中国ドラマ「策略ロマンス」作品概要
チャオ・シン&シュー・ジェンシーが初共演、ミステリーラブコメ史劇
自由闊達な才女・秋嫣は婚礼当日に花婿が急死し殉死を求められてしまう。政略結婚を受け入れたのに殉死なんで冗談じゃないと思い真相を解き明かそうとする。
冷徹な検校史・梁翊も調査に加わるが何かと邪魔され・・・
男性に頼らず自由な自立した生き方を求める秋嫣、また冷たい言動とは裏腹に女性を支える勇敢な梁翊。ドラマティックな展開で人間心理を巧みに描き愛憎入り乱れる四角関係も見どころ
中国ドラマ「策略ロマンス~謎解きの鍵は運命の恋~」全話あらすじ一覧
全34話で紹介します。
ネタバレ私感/策略ロマンス
14話・疫病の真実
疫病にかかった韓氏は自分の人生に悔いはないが娘二人が気がかりだと言います。参拝のあとどこにも出かけていないのにどこで疫病にかかったのかと困惑する秋嫣は柳氏が別邸に戻ると言い出したので「自分は残る、蓉が無事ならいいだろう」と告げます。
秋珉は自分にできる事は心を込めて願い写経することだと始め、秋嫣は弔いの相談をしていた秋大夫人たちに人の命を見捨てるのかと責めます。
希少な生薬を探す秋嫣は梁翊に相談します。闇市場でなら買えると宋錦に教えられるが差し押さえている総章衙門を訪ねてお願いすると「何事にも規則はある、梁翊が百も承知だ」と元閬に言われます。
人命に関わる、融通を利かせてほしいと梁翊は跪いてお願いすると鞭で打たれる姿を仲間に見せるよう交換条件を出されます。宋錦は劈柴処で面目を失ったから私怨を晴らすのかと言い放つと秋嫣は原因となった自分が打たれると訴えます。
梁翊が自尊心を捨てて鞭で打つよう命じると宋錦は涙を流しながら打ち、秋嫣も涙を流し堪えます。
秋嫣は生薬を手に急いで戻るが葬儀の準備が進められていたので目を疑います。郊外で火葬されていると聞かされ急いで向かうが炎に包まれる棺を目にし泣き崩れます。
秋珉がまだ写経を行っていたので亡くなってもう火葬も終えた、先祖のご加護なんてあるわけない、現実を受け止めろと言い聞かせます。
治療した李先生に韓氏の最期を訪ねると眠るように亡くなられたと聞かされていたが、母親が恋しくてこっそり様子を見に行った秋珉から大量の血痕を見たと知らされます。調べると寺も村も疫病は蔓延していないので何か変だと気付きます。
15話・裁きの場
梁翊と秦暄は弔いに向かうと秋珉はショックで寝込み秋嫣は疫病で亡くなった事実を受け止められないようだと秋宜から聞かされます。
秦暄に慰められる秋嫣は不可解な死だから解明しないと前に進めないと訴えると調べたいなら手伝うと話を聞いていた梁翊がやってきます。
韓氏を治療していた李正元が姿を消していたが、まだ茶器が温かい事や娘を連れての移動であるため梁翊は急いでも遠くには行けないと宿を突き止め捕らえます。
「疫病だと診断するよう恩人に頼まれた、あれは紅花毒の症状です」
秋嫣は毒殺なのかと驚き恩人とは誰なんだと訴えると秋大夫人だったので驚きます。
秋嫣は梁翊と秦暄を連れて秋家に戻りすぐに火葬したのは証拠を消すためかと祖母を責めます。
すると秋宜がやってきて妻は病死で単なる私事でしかない、手出しは無用だと言い出したので秋嫣は死因を追求し無念を晴らしてくださいと梁翊にお願いします。
「毒殺した罪で訴える、韓氏の死を見過ごすのがあなたの娘だとしたらお断りだ」と秋宜に言い放つと引っ叩かれ家を出て行きます。
劈柴処へ身を寄せる秋嫣は訴状を書き始めると都中の騒ぎになれば秦家は誤解するし生母ではない韓氏のために一生を棒に振る必要があるのかと梁翊に聞かれす。
血縁関係はなくても一番気にかけてくれたし母親のぬくもりを教えてくれた人だと涙を流します。6年前に父親を殺されていた梁翊は敵討ちがしたくとも力がなく毎日己を責める事しかできなかったと言います。
分かち合った2人は同じ部屋で梁翊は公務を処理し秋嫣は訴状の草案を練って過ごします。紅花を買った人が荻だと気付き米氏に連れられ都を離れようとしたところを捕らえます。
告げ口されたせいで追い出されたので荻は秋嫣を懲らしめようと紅花を購入したが米氏は誰かに盗まれたのだと訴えます。すると裁きの場に祖母がやってきて4男は盗み癖があるので監視させたところ偶然に米氏が紅花を隠し持っていたので回収したと言います。
無理に飲ませるのは困難だと証明されたので秋嫣は証言者がいると訴えるが李医師は何も言っていないと供述をガラッと変えた事で秋嫣が誣告と見なされてしまいます。
16話・突然の転落
奉京府の命により秋府の前で跪いて罰を受ける秋嫣に秦暄は母親の制止を振り切って向かい付き添います。
秋嫣が気を失うと秋珉と青黛が駆け付けて介抱し秦暄は足を引き擦りながら帰ります。
目を覚まし秋嫣は供述を変えた李正元を問い詰めるために出て行こうとすると生母・柳氏から「韓氏は夫に隠れて真厳大師と不義を重ねてた」と聞かされます。
大師が持つ玉佩と対になる玉佩を韓氏が持っていると教えられ捜しに行くと麒麟の模様の一部分を発見します。
秋宜に麒麟の模様の玉佩を知らないかと聞くとそんな物は持ってなかったと言われたので玉佩の一部分を見せます。
玉佩の秘密を知って割ったのだろうと訴えると知らんと出て行こうとしたので立ち塞がり、これは真厳大師の玉佩と対になる物だと告げます。
「恋仲だと思い込んで祖母と共謀し韓氏を毒殺したのか?寝台の下に紅花のカスも落ちていたし韓氏が寺に行っていたのはいつも秋宜の万事順調な人生を願うため、もし玉佩のせいで不貞を疑ったのなら愛を踏みにじった事になる」
問い詰めるが真厳大師はもう死んでいると知らされ小屋に閉じ込められてしまいます。
梁翊は上奏を目にした陛下が激怒して秋家の捜査を命じたと聞かされます。謁見願うがかなわなかったので貴妃の力を借りて総章衙門を率いる元閬の前に立ちふさがり「劈柴処に総章衙門と協同で捜査を命じる」と聖旨を伝えます。
秋嫣と秋珉は秋宜によって逃げるよう言われるが逃げ道はわざと元閬が与えていました。しかし私情を挟んだと自分を追い込む気だと見抜く梁翊は秦暄が匿っていると見抜き連れ戻します。
元閬は「秋宜を罪により罷免し男は総章衙門、女は教坊司へ移送する」と皇帝の詔を告げると自分は血縁関係はないと荻に訴えられます。
18年も大事に育てた米氏は私の子だと訴えるが巻き添えになりたくない荻が真相を暴露したために秋宏にも責められ追い詰められて自死します。