紅き真珠の詩
「長歌行」のチャオ・ルースー×リウ・ユーニンが再びタッグを組んだ中国大型時代劇!
唐の時代、真珠採りの奴隷が伝説の宝石商人へと上り詰めていく!
こちらの作品はWOWOWさんですべて鑑賞し、
見所キャスト、全話あらすじ一覧、ネタバレ感想を最終話の結末まで詳しく紹介します。
あらすじ&キャスト
2024年末の中国時代劇市場で話題を集めたヒット作!
唐の時代、合浦では揚州の崔氏が3年連続で皇室に真珠を献上していたが真珠採りの奴隷・珠奴は命懸けで海に潜る過酷な生活を強いられていました。
ある日、採取場に昭武康国の豪商・燕子京と謎めいた書生・張晋然が現われ真珠の競売会に参加する。珠姫に選ばれた珠奴の端午は張晋然によって窮地を救われ奴隷の身分から解放されると燕子京の隊商に加わる。
自らの出自の秘密を知るが燕子京の復讐劇に巻き込まれていく。
ネタバレ感想|紅き真珠の詩
15話|八方楼の難
武陵に到着する燕子京は端午たちを八方楼の客間で待たせ崔八公を訪ねます。崔八公は体調が悪く声だけの挨拶になり越荀の負債1千万銭を肩代わりしてくれと要求すると長い付き合いだからと受け入れられます。
しかし異変を察知すると差し出された酒に毒が混入されていると知りつつ飲み干して引き下がります。
三日もすれば治るはずだと思う燕子京だが崔八公に恨みを買う覚えはないので背後に別の勢力がいると疑います。
宝石を隠して折を見て全員で離れろと康琚に命じ、鉱山を持つ崔八公と略奪し人を浚う驪龍盗の取引は「人」だと考えを告げます。
端午は半年前から武陵が急に貧しくなったと知ると燕氏隊商の宝が全て盗まれたと曹大に知らされます。燕子京のもとへと急ぐが様子がおかしいことに気付き解毒するまで側にいることにするが八方楼が宝石を盗んだ賊を捕まえるまで封鎖される事になります。
様子を伺う端午はどうやら自作自演と疑われているようだと察するが、燕子京の策だと見抜きどこに隠したんだと聞きます。
何で自分たちが嶺南の真珠を持っている事を知っているのかと訴えると崔八公の背後に別の者がいると教えられ崔十九に武陵を乗っ取られたのではないかと告げます。
宝石を手に入れるまで殺されないから八方楼を脱出しろと燕子京に命じられる端午は全員を逃がし張晋然に託すと1人引き返します。そして越荀を脅して崔八公のもとに取引の交渉に行かせ解毒する時間を稼ぐが燕子京が驪龍盗に8年間捕らわれていたと知り驚きます。
崔十九は武陵を乗っ取ったと確信して油断しており崔八公の反撃により捕らわれてしまいます。端午は時間稼ぎするつもりが越荀がさっさと宝の在処を吐いてしまった事で予定と違うと訴えると崔十九に会ったと知らされます。
しかし康琚がやってくると燕子京が部屋にいないと知らされ楼主の部屋に押し入ります。崔十九がいたが彼女が背後から剣を突き付けられていることに康琚が気付くと時すでに遅し採石場の牢にいました。
端午は賢さゆえにすぐに崔十九に乗っ取られたと気付いたのに、またひっくり返されたから困惑しちゃうよね
16話|勇敢な愛
端午は康琚だけでなく身内争いする崔十九たちとともに採掘場に捕らわれてしまいます。強制労働を余儀なくされるが端午が隙をついて反撃すると崔十九たちも加勢し鉱夫たちを逃がします。
端午は燕子京もどこかにいるはずと思い1人引き返すと毒水に浸けられている彼を発見し危険も顧みず足を踏み入れ拘束を解きます。
そこに崔八公の側近・黒山たちが押し寄せるが康琚たちが駆け付け一掃してくれます。
張晋然は刺史を連れて捜索のために八方楼に押し掛けると燕氏隊商はどこだと崔八公に訴えます。崔八公は白を切るが燕子京たちが戻ってきたので驚き、逃げてきた鉱夫たちが商人を殺して民を監禁し人身売買して私刑を乱用したと証言します。
次々と証言が飛び出した事で崔八公が西域の悪名高い盗賊団・驪龍盗と組んで民を浚い強制労働させていたことで役所に連行されます。
燕子京は宝石を隠させたのは自分を攻撃させ鉱山の場所を突き止めるはずだったと話すと、もう独りじゃないのだから二度と危険なことはしないで、私がいると端午に言われ約束します。
そして献上品の強奪事件の真相を調べる張晋然と驪龍盗の実態を掴むために手を組むことにします。
端午はいずれ一緒に店をやろうと約束し手の治療のため張晋然に同行する
と別れます。
急に二人がラブラブモードになったけど思ったより早いからまだなんかトラブル起こるだろうな・・・
17話|紫星の約束
急速に距離を縮める端午と燕子京は夜になり人がいなくなった汴州の街路で口づけを交わします。
燕氏隊商は砂漠を超えて琅嬛塢に到着すると郁施の弟子である塢主・尉遅に出迎えられ、燕子京は兄さんと呼び再会を喜びます。
郁施の娘だと紹介された端午は郁施が生活していた部屋に案内され両親がどんな暮らしをしていたか教えられます。
燕子京は驪龍盗の毒に長いこと苦しんでいたが巫医から新しい解毒薬で完治できるかもしれないと聞き、今は愛する端午がいて命を大事にしたいと思うようになっていたので喜びます。
端午は鸊鵜泉が極めて危険だと尉遅が言っていたので衛彦たちを琅嬛塢に預けられないかと燕子京に相談します。すると燕子京が1人で行くつもりだったと知り驪龍盗を滅ぼすために同行すると告げます。
尉遅に仲間を預かってほしいと願うと、ちょうど顔ぶれに飽きていたところだと受け入れてくれたので感謝します。
その頃、張晋然は越雲岫の手の麻痺を治すために軍営に向かい劉医師を紹介してもらいます。そして将軍・裴士傑に驪龍盗の掃討協力を願うと神出鬼没なうえ唐の境外が拠点だからやみくもに兵は出せないと言われ妙計があると告げます。
端午は驪龍盗の狙いである血珠を預かると燕子京に言われ何がそんなに特別なのかと差し出すと、血珠の中に古麗斯丹の宝の地図があると教えられます。
端午は急に砂漠の王女様みたいな風貌になったよ。
18話|月下の惨劇
端午は燕子京と運命をともにするつもりでいたが古麗斯丹の宝の地図が隠された血珠を奪いたい驪龍盗に拉致られてしまいます。
血珠は燕子京に預けたばかりだったので奪われることはなかったが拘束され身動きが取れません。
必死に端午を捜していた燕子京は血珠と交換だと文が届き驪龍盗に浚われたんだと気付くが彼女の腕輪を目にし紫荊湖にいると伝えたいのだと察します。
燕子京は紫荊湖へ向かうと端午に騙された驪龍盗の一味がいたので尾行し端午を救出します。
燕子京は巫医が驪龍盗に殺されていたので端午と別れなければならないのかと愕然とします。張晋然は驪龍盗と戦う燕子京を援護するために将軍・裴士傑と出征しようとしていたが凌将軍が明日来るから待機するよう軍令が届きます。
約束の日に行かなければ端午や隊商全員が帰らぬ者となってしまうと焦る張晋然は自分だけでもいくと裴士傑に別れを告げると親衛隊を遣わしてくれたので感謝します。
驪龍盗への復讐心を胸に生き抜いてきた燕子京は端午を置いて鸊鵜泉へ向けて出発するが隊商の侍衛に扮した驪龍盗の間者がいて襲撃され曹大や衛彦たちが命を落とします。
端午は目を覚ますと燕子京に酒を飲まされた事に気付き嫌な予感を抱いて外に出ます。すると逃げろと駆け寄ってきた蝦米の背中に矢が突き刺さります
康琚の足が不自由なのは子供の頃に燕子京と一緒に脱出する際に矢を射抜かれたためだったのね。ちょうど砂嵐が起こったために逃げれた過去があったらしいが過酷な場所から逃げた二人だから今回も諦めずに脱してくれるでしょう。
それにしても仲間を琅嬛塢に預けると言っていたのにこの惨劇だから鸊鵜泉には行っていないという解釈でいいのだろうか。ちょっと今どこにいるのか分かりにくいね。