた者に会わせてくれと告げます。ソギョン記者に声をかけられ自分の訴えを信用してくれていたので、デチョルに濡れ衣を着せた奴が自分のところに来るはずだと告げます。
署長に褒められるドチャンはこれでいいと自分に言い聞かせるが死刑執行の話題がニュースで流れどんよりとした空気に包まれます。署長に休暇を命じられたからと出て行くドチャンだがジヒョクは捜査を進めるとドチャンに出くわし笑みを見せます。
全25話あらすじ一覧
1話~7話
8話~13話
14話~19話
20話~25話/最終話