作品概要・キャスト
チェン・ヤオとジャン・リンホー共演、男装名探偵とワケアリ王子様のミステリーラブ時代劇
国の捜査機関である明鏡署の蘇瓷は推理力と洞察力に優れた名探偵であるが彼は家族を殺害した真犯人を探すために男装して潜り込んだ可憐な美少女。捜査中に裴昭という遊び人と出会うが彼もまた朝廷の陰謀を暴くために身分を隠す元将軍・斉王だった。事件の裏に潜む巨大な陰謀の存在が明らかになると2人を結ぶ過去の事件も1つに繋がりラストに向けて衝撃と感動が押し寄せる
蘇瓷(チェン・ヤオ)裴昭/蕭衍之/斉王(ジャン・リンホー)謝北溟(ジャン・ジアディン)董如奴(ワン・イージョー)飛鳶(ホアン・イー)劉玄(チャン・チョン)雲王(リー・ジンロン)など
全32話で紹介
ネタバレ感想/探偵麗女
9話・揺れる心
鎮遠侯の娘・徐芝は斉王妃の候補者名簿に権勢のある家の娘が入っていないことに気付きます。勇敢で誠実で国の柱になるのは斉王だと言い嫁ぎたい意思があることを父に話します。
蘇瓷、裴昭(斉王/蕭衍之)、謝北溟、董如双、飛鳶の5人は縁結びとして知られる普華寺を訪れます。
董如奴は蘇瓷との縁結びを祈願し、その姿を目にした謝北溟は嫉妬します。蘇瓷と裴昭は二人で歩いていると二人とも両親を失い帰るべき家もなく孤独だが結ばれれば末永く幸せに暮らせると占い師に言われます。
裴昭が話しかけていた徐芝と仲良くしているのを目にした蘇瓷は胸をおさえると体調でも悪いのかと董如奴に聞かれます。
裴昭は妃選びの候補者名簿に徐芝の名が記されていると飛鳶から知らされます。雲王は北方の守備軍を指揮する鎮遠侯の娘が候補者になっていると知って激怒します。
この屋敷には来てはいけないと忠告していた蒋希文がやってきたので裴昭は一大事だと思い駆け寄ると汝芝が花嫁衣裳姿で自死したと知らされ驚きます。
鎮遠侯は自分が候補者に選んだせいだと嘆き、必ず背景にある陰謀を暴き出し天下に知らせてくれと明鏡署の統領・劉玄に託します。
10話・花嫁衣装と口紅
雲王は宮中で死者を出したのなら明鏡署に捜査依頼するだけでなく禁軍の統領の傅子佑を罷免しなければ事件を軽視していると取られかねないと進言し降格処分させます。
鎮遠侯の娘・徐芝の亡骸を発見した侍女から話を聞いた蘇瓷は董如奴と裴昭を連れて検視にあたると花嫁衣装に口紅が付着していることや衣装を着せられた形跡があることに気づきます。
裴昭は鎮遠侯を訪ねお悔やみの言葉を伝えると妃選びが陰謀に利用される可能性から目を背けたと叱責を受けます。
自らが黒い陰謀の駒となって担いだに等しいのだと裴昭は責任を感じます。
蘇瓷たちは一連の事件との関連を疑うが徐芝の事件だけは多くの痕跡が残っており法則に反しているので別件なのかと思うが謎は深まるばかりです。
蘇瓷は裴昭が元気ない事に気付き声をかけます。朝廷の闇が無辜の命を奪い斉王の心痛は察するに余りあると告げると斉王の責任の一端があることは事実だと裴昭は言います。
蘇瓷は裴昭を心配するが占い師から二人の縁結びのために買うよう催促された錠を持っていたので動揺し仕事があると告げ出て行きます。
蘇瓷は徐芝の侍女の衣に口紅の粉が付着していたのを見逃しませんでした。殺したあと首吊りに見せかけるために土台に足跡を付け花嫁衣裳を着させてメイクしている時に付着したのだと推理します。
追及すると妃選びのために全財産を賭けたんだと言われ牢に入れるが鎮遠侯は誰かに命令されたはずだと責めると自死されてしまいます。
斉王が鎮遠侯を訪ねたあと鎮遠侯が都を去ったと報告を受けた雲王は駒となってる蘇瓷を調べるよう部下に命じました。
11話・月夜の祈り
蘇瓷は中秋節の夜に家族を悼み心を込めて水辺りで月に祈ります。本来の女性の姿で出かけた蘇瓷を追う裴昭は人払いをしており舞う彼女を静かに見守ります。
斜面を取る彼女を目にし美しいと口づけしようとしたが討ちあがった花火に邪魔されてしまいます。
2人で灯籠を飛ばしたあと祭りで賑わう街に繰り出していた謝北溟たちと合流すると大道芸人の奇術が迷香を使った詐欺だと見破っていました。
西域で使われる秘術を調べる蘇瓷は花嫁衣装の娘が自害する一連の事件も迷香を使ったものではないかと考えます。
蘇瓷は幻覚を抑える薬を作るよう董如奴に頼むと傅子佑を訪ね、杜嵐は催眠術によって自死した可能性があるが心当たりはないかと聞きます。
使者たちを結ぶものは何なのか考えていると完璧な美を追求している曲臨江が犠牲者たちの姿絵を描いていたことに気付きます。
犠牲者たちは絵を描き上げるために選ばれたのだと気付くが前から女だと見破られており目が気に入ったのだと曲臨江に拘束されてしまいます。
董如奴から渡された薬に手が届かないため催眠術をかけたら目は光を失うと鎌をかけると曲臨江が納得していたため美人画を描くことに協力してやると告げます。
12話・知られた秘密
目の治療をしていた裴昭だが蘇瓷の部屋のドアが開けっぱなしで床に文書が散乱していると飛鳶から聞かされます。
几帳面の蘇瓷がこんな事するはずないと思い危険が迫っていることを察知します。走り書きを手に取り解読すると曲臨江を疑ったのだと気付き屋敷を飛び出します。
裴昭は駆け付けると蘇瓷が催眠術をかけられ自死しようとしていたので間一髪のところで助け董如奴が作った幻覚を抑える薬を飲ませます。
裴昭は蘇瓷を抱きかかえて屋敷に戻り董如奴を呼べと飛鳶に命じます。董如奴は駆け付けるが蘇瓷が女性なんだと知って激しく動揺するが治療します。
裴昭は連続殺人犯は曲臨江だと明鏡署に知らせると「いくら好きだからって蘇瓷に女装させるのは人の道を外れている」と勘違いする飛鳶に言われ女性であることを伝えます。
蘇瓷は付き添って看病してくれた董如奴にお礼を伝えます。曲臨江が捕まったことを伝える裴昭は謝北溟たちも秘密を守ってくれるから大丈夫だと告げ慰めます。
そして自分がいるから大丈夫だと口づけすると蘇瓷は彼の胸に寄りかかり涙を流します。
目の治療を中断してしまったために裴昭は完治するかは運次第だと医官に言われてしまいます。
蘇瓷は曲臨江を尋問する劉玄に同行すると曲臨江は乱心していました。曲臨江は犠牲者たちを記録しており蘇瓷は動揺するが裴昭に命じられていた蔣希文が破り取っていたためバレずに済みます。