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トンイ(最終回)49話~60話ネタバレあらすじを結末まで詳しく紹介

大ヒット韓国歴史ドラマ「トンイ」

三大悪女の1人である張禧嬪の陰に隠れてしまっているがモデルとなった淑嬪崔氏は雑用係の下女から19代王・粛宗の側室まで上り詰めた唯一の女性。そして最も長く王位に就いた21代王・英祖の母親。

トンイ(ハン・ヒョジュ)粛宗王(チ・ジニ)チャン・オクチョン(イ・ソヨン)チャ・チョンス(ペ・スビン)ソ・ヨンギ(チョン・ジニョン)仁顯王妃(パク・ハソン)チャン・ヒジェ(キム・ユソク)など

 

「トンイ」全60話あらすじ一覧

 

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ネタバレあらすじ/49話~60話

 

仁顯王妃の最期

心臓を患う仁顯王妃はもうすぐ前代未聞の嵐(世子交代)が宮廷を襲うが必ず生き残り延礽君(王子)を国の王にするのだとトンイ(淑儀)に告げます。

禧嬪(オクチョン)が世子の病気を隠すためヒジェの部下を使って医官を殺そうとした証拠を掴み自ら王様に事実を告げ処分を待つよう最後の機会を与えました。

トンイは仁顯王妃の言ってる言葉(世子交代)が事実なのか、また禧嬪の様子を調べるようチョンス(義禁府都事)に命じるが仁顯王妃が倒れてしまいます。

仁顯王妃の持病を知った禧嬪は何があっても世子の座を守らなければならないと思い自分の手を汚さなくて済むようこのまま亡くなる事を祈ります。

 

王妃が匿っている医官の居場所を突き止めたヒジェ(禧嬪の兄)は口を封じるため向かうが護衛は殺害されており医官の姿はありませんでした。

禧嬪とヒジェが何か隠していると勘付いたムヨル(漢城府の庶尹)が先に医官を捕らえ世子が世継ぎを望めない体だと知ります。

また医官を保護するため遅れてやってきたチョンスはヒジェの短刀を見付けました。

観察府のチョン尚宮、チョンイムが王妃を狙い呪詛を行ったのはヒジェとユン氏(禧嬪の母)が雇った巫女である事を調べあげるが仁顯王妃は亡くなってしまいます。

 

すれ違い

トンイは延礽君には権力よりも大事なもので満たされた人生を与えたいと考えており世子は王位を継ぐから心配ないと話します。

呪詛の証拠を渡し世子の病を公にはせず世子の座を揺るがしはしないから仲良い兄弟として生きられるよう見守って欲しいとお願いしました。

しかし王妃の遺言「トンイが王妃になれば世子も延礽君も守られる」を受け止めた粛宗(王様)はトンイに嬪(正一品の側室)にする任命書を出します。

禧嬪はトンイの誠意込められた言葉を信用していたがトンイが自分と同じ地位になった事、そしてムヨルが内禁衛(王室の警護を担当する親衛隊)のソ大将(ソ・ヨンギ)とチョンスに接触し世子の病を知る医官を差し出したのをヒジェが目撃した事で最後まで戦う決心をします。

ヒジェは南人だけでなく少論の重臣も味方につけるが医官と呪詛の証拠を押さえながら動かないのは時機を待っていると考えトンイと延礽君を消すしかないと思います。

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淑嬪

トンイは前王妃の遺言を王様から聞き自分を慕うソ大将やチョンス達の忠誠心を改めて感じ淑嬪の任命式を堂々と受けました。

トンイ(淑嬪)はムヨルから禧嬪の陰謀を公にし朝廷に知らせるよう言われるが世子の病気を騒ぎ立てる気はなく仲良い兄弟を引き裂くことは出来ないと言いました。

世子は延礽君を連れて宮殿を抜け出し村の祭りに出掛けるが世子がスリと間違われて連行されてしまいます。

チョンスが世子を保護するが禧嬪は延礽君が世子を連れ出し窮地に陥れたと怒りをあらわにします。

重臣たちは延礽君を王室から追放するべきだと王様に訴えるが自分を慕う弟を陥れたくない世子は自ら自分が病気である事を王様に告げました。

王室と国を揺るがし世子の病気を隠すために延礽君を追い詰めた禧嬪に王様は激怒します。

ヒジェは王様をこれ以上刺激するのを避けるため重臣達に引き下がるよう願うがムヨルが世子の病気の事を話したため噂が広がります。

世継ぎが揺らげば王室と国は滅んでしまうためトンイは噂が広まるのを防ぐために全力を掛けます。

 

三大悪女・禧嬪の最期

禧嬪は世子を貶めるためのトンイの策略だと疑うが、宮殿から追放されたトンイを殺害するために火をつけた事が暴かれユン氏(禧嬪の母)が捕らわれたと報告を受けます。

禧嬪とヒジェはどうせ倒れるならトンイ(淑嬪)と延礽君を道連れにしようと企て世子がいる東宮殿に火事を起こさせます。

宮殿にいる者達や民の気を東宮殿に向けさせ、その間にトンイと延礽君を狙う計画でした。

毛麻鞋(足音を消すための靴)を履いている者を見掛けたチョンスは嫌な予感がして駆けつけると延礽君とトンイを狙う刺客を見付けます。

トンイが背中を斬られ重傷を負うがチョンスとソ大将が刺客を捕らえました。

刺客を送り込んだヒジェは捕らえられるがユン氏と同様に黒幕に禧嬪がいる事を口にしませんでした。

 

ヒジェやユン氏の拷問の場に禧嬪が現れ王妃やトンイ、延礽君を殺したかったのは自分だと叫びさっさと母親と兄を解放しろと言い放ちます。

助かったトンイは謝罪させるため禧嬪を訪ね、世子を脅かしたりはしないと言ったのになぜ自分と延礽君を狙ったのか問います。

政治と宮廷が信用できない禧嬪は殺せなかったのが悔しいぐらいで謝罪の言葉などないと言い放ちました。

救いようがないと思ったトンイは政治や宮廷が悪いのではなくすべては禧嬪の選択の誤りだと言い席を立ちます。

王様は禧嬪を処罰せねばならず同じように落ち込み苦しむ世子を抱き締めます。

禧嬪に最後にしてやれるのは自決させてやる事だと思うが禧嬪は王様の手で毒薬を賜りたいと願いました。

最後に禧嬪は王様を本気で愛さなければトンイを憎むことはなかったと言いました。

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王様は国を乱した罪人の処罰を重臣たちに告げます。

ヒジェとユン氏は長きにわたり王室と朝廷を冒涜し王妃を亡き者にしようと企て淑嬪と延礽君を狙った罪で死罪とし、世子の母親でありながら責務を果たさずすべての事件を画策した禧嬪は地位を剥奪し毒薬を与えると告げました。

罪人として宮廷で屈辱を受けるのは死ぬ事より辛い禧嬪だが世子を守ってくれと膝間付き泣きながらトンイにお願いしました。

死にゆく姿を見てほしいと最後の願いを王様に伝えてもらい禧嬪は与えられた毒薬を飲み人生を終えました。

世子は母親の後を追うため水一滴も飲まず仲良かった延礽君も近寄らせなくなります。

トンイは世子と延礽君、2人が生き残れる道はないかと探り延礽君を世子のあとを継ぐ世弟にすれば良いと考えます。

王室の悲劇を終わらせるため王妃にはならないとトンイの想いを受け止めた王様は今後どのような側室も王妃の座につけぬよう法を定め新しい王妃を探すと重臣等に伝えました

 

トンイの政治

トンイ(淑嬪)が自らの意思で王妃の座を拒んだためムヨル(漢城府の庶尹)は自分の手を払い権勢を投げ出した事を必ず後悔すると言いました。

誰もが欲にかられて争うわけではなく人を踏みにじらぬ者の方が多いと考えるトンイはムヨルとは別の手で宮廷で政治をやり遂げると言い放ちました。

ムヨルは新たな王妃の座についた仁元王妃に付き力とは何かを思い知らせようと企てます。

落ち着かぬ世子の座を揺るぎないものにするのが役目だと思っている王妃は王様の寵愛をいいことにトンイが延礽君を世継ぎにする噂を聞き警戒します。

世子を除き宮殿にいる王子は婚礼をあげると宮殿を出なければならず王妃は延礽君の婚礼の時期がきたとトンイに告げます。

無数の噂が飛び交う宮廷で真実を見極められないのなら女官だけでなく王室と国が揺らぐと内命婦(王族に使える女官組織)の先達としてトンイは説教しました。

トンイに忠誠を誓うチョンス(義禁府都事)や内禁衛(王室の警護を担当する親衛隊)のソ大将(ソ・ヨンギ) 、監察府のチョン尚宮やチョンイムが集まり婚礼を防ぐ口実を探すがトンイは王様が延礽君を庇えば噂が更に広まり世子が苦しむとして静観するよう願いました。

 

トンイは過去の例をあげ妃選びは自ら探すと王妃に伝えました。

重臣たちは由緒ある家柄を紹介するがトンイは政治をすると決めており延礽君の将来を守るには姻戚関係が大事だと考えていました。

トンイは自ら頼むため需要界でも影響力のある都で名門中の名門パク・トンジュを訪ねます。

しかしトンイはパク家のご子息の先生で朝廷に興味がないソ・ジョンジェの娘ヘインを婚礼相手として考えていました。

後ろ盾がまったくないジョンジェは断るが延礽君には奪う力ではなく分け合う力、真の力を与えたいとトンイは言いました。

成宗大王の父親、義敬世子が住んでいた場所であり、宣祖大王が学んだ場所でもある事から王気が流れていると民は信じていました。

またムヨルの不正をあばく証拠を手に入れたチョンスはいつでも命を奪えると脅します。

それにより婚礼はあげても延礽君はまだ若いから宮殿を出るべきではないという意見が通り世子と延礽君は喜びました。

 

王妃の心を動かす

少論は世子、老論は延礽君、二人は権力を得るための存在でしかなくトンイの考えも理解しつつ延礽君には重臣たちを掌握する力が必要だと王様は考えていました。

トンイは王様のあとを継ぐのは世子であり変えてはいけない事だが延礽君を救える道は王になる事だと王様の問いに答えました。

王様は会議を招集し後継者である世子が政務を全うできるよう会議に同席させトンイを宮殿から出し梨峴宮に住ませる事を重臣等に伝えました。

今は待つ時期だと王様の想いを理解したトンイは反発する監察府を押さえるが誰が考えても理解しかねる決定でありムヨルは隠された真意があるはずだと疑います。

世子と延礽君、二人を王位につかせるため、また愛するトンイと生きる道を得るため、王様は世子に王を譲り延礽君を世弟にする王命を密かに下します。

公になれば反対されるのは明らかであり王様はトンイの側近を左遷し治療のために清国の温陽に行くと告げました。

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王様の真意に気付いたムヨルは王様が不在でありトンイの側近がいない今こそ好機だと考え宮殿に残っているすべての兵を握り王妃を利用してトンイと延礽君だけでなく側近も一斉に叩き潰そうとします。

ムヨルは王様がいない間にトンイが世子を狙うはずだから梨峴宮に今すぐ行かせるべきだと王妃に告げます。

宮殿から出たトンイを狙うはずだと思ったチョンスは密かに兵を集め阻止しようと山奥で待機するがムヨルはそれも読んでいて宴に向かう世子を急遽トンイが通る道に変更させ世子が傷付かないよう爆薬を仕掛けます。

トンイが狙われたと勘違いしてしまったチョンス率いる兵は襲撃してしまい世子暗殺の罪で捕らわれてしまいます。

ムヨルはトンイや延礽君が逃げる前に捕らえなければと王妃に内旨評信(緊急時に王妃が出す命令)を使うよう願い出ます。

すべて計画通りであり、これで王様の手でトンイと延礽君は追放されると思うムヨルだが王妃は世子の暗殺を企て王室を冒涜した罪で主謀者ムヨルを捕らえよと命じました。

王妃はトンイが自ら王妃の座を拒んだ事、そして延礽君の婚姻相手が地位もない男の娘を選んだ事で世子暗殺計画はただの噂であると気付いていたのです。

またトンイは計画を読み王様に使いを出してムヨルが主謀者である証拠を探るようお願いしておりソ大将が爆薬を仕掛けた者を捕らえていました。

王宮に戻った王様は関与した者を重罪として処しムヨルを即刻打ち首にしました。

 

結末/民のために

王様が王位を退かなくても良いように王妃は延礽君を養子に迎える事を決めました。

そうすれば必ず延礽君が必ず世弟になれ守れるからです。

トンイの真心に心を動かされたのです。

トンイは王妃に感謝し王様は王位を退く事を撤回しました。王様の心で満たされているトンイは延礽君を王妃にお願いし王宮を離れる事を決めます。

王様も王妃も反対するが、トンイの決意は固く父と兄がしたように貧しい人を助けながら生きたい夢を抱いていました。

延礽君にその姿を見て欲しいと願い側近たちに見送られ梨峴宮に向かいます。

〜1年後〜

トンイの屋敷は塀を壊し誰でも入れるように大きな道となっていました。

貧しい人達の相談役となったトンイは民を助け、ソ・ヨンギは武官に慣れるよう賤民を訓練していました。

何か問題があればチョンスや監察府だけでなく王様も駆け付け協力してくれます。

トンイの誕生日には民が集まり小さな東屋が庭に造られました。延礽君はトンイの生き方を見て学び胸に刻みました。

後に延礽君は第21第王、英祖となり歴代国王の中で最も長生き(83歳)し、最も長い王位期間(52年)となりました(終)

 

 

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