作品概要・キャスト
チェン・ヤオとジャン・リンホー共演、男装名探偵とワケアリ王子様のミステリーラブ時代劇
国の捜査機関である明鏡署の蘇瓷は推理力と洞察力に優れた名探偵であるが彼は家族を殺害した真犯人を探すために男装して潜り込んだ可憐な美少女。捜査中に裴昭という遊び人と出会うが彼もまた朝廷の陰謀を暴くために身分を隠す元将軍・斉王だった。事件の裏に潜む巨大な陰謀の存在が明らかになると2人を結ぶ過去の事件も1つに繋がりラストに向けて衝撃と感動が押し寄せる
蘇瓷(チェン・ヤオ)裴昭/蕭衍之/斉王(ジャン・リンホー)謝北溟(ジャン・ジアディン)董如奴(ワン・イージョー)飛鳶(ホアン・イー)劉玄(チャン・チョン)雲王(リー・ジンロン)など
全32話で紹介
ネタバレ感想/探偵麗女
25話・女神の怒り
董如奴は宮女たちに会いに行き手が腫れていただけだから同じ毒だとしたら先帝はそれだけでは死に至らないと言います。
宮女たちが侵されていたのは緋月という珍しい毒であり先帝が飲んでいた滋養の薬が毒性を強めたのではと疑います。
裴昭(斉王/蕭衍之)は滋養の薬を届けたのは皇太后ではあるが毒殺は考えられないので黒幕が利用したのだろうと思います。それとなく遠回しに聞くと雲王妃が薦めた薬だと分かり、やはり黒幕は雲王だと蘇瓷は怒ります。
実験のために大量に買い込んだ絹織物の中に白良族の絹織の技法は門外不出なのに白良錦とおぼしき生地がありました。
買った店に行くと南潯の織物商・許家から仕入れたと知り蘇瓷たちは向かうと7年前から極めて高度な絹織の技法を習得したと村人から聞かされます。
技法を知っていた者がすでに亡くなっていたので帰路につこうとすると身投げしようとしている女性を発見し謝北溟は救います。
孫博に嫁げと父親に強要されたことが原因だったが許家の長女・清眉であったため蘇瓷は詳しく話を聞きます。
祭祀で失敗してしまった父親は疫病が流行ったのは祟りのせいだと村人たちから責められ、孫家は長女を嫁にくれれば名誉挽回に力を貸すと言ってきたのです。
裴昭は祭祀で蚕花娘娘の像が燃えたのも職人が亡くなったのも祟りだと村人を怒らせるためであり、孫家が技法を盗むために企てたことだと疑います。
骸を調べても何も分からなかったので皇宮に極上な絹を献上できる店をまるごと買える店を探していると告げ許家を訪ねます。
26話・銅銭の謎
蘇瓷と裴昭は南潯の織物商・許家を訪ねると白良錦の出どころだと判明するが技法を知っていた許家の先妻は亡くなっていました。
裴昭は7年前に先妻に技法を教えたものが急に現れたとしたら浣衣局の女中頭しかいないと思います。
孫家に行けば何か手がかりがあるかもしれないと思い訪ねるが染物場で繭のように布で包まれた旦那様の遺体が発見され大事になっていました。8枚の銅銭がばらまかれており何かのメッセージだと思う蘇瓷は遺体を運び検視します。
再び許家を訪ねて事件のことを伝えると清眉を嫁がせようとしたから幽霊が怒ったのではと夫人が恐れていました。
蚕花娘娘の祟りだと村人が恐れるなか夫人だけは幽霊を恐れていたので亡くなった先妻を支えていたばあやを訪ねると正妻の座を求め奥様を毒殺したはずと聞かされます。
蘇瓷は許夫妻が恐れる幽霊を利用して芝居をうてば何か分かるのではと一計を案じ幽霊となって夫人を驚かせるが隣で許家の主が殺されていました。
夫人が脅えだしたので先妻を毒殺したのは事実のようだと分かるが犯人の手掛かりがつかめません。
清眉に声をかけこれから大丈夫かと聞くと7年前から世話してくれているばあやがいれば問題ないと言われます。
7年前に許家にやってきたばあやを疑う蘇瓷たちは妹に全財産を譲る遺言書を偽造して清眉に見せに行くと卑しい女の娘に財産を譲るのかとばあやが激怒します。
27話・真の闘いの始まり
罠を仕掛けた蘇瓷たちは夫人を狙うばあやを捕らえると遺言書は偽造だったかと言われます。
清眉は酷い仕打ちを受けたけど殺すのは間違っていると嘆きます。8枚の銅銭を残したのは先妻を殺害した許夫妻を怖がらせるためであり、職人を殺害したのは先妻から伝授されたのに孫家の職人となって裏切ろうとしたからでした。
祭祀の件は民の怒りの矛先を許家に向けるためであり孫家の旦那を殺したのは汚い真似をして清眉を娶ろうとしたからでした。
蘇瓷は先妻が習得した技術に関する秘密を隠したいからだと言い放つと白良綿に毒を仕込んだ女中頭は自分で雲王に命じられたのだと白状しました。ばあやはもう生きる価値はないとして服毒し自死してしまいます。
董如奴は謝北溟の衣に口紅がついているのを目にし店に確認しに行くと好きな人に贈りたいから購入されたと聞かされます。
この店は蔣希文の義妹の店であり、蔣希文がしつこく義妹にちょっかいを出す田勇を痛めつけたので裴昭は冷静になれと注意します。
董如奴は怒って宿に戻ると謝北溟は見知らぬ妓女と手をつないでおり娶る事にしたと急に冷たい態度を取られます。
謝北溟を訪ねる裴昭は蘇瓷の願いは白良族の汚名を注ぐことで自分も洪谷の戦いの真相を知りたいから協力してくれと告げます。断るのはどちらも雲王が関係しているからかと訴えると謝北溟はいつから気付いていたんだと驚きます。
雲王の行いが正しいなら従えばいいが私欲のため無辜の民を大勢殺した男だと裴昭は訴えます。
28話・忍びによる魔の手
謝北溟は義父である雲王の悪事を止めさせ改心させることだって出来るんだと裴昭に説得されます。
蘇瓷からあれだけ一途だった謝北溟が急に冷たい態度を取るなんておかしいと思わないかと聞かれた董如奴は冷静になって妓女を問い詰めると芝居を頼まれたんだと聞かされます。自分を守るために何か遠ざけたい理由でもあるのだろうと察し謝北溟に想いをぶつけます。
謝北溟は雲王を訪ね斉王たちは先帝を毒殺した者を見つけ黒幕が義父上だと気付いたようだと告げます。
証言者はどこにいるんだと聞かれ斉王がどこかへ隠したようだと告げると屋敷に戻りまた動きがあったら教えてくれと言われます。
皇帝に呼ばれた裴昭は出向くと母上の誕辰祝いの準備を託されます。雲王に動きがあったと蔣希文に言われ裏をかくため行動に移します。
一方、明鏡署に戻る蘇瓷は田勇の死体が発見されたため宗瑶(蒋希文の義妹)を訪ねると首に何やら掴まれたような痕がありました。裴府に行き蒋希文に会わせてほしいと裴昭に頼むが明鏡署に連行されたと駆け込んできた飛鳶に言われ驚きます。
投獄された蒋希文は「お前が会いたいのは斉王か宗瑶だろう」と声をかけられます。よく見ると北戎公主の歓迎宴の時にいた楽師・李雨だったので驚きます。