王女ピョンガン/作品情報
国を守るために戦う王女と純朴な青年の真実の愛と絆
あらすじ&キャスト
三国時代の高句麗、国王の長女・ピョンガン王女は父の跡を継いで君主になる夢を持つなか朝廷では桂婁部族のコ・ウォンピョが2部族と結託し王座を奪おうとしていた。ヨン王妃はピョンガン王女を連れ密かに国境を守る順奴部族のオン・ヒョプ将軍に助けを求めに行くが陰謀により殺されてしまいピョンガン王女は行方不明となる。オン・ヒョプ将軍は部族の民を守るため汚名を着せられ命を落とす。8年後、記憶を失っているピョンガン王女はカジンという名で王族を襲う刺客集団の一員になっており国王暗殺を命じられる。オン・ヒョプ将軍の息子オン・ダルと再会し惹かれ合うが・・・
全22話で紹介します
ネタバレあらすじ/王女ピョンガン
第20話/新羅の使節
剣を捨てたら楽だとタルに言われたピョンガンは山奥で全てを捨てて二人で暮らそうと伝えるが王女の立場から高句麗を捨てられるのかと言われ言葉に詰まります。
王女の立場を理解するタルに抱き締められ、ピョンガンはどこの山に隠れても必ず見つけ出すと涙を流しながら訴えます。
新羅の使節が来ると知り受け入れる嬰陽(ヨンヤン)王だったがコンとモヨンが現れたので「逆賊が何のようだ」と剣を抜きます。
王宮に戻ったピョンガンは新羅からの使節がコンだと知り、「王様の機嫌を損ね挑発するため、戦の口実を与えてしまうので殺してはいけない」と進言します。
当然、書状に書かれている通り、新羅と同盟をくんで百済を攻めるのは別の話で反対だと訴えると高句麗で犯した罪は重いので極刑に処せと王は命じました。
しかし、太后がやってきて先の王様なら新羅の計略など笑い飛ばし使節を無事に送り返すはず、度量をお示しくださいと訴えると王は日を改めると出て行きました。
コンを無事に返せば密偵になって新羅の内情を漏れなく伝え王のために仕えるとモヨンに言われの太后の言葉でした。
ピョンガンはコンに4年振りに会いに行き同盟は断ると王の決定を伝えます。命を狙われるのを分かってて使節としてやってきたのかと聞くと悪縁を終わらせるためだと言われます。
するとモヨンが押し入ってきて自分はコンを死なせないために付いてきたのだと訴えます。ピョンガンは見送りは出来ないが道中気を付けてと告げ出て行きます。
その頃、部族会議帳の長チン・ピルは、「王様のお母上、ヨン王妃様を殺めたのはコ・ウォンピョです、息子のコンを生かしていけない」と証拠となる矢を王を渡します。
王が親衛隊を集結したと知ったピョンガンは急いで駆け付けすぐに逃げるようコンに訴えます。隠し通路を通って脱出させようとすると「母親の仇をとらせるべき、兵を率いてくるときタルを呼んでくれ」と言われます。
タルの母親を殺したのは師匠だったのかとピョンガンは察します。王に呼ばれたピョンガンは自分が逃がしたと告げると牢獄を命じられ自分の足で自ら向かいます。
しかし順奴部族が捕らわれたと知ったピョンガンは王に謁見願うと新羅に奪われた阿旦山城を奪い返したいからタルを呼び寄せ忠義を示してくれと言われます。
タルは剣を捨てる決意をしたので自分が一人で罪を背負うので無実の者を釈放するよう願い出ます。身の潔白を証明しなければ斬首となると知ったタルは・・・・
第21話/再び握る剣
タルは再び戦うことを決心し亡霊として現われるサ氏夫人に別れを告げ逆賊として処刑される寸前のピョンガンを救い出し、新羅に占領された阿旦山城を取り戻すと嬰陽王(高句麗王)に告げます。
兵士を授けてくれれば阿旦山城だけでなくその先の領土も取り戻すと告げるとピョンガンは放免されます。
しかし、ピョンガンは愛するタルに剣を握らせたくないと考え自分が出兵すると訴えると二人で行ったらどうかと王に言われます。
「三国統一にはオン・ダル将軍が必要なのだ、その第一歩にすぎない」
ピョンガンは百済を追い払って間もないのにこの国を戦で乱すつもりなのかとがっかりします。
ピョンガンは疲弊した民を戦乱に巻き込まぬためにも王をその座から引きずり下ろそうと挙兵を画策します。
耳を疑うサ・ウナム達に私兵を集め王を討ち、暮らしを豊かにし兵達の士気が高まったときに国を挙げて領土を拡大するのだと告げます。
タルは「お前が王になるのか、俺を待つのか自分で決めてくれ」とピョンガンに告げます。
阿旦山城を初めて奪ったのは父オン・ヒョプであり生きていた頃は高句麗の領土だったため父の遺産を取り戻すために剣を握るから、それが終われば出て行くと訴えます。
ピョンガンはタルと一緒に戦って阿旦山城を取り戻し、全てを取り戻した出て行こうと決心します。
高句麗王はコンム王子と書物を共に読もうとしたがチン太后が新羅と内通し国を売り渡そうとする文が隠されていたことで叱咤すると王子は必死に許しを請い、チン・ピルは変りに首を献上すると願います。
一方、コンは出兵しようとしていたが、かつてピョンガンを慕っていた事を知られ新羅王から指揮権を剥奪されてしまいヘ・モヨンに慰められます。
最終話・第22話/キス
新羅が攻めてきたと報告を受けたピョンガンは確認すると王の旗を責めてきたのかと責めてきたのかと思います。
「翌日の明け方までに武装を解き城門を開け放て」と書状が届き、タルは高句麗の領土だから最後の一人になっても降伏するわけにはいかないと言い「負傷兵を連れて都に帰れ」と夫ではなく決死隊の指揮官として命じます。
ピョンガンは負傷兵を連れて戻るがこのまま帰れないとチン(タラ・ジン)に告げると戻ってもタルは喜ばないと言われます。
戻るのではなく新羅王を暗殺するために一人で敵の陣営に侵入すると新羅王の寝室に入ったところでコンに「なりません」と声をかけられ捕らわれてしまいます。
一国の王女が一人で攻めてくるとは誰の命令だと聞かれ「自分の意思で来た、私を殺そうがアダン山城を討とうが結果は変わらない」と言い放ちます。
攻めてこないことを不審に思っていたタルは新羅から品物が届き王女の腕輪だったので驚きます。
コンは投降すれば王女を解放すると聞いていたが最初から王女を新羅の都・徐羅伐に送るつもりだったのだと知ります。
護送兵を追いかけていたコンは父へ・ジウォルを殺されたヘ・モヨンと出くわします。王女のことしか頭にないのかと責められ行方が分かったら必ず会いに行くから邪魔しないでくれと頼むと協力すると言われます。
タルは父親の遺言通り、愛する人を守るために戦う結審をすると高句麗王が大軍を率いて向かっていると報告を受けます。
タルは高句麗王を信じ城を守るよう命じるがピョンガンから助けを求める赤い煙を目にし馬を走らせます。新羅軍に襲われるピョンガンを救うが彼女を救ったコンは致命傷を受けヘ・モヨンに介抱されており「はやく王女を連れて逃げろ」と言われます。
コンはヘ・モヨンの胸に抱かれながら命を引き取ります。
タルとピョンガンは城に戻る途中で勝利を知らせる太鼓の音を耳にします。
「お前の命に二人の分も加わったのだから、この先幸せになるべきだ。すべて手放し二人で去ろう」
ピョンガンは幸せになっていいのだと思うがいきなり複数の矢が飛んできてタルに突き刺さります。タルを見送ったピョンガンは約束を守るために王宮を去ると百済の証人となったヘ・モヨンとばったり市場で出くわします。
「三国統一はそなたが一番に成し遂げたな」と笑いコンはどうしているか聞くとやはり亡くなったのだと分かります。
村に到着するとタルが出てきたので驚くとウォルグァンが出てきて「己をしばし死んだように見せる秘技を習いたいと頼まれた」と言われます。複数の矢を浴びたときタルは秘技を使ったが未完成で気を失っていました。ピョンガンはあなたを知っていると告げキスするとタルは思いだし涙を流しました。