「三国志 秘密の皇帝」最終話・51話~54話ネタバレあらすじを詳しく

中国時代劇「三国志 秘密の皇帝」

中国の人気作家マー・ボーヨンの小説「三国機密」を初映像化し動画再生数30億回を超えて大ヒットした中国歴史ドラマ。

全話鑑賞し最終話の結末までネタバレあらすじを紹介します。

 

見所&重要人物

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王朝は衰退し群雄が割拠した後漢末期、曹操は漢の皇帝・献帝劉協を囲い込んで許都を都に定め傀儡の皇帝を通し最も有力な諸侯であった。都を離れた温県では司馬家に預けられていた楊平と司馬家の次男・司馬懿仲達が兄弟のように暮らしていました。ある日、楊平は自分が献帝の双子の弟・劉平だと知らされる。既に亡くなってしまったので皇后に命じられ楊平は密かに皇帝に成り代わり漢王朝復興と天下泰平のため曹操に戦いを挑む。

劉平/皇帝(マー・ティエンユー)司馬懿(エルビス・ハン)伏寿/皇后(レジーナ・ワン)唐瑛(ドン・ジェ)郭嘉(サニー・ワン)任紅昌(ドン・ジュアン)曹操(ツェー・クワンホウ)曹丕(タン・ジェンツー)など
 

全話ネタバレあらすじ一覧・感想はこちら

 

ネタバレあらすじ/51話~54話

 

荀彧の最期・司馬懿の計画

潜龍観に駆け付けた劉平(楊平)は「皆に賢者の道を持ってほしい、それが乱世を終わらせる希望なんだ」と訴え崩落する前に儒学生を外に出しました。

崔琰が1人残っている状態で潜龍観が崩落し救うために劉平は駆け込むがそんな2人を救出したのは満寵だった。

信頼する郭嘉がなぜ黙っていたのか、ずっと気にしていた満寵は劉平の人柄を認めまさに皇帝に相応しい人物だと感じたのです。

劉平は伏寿を救うために急いで戻ったが司馬懿の手によって毒により亡くなっていた。こうなったのはすべて陛下のせいだと言われ剣を突き付けるが素手で曹丕に掴まれます。

なぜ儒学生を救ったのか、曹丕は疑問に思っていると「先が見えない者と自分の考えしか頭にない者、どちらかだ」と司馬懿は言います。

曹丕は伏完の屋敷から荀彧と楊太尉の文を発見します。楊修は司馬懿の策略にはまってしまった事に気付き父親は無関係だと訴えるが曹操には届かず捕らわれる身となります。

司馬懿や孔融から評価されている荀彧は伏完から反乱を仄めかす手紙を送られ長期間黙秘していた事から曹操との間に亀裂が生じていました。伏家の者たちの命は救うべきだと願うがもはや何て言っていいか分からず別れを告げました。

曹操は心から信頼する者たちが劉平と出会って変ってしまった事に理解出来ないでいると荀彧が服毒したと報せを受け予に対する復讐かと嘆きます。

劉平にとっても荀彧は尊敬に値する人物だったことからすべては曹操への忠誠心をなくすための司馬懿の計画だと知り殴り付けました。

 

生きていた伏寿

曹操は「皇后様を殺したのは曹操だ」と激怒する孔融を処刑した事から儒学生たちに責められるが病状が重くのしかかります。

「本当は人を殺したくはない。陛下に嫁いで皇后になれば天下統一も成し遂げられる」

曹丕から妹と嫁ぐべきだと言われた劉平は「そのために伏寿を殺したのか」と激怒するがそこに郭嘉の文を見せてしまったと責任を感じる曹節が現われ「愛されなくてもいい。和平のために婚姻してください」と言いました。

劉平は犠牲者を防ぐために受け入れ曹節が皇后になると「計画通りだ」と曹丕は勝ち誇ります。

その頃、司馬懿は唐瑛と幸せに暮らすはずだった家に行き伏寿の面倒を見ていました。伏寿も儒学生も議性に出来ないと思った劉平は冷寿光の薬を利用して亡くなったように偽装するよう司馬懿に頼んでいたのです。

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曹操の最期

曹操が鄴に向かい、曹丕に仕える司馬懿も同行する事になります。それにより許都は争いごとがなくなり戦がないために平和に暮らす日々が続くようになります。

数年後、劉備の側近である関羽が于禁の軍を全滅させて降伏させたと情報が入ります。曹操の病状も悪く中原の民のためにも医術が必要だと考えた劉平は曹節と一緒に洛陽に向かいます。

関羽に推され危険な状況に陥るが司馬懿が「長江南を領有する事を条件に和議を結んでいた孫権を利用しましょう。背後から攻撃させればさすがの関羽将軍も退くでしょう」と知恵を出しました。

劉平は手術するべきだと説得すると曹操は拒否するがもっと若ければ手を組んで天下統一を成し遂げられただろうと言いました。

数年ぶりに司馬懿と再会した劉平は喜ぶと青州の名簿を渡されます。青州の兵は曹操だけに忠誠心があるので魏王亡きあとは漢王朝に合流するだろうと言いました。

司馬懿の策により関羽が討ち取られます。曹操は関羽を気に入って1度は面倒を見たことがある事から司馬懿は礼をもって手厚く葬ることを勧めるが曹操の体力は限界を迎えており落馬して寿春に残留しそのまま息を引き取りました。

これにより30余万の青州の兵は天下が乱れると曹丕に背きます。

 

結末・最終話

曹丕は司馬懿は本当に自分に仕えているのか、それとも劉平を助けるための策なのかと迷います。

司馬懿が勝つ方に仕えると言うので曹丕は軍を率いて漢王朝と衝突します。曹節は陛下と兄が戦う事になってしまったと嘆き伏寿に会いに行かないのかと問います。

すべて知っていて黙っていたのかと驚く劉平は「今はまだ会えない、曹丕が来たら話し合うつもりだ」と言います。

天下統一を成し遂げるためには戦うしかないのだと粋がる曹丕に劉平は禅譲(血縁者でない有徳者に地位を譲る)すると伝えました。

漢王朝の重臣たちから猛反発をくらうが劉平は決心が固く曹節に別れを告げます。そして曹丕を支えて天下統一を成し遂げてくれと司馬懿に伝え、愛する伏寿と再会し幸せな生活を始めます。

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私が皇帝だと曹丕は勝ち誇ります。すべてはこれだけのためであり劉平を愛する自分の恋心まで利用されたと曹節は玉璽を投げ付け涙をみせます。

また皇后になれると言われた甄宓もかつて愛した曹丕の人格ではないため自由のある皇帝はいないと不幸になる予感を抱きます。

皇帝劉強から禅譲を受ける形で即位し「魏」を国号とします。

黄初7年(226年)、即位後6年で曹丕が死去すると皇太子に立てられていた曹叡が即位。司馬懿は曹叡と次代の帝を補佐しながら権力を徐々に掴んでいき、

嘉平3年(251年)に魏の全権力を握るが同年に死去し遺言に従って首陽山に埋葬されました。後に孫の司馬炎が魏より禅譲を受けて皇帝となって晋を建て呉を滅ぼし天下統一を成し遂げた。

曹操は司馬懿は人に仕えるような者ではないとずっと警戒し曹丕にも忠告していたが的中するかたちとなった。

 

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