韓国ドラマ/模範刑事
ソン・ヒョンジュ&チャン・スンジョ共演の韓国刑事ドラマ
5年前、女子大生と刑事を殺害した犯人を集められた証拠を元に疑うことなく逮捕したベテラン刑事ドチョン。
チームに入ってきたエリート刑事ジヒョクとタッグを組むドチャンだが、死刑執行の時間が迫るなか新たな証拠が見つかる。
目を背けようとするドチャンだったが、冷徹で生意気なジヒョクとの出会いが己と向き合い真実を追い求めていくことになる
ネタバレ私感/模範刑事
8話/後悔
休暇中のドチャンは抗争事件を担当すると言い、署長から許可を得て復帰するが実は別の目的がありました。
2班の仲間たちにジョンテとナム班長(1班)を監視するよう指示します。
ソギョン記者はナム班長を訪ね、ジョンテは5年前に殺された大学生ジソンと交際していたのに何で調べなかったのかと問い詰めると容疑者の1人だったがアリバイがあったと言われます。
ソンデはしばらく事務所を閉めるよう部下に命じて金を渡すが、ドチャンとジヒョクはそのうちの口が軽そうな1人を抗争事件の捜査と署長に偽り連行します。
ソンデの下で働いている事は認めたが誰と会って何をしているか知らないと言います。ジュンソプという男が激しく暴行を受けていた事があると知らされ捜索するとジソンと同じ大学で同じ学部だったと分かります。
ソンデに暴行されたのはジソンの恋人だったのが理由でジョンテと一緒にニューヨークに行ったことを知り喧嘩したのが最後だと知ります。被害者ジソンの恋人はジョンテではなくジュンソプで、ジョンテは支援すると彼女に近付き何か脅していたようだと知ります。
ドチャンに引き取られるウネは下着を買ってくると告げ父親デチョルに会いに行きます。ゴノが殺された事を告げ本当は無実なんでしょと訴えるがデチョルは死にたくなくて無実だと嘘をついた、もう父親のことは忘れろと言い行ってしまいます。
ジヒョクはジョンテが容疑者から外れたのはホテルの映像が決め手だったとソギョンから知らされます。ジソンと一緒にホテルの一室に入り彼女だけで出て行ったあと犯行時刻になり、翌朝ジョンテが部屋から出てきていました。
ナム班長がすんなり映像を渡すはずがないと思い注意深く観察すると映像を他のカメラで撮ったからタイムコードの捏造の痕跡がないのだと気付きます。
ソギョンは上司ジョンソクに連絡を取ろうとするとジョンテと一緒に車に乗るところを目撃します。ジョンテが怪しいと正直に伝え様子を伺い、もし彼が真犯人なら政界、司法、警察、メディア、あらゆる手を使って妨害してくるだろうと告げます。
すると兄ジョンリョルの選挙の時に支援してくれたからジョンテなら知っていると言われます。
ジョンテを監視していた2班はコネがあると誇示するためにわざと見せつけられたように感じます。
9話/再審請求
ソギョンは収監中の元地検長ギテに会いに行きデチョルは無罪のようだが証拠がないと告げます。ゴノを殺し私も殺そうとしたソンデから何も聞いていないのかと鎌をかけるとそんな人は知らないと言われます。
ドチャンとジヒョクは弁護士を訪ね、デチョルが犯行時刻に働いていた映像や捏造された映像、ジソンの友人の証拠などをまとめるが再審は普通の裁判より条件が厳しいのだと言われます。
だが、当時の担当刑事が証人となれば再審請求が通る可能性があると言われドチャンは決意します。
サンミは署長を訪ねドチャンたちがデチョルの件を再捜査しているが、もし再審されるようなことがあれば凶器を失くした自分も凶器を発見した署長も疑われるでしょうと告げます。
サンミが署から出て行くのを目にするドチャンは署長にチクったんだと察知し抗争事件の首謀者ドンパルを1班よりも早く捕まえます。
弁護士ソ・ジェソプはデチョルに面会すると再審を求める囚人をたくさん見てきたが成功した者を知らないと言われます。しかし、逮捕したドチャンが認めているのだから復讐したらどうかと勧めるとデチョルは頷きサインします。
ジェホンはドチャンは抗争事件はカモフラージュでデチョル事件を再捜査しているとサンミに告げるが後は本人と話してくれと席を立ちます。そこに現れるドチャンは再審請求をしたから法廷で証言するつもりだと告げます。
凶器紛失の件を言及されるが自分がしたことにするからお前は今までのように黙っていろと言います。
そしてマスコミを使いジソンの恋人だったジュンソプのインタビュー、そしてドチャンもモザイクを付けて突撃取材を受けたように偽り撮影します。
10話/蠢く力
ジソンの恋人だったジュンソプのインタビューとドチャンの突撃取材の映像により、不十分な捜査で逮捕されたデチョルは無実かもしれないと世論は思い始めます。
死刑反対派の人たちはデチョル事件の再審を要求するデモを行い裁判所はデチョルの再審請求を受け入れ再審開始命令を下しました。
当時の事情聴取を読み返すドチャンは取り調べを思い出します。宅配センターで働いていたと供述していたのに確認せず、小包を開けるために持っていたカッターは凶器で発見されたものと違うと言われても計画的犯罪だと決めつけていたために信用しませんでした。
望む回答を得られるように誘導していたと反省し書類に書き加えて弁護士に渡します。
弁護士は喜ばせようとデチョルに会いに行くが元気がなく死なせてくれと言われます。ドチャンとジヒョクはデチョルに会いに行くと罪のないウネを巻きこむなと激怒されます。
ウネにお父さんを助けてくれと頼まれたから娘のためにも生きろと告げるとデチョルは涙します。
ジョンソクは第一信託許認可の件で法司委員長が出頭を命じたとジョンテに告げます。強制権はないから断り罰金で済ませようと告げ我々の件以外で警察がやって来たことはあるかと聞くとデチョルの件だと言われます。
疑われる状況だが法廷に立つことはない、そうでしょうと訴えられ頷きます。口封じが先かもしれないと兄ジョンリョル(次期法務官)に告げると弱みぐらいあるはず、聴聞会の後に叩きのめすと言われます。
ジョンテはジョンソクの提案を無視して出頭すると亡くなった父親と頻繁に会っていたのにジョンテが子とは知らないそうだがジョンリョルを知っているかと聞かれ数回会ったと証言します。利権を守るために協力すると思ったが予想を覆されたのでジョンテが真犯人だという証拠を掴めとソギョンに命じます。
ジヒョクは「娘をあんな目に遭わせるな」というデチョルの言葉が気になりサウナにいるウネに会いに行きます。
デチョルが娘の健康状態を知っていたと告げるとパク・ホンドゥのせいで発作を起こした事があると聞かされます。パクの家に押し掛け暴行をくわえるとジョンテに会いに行き「あの子に手を出すな、子供のころに悪さをした時に何もしなかった事を後悔している」と言い放ちます。