中国ドラマ|星漢燦爛
チャオ・ルースー&ウー・レイ共演の大河ロマンス
こちらの作品はWOWOWで全話鑑賞!
とても難しいストーリーでしたが、あらすじ一覧とネタバレ感想を最終話の結末まで詳しく紹介します。
あらすじ&キャスト
戦乱により生後間もなく両親と離れた程少商。
つらい家風の中で辛抱強く生き抜くとやがて大軍とともに両親が凱旋するが母親は他人の子に優しく自分の子には厳しくありました。
逃げ出すために結婚を望むようになると皇帝の義理の子で将軍の凌不疑らと出会い、困難を乗り切り婚約するが凌不疑はある秘密を抱えていた
全56話で紹介
ネタバレ感想/星漢燦爛
49話・捨てられし者の矜持
程少商は駆け付けると一族を殺された仇を討ち終わった凌不疑が突っ立っていました。あさってが成婚であるために程家を巻き込まないためにも敵を討つ好機は今しかなかったと言われます。
その時、凌不疑に恨みを持つ左将軍が兵を率いて城陽侯府を取り囲みます。退路はない、命で償うと凌不疑が出て行ったので程少商は馬で駆けつけ彼を乗せて逃走します。拘束されていた程始はさすが娘だと口にし、蕭元漪は心配して背中を見送ります。
崖に追い詰められると謝罪を口にする凌不疑は自分一人で選んだ道だから巻き添えにはできないと崖から飛び込み、驚く程少商は泣き叫びそのまま気を失ってしまいます。
曲陵侯府に運ばれる程少商は家族から手当てを受けていると兵を率いる三皇子が乗り込んできます。蕭元漪は娘には指一本触れさせないと立ち塞がるが目を覚ます程少商は出て行くと凌不疑が父殺し、兵の動員、虎札の使用したことで死罪にしろと重臣18名が連名で弾劾したと聞かされます。
「きっと彼は死を選ぶだろうし、そうなれば私も後を追う」
程少商は三皇子とともに参内し文帝に謁見すると左御史中丞が厳罰を求めていたので「凌益は凌不疑の父親ではない、凌不疑は霍無傷です」と告げます。凌益は孤城の陥落を企て霍将軍を惨殺した黒幕だから仇を取っただけなのだと訴えると文帝は驚き言葉を失います。
文帝が指摘する前に程少商は変わった痣があることを告げると文帝は驚き凌不疑の捜索を命じます。程少商は左将軍が投降を勧めることもなく追い詰めて矢を射れと命じていたから命を狙っているはずと三皇子に告げます。
50話・我が名は…
三皇子は凌不疑を発見しロープで引きあげるよう指示するが左将軍が切断しようとしたので捕らえます。凌不疑は重傷で意識がなかったが程少商の笛を耳にし無意識に治療を受けいれると熱が下がり目を覚まします。
疲れ切っていつの間にか倒れていた程少商は目を覚ますと皇后が寄り添ってくれていました。敵討ちだろうと黄泉の世界だろうと一緒に行くつもりだったのに捨てられた気分だと涙を流します。
程少商は袁慎にお願いして淳于氏の面会に行き、正直に話せば生きる道を与えてくれるはずと訴えます。凌益は死んだと告げると彼女は錯乱していたので出て行くが汝陽王妃に神像を贈ったはずと読みます。
凌不疑は幼いころに杏の実を置くために弟の衣に着かえて父の部屋に入ったが凌益に殺されるのを目撃してしまったと話し始めます。彰坤が霍家を皆殺しにし叔母の君華と共に飲まず食わずで死人の山に隠れ城門を逃げ出し2年耐え忍んで都に戻りました。
当時は戦う術もなく凌益から狙われないために君華は錯乱し凌不疑と名乗ったのだと告げます。
証拠を掴もうとすると凌益は次から次へと隠蔽と口封じをして証人が消えたので自ら手を下すしかなかったと涙ながらに訴えると文帝から名前を聞かれ、霍無傷だと告げます。
51話・それぞれの区切り
凌不疑は自分の名前は霍無傷だと名乗ると文帝は今まで気付かずに申し訳なかったと涙を流します。空気読めない左御史中丞が弾劾をやめないので蹴飛ばすが駆け付けた越妃に一国の君主なのだから朝堂の礼節と諫臣を重んじなけばと止められます。
しかし越妃は面子を保ってやったのにつけがるので左氏を蹴っ飛ばします。
袁慎がやってくると淳于氏は職人に女媧像を作らせ汝陽王妃に贈っており、その中に彰坤と凌益の書簡があったので孤城を占領した証拠になると言います。
それでも左氏は東宮の虎符を盗み軍を動員したのは大罪だと訴えだすがレイ帝の残党に大金で抱き込まれており田朔と結託していたことを三皇子に暴かれてしまい拷問を命じられてしまいます。
凌不疑と三皇子は太子は国を担げる器ではないと文帝に訴えます。すでに東宮を掌握できていたので二心はないが政を乗っ取ろうと思えば簡単にできてしまうと言います。
皇后から何で程少商を巻き込んだのかと聞かれる凌不疑は捨てると決意していたことを認めます。それを聞いていた程少商はその場に皇后に呼ばれると程家を巻き込みたくない想いと復讐を捨てられたなかった気持ちは理解できるが裏切られたことが許せず縁談を白紙にするよう願い出ます。
皇后も文帝に教えが悪かったと謝罪し皇后の座と太子も廃してほしいと懇願し、太子は東海王に降格となります。凌不疑は霍不疑と改名し贖罪のため北西に7年駐留すると申し出ます。
52話・歳月を経て
霍不疑は戦地での日々が続き、鄭家では程姎たち3組の合同結婚式が行われそれぞれが出産します。
戦地で倒れる霍不疑は目を覚ますと駱済通の看病を受けるなか、皇后に寄り添う程少商は生きている間に愛する人を見つけて元気な子を産むのを見たいと言われます。
一生嫁ぐ気はないのだと告げると5年も経ったから霍不疑を呼び戻すよう陛下に頼もうとしていたけど無駄のようねと皇后はがっかりします。
程少商は皇后が倒れてしまったので急いで医官を呼び寄り添うがもってひと月だと言われてしまいます。文帝と越妃に報告した帰り「長秋宮で老いていくつもりなのか、皇后も望んでいるから私を選べ」と袁慎に告白されます。
「過去は過ぎ去る、目の前の今と将来を大切にして、余生を平穏に暮らしたければ自分のわだかまりを突き破る必要がある」と皇后の言葉が脳裏に浮かび、もし心に彼がいたらどうするのかと聞くと袁慎は忘れるまで待つと言います。
文帝は霍不疑を都に戻す命を下していたので、まだかまだかとそわそわすると報告が入り外に飛び出して出迎えます。
程少商と袁慎は縁談を進めるため皇宮を出ようとすると帰還した霍不疑が現れます。程少商は馬に乗ろうとすると足を踏み外してしまい霍不疑に支えられるが過去を振り切るようにそのまま馬を走らせます。
妻のために感謝すると袁慎に言われる霍不疑は無言で挨拶しその場を去ります。