中国ドラマ「宮廷恋仕官」
恋愛経験ゼロの上官と部下が紡ぐ謎解きラブストーリー
あらすじ＆キャスト
唐の宣宗の時代、検視となると人並外れた能力を発揮する天真爛漫でマイペースな楚楚とクールで頭脳明晰な安郡王・蕭瑾瑜は事件を通じ信頼関係を築いていく。
捜査は一流、でも恋愛経験はゼロの2人が巻き起こす、じれったい恋と事件が詰まった謎解きラブストーリー。
口コミで話題沸騰し第４回初心榜、他総計5冠＆視聴回数ランキングTOP3を獲得した超注目作。
全36話で紹介します
ネタバレ感想/宮廷恋仕官
1話・検視官になるために
唐代後期、宦官に擁立された皇帝・宣宗は宦官に神策軍を統率させて皇宮の警護を任せ、三法司を設置し安郡王・蕭瑾瑜に司法を総括させます。
検視官の試験を受けるために地方から長安にやってきた少女・楚楚は街なかで治療代を騙しとる詐欺師を発見し偽物の傷だと訴えます。するとちょうどその場にいた大理寺少卿・景翊から試験に持って行けと大理寺の牌を渡されます。
課題を出された楚楚は自作の検視道具で遺体は焼身によるものだが事件性はなく事故死だと告げます。雨の降る中でごま油を背負い提灯を持って歩いていたところ雷が落ちて倒れたのだと説明し、もう一つの遺体は殺人で犯人は被害者の顔見知りだと告げます。
皇帝に呼ばれる薛汝成は「最近、蕭瑾瑜の不満の声を耳するが師としてどう思う？」と聞かれ陛下の判断に間違いはないと告げます。
しかし、三法司を任せたのは父・蕭恒と同じ気概があると考えたからだが期待外れだったと言われ教育しろと叱責されます。
楚楚は試験会場の前で待っていると額に傷がある蕭瑾瑜がやってきたので遺体役だと勘違いします。景翊は遺体役と勘違いされているのに気付いて笑いを堪え検視するよう命じます。
楚楚は安郡王だと知って慌てて謝罪するが蕭瑾瑜の鋭い観察力に驚きます。試験で犯人は被害者と顔見知りだと言った理由を聞かれ、正面から鋭利な凶器で刺されているのに抵抗した様子がないからだと告げます。
蕭瑾瑜は楚楚が持つ石飾りを目にし「何で持っているのか、何者なんだ」と内心思います。
2話・父の石飾り
蕭瑾瑜は周将軍がやってきたので楚楚が持つ石飾りを咄嗟に隠します。宮中を巡回中に宣政殿の廊下で鍵を拾ったらしく見せてもらう景翊は書庫や牢の鍵ならば誰も自分の非を認めないから探しても無駄だと告げ帰らせます。
秦鸞は蕭瑾瑜の石飾りを見る目が尋常ではなかったと周将軍から報告を受け、蕭瑾瑜の父・蕭恒と母・西平公主が夫婦の契りで交わしたものだと特徴を聞いて疑います。
楚楚、蕭瑾瑜、景翊は厳明が殺害された現場に到着します。血痕が付いた書がわざわざ隠されていたので殺害の動機が書の強奪だと思わせるためだと気付きます。楚楚は被害者の背中側に打撲痕がなかったので抱きかかえられたはずと思い犯行現場を偽装するためかと言います。
凶器を発見する蕭瑾瑜は盗みに来たと証言した踊り子が目撃者に成りすましたのではないかと思い手配するよう景翊に告げます。
楚楚はいきなり石飾りを出せと刺客に襲われるが蕭瑾瑜の部下・呉江に助けられます。
3話・玉面半官とは？
景翊は投獄した踊り子を誘導尋問し盗んだものが厳家にあるのだと突き止めます。巻物を発見するが牢に戻ると踊り子は西域の鳥兜の毒で死んでおり、巻物を目にする蕭瑾瑜は解読し生死不明の人間を探していたようだと分かります。
刺客の検視を終える楚楚は報告しに行こうとすると「常に備えよ、官吏の務めだ」と蕭瑾瑜が部下に話していたので玉面判事の言葉を何で知っているのかと思います。
刺客の右手に剣タコがあったのに左利きだったと告げると武官なら不思議ではないと蕭瑾瑜は言います。市井の武人は利き手で武器を使うが軍の武官は必ず右手で剣を持つので左手で筆を持つのだと知らされるが兵士から狙われる理由が分かりません。
事件が解決するまで三法司に泊まるよう命じられた楚楚はタダでは嫌なので家事を手伝うと告げます。
蕭瑾瑜は30歳ほどで行方知れずの武官が神策軍にいないか探るよう景翊に告げます。
公式の仕事ではないが検視を頼むと言われた楚楚は侍女に扮して蕭瑾瑜に同行します。弔うときに景翊が足を引っかけて転ばせ祭壇を倒し、その際に楚楚は棺の中を確認し検視します。
4話・六扇物語
楚楚は検視結果を蕭瑾瑜に伝えると、景翊は飲酒した馮尚書は情事の最中に亡くなり馮家は恥をさらさぬように死因を隠したがっているのだと考えます。
楚楚は「傷に残ることもあれば体に残ることもあるし他者との関係を伝える者もいる。検視人がそれを理解し伝える」と玉面判官の言葉を口にすると蕭瑾瑜は父親の言葉だったので驚き、はっきりしないのでもう一度検視が必要だと言います。
景翊は神策軍を調べると突如として姿が消えた者がいると知り楚楚を誘拐しようとしたのは秦欒だったかと思います。
蕭瑾瑜は遺体を冒涜したと馮家に訴えられ勅命により謝罪しに行くが、おかげで調べる大義ができたと思います。
秦鸞は楚楚が黔州の平楽村の生まれだが、生まれた年よりも先に母親が亡くなっていると奇妙な報告が入ります。蕭恒は西南で消え生死は不明であり西南の検視人の家に一人娘が現れ、しかも石飾りを持っていたので偶然とは思えません。
楚楚から「六扇物語」の書を受け取る蕭瑾瑜は目を通していると景翊が盗掘犯の取り調べをしていると知り呉江から報告を受けます。馮尚書の再検視の前に違う検視をしてくれと言い楚楚を連れて行くと証拠の保管庫と研究室もあるのではと聞かれます。
「玉面半官の屋敷と同じです。自ら設計した屋敷に取調室と検視室があり証拠の保管庫と研究室もあってこことそっくりです」
楚楚はやっぱり蕭瑾瑜が玉面半官だと喜ぶが6歳の時に聞いた話なら蕭瑾瑜も子供だと気付きます。楚楚が検視を行う間、「六扇物語」を読む蕭瑾瑜は父親が担当した事件だと気付き書けるのは景致しかいないと訴えると父上の回し者ではないと景翊は告げます。
楚楚は二つの遺体の検視を終え、馮尚書と同じように頭部の前後の同じ部分に傷があったと言います。川に落下した遺体と落馬した遺体だったが致命傷ではないはずと思い、馮尚書は時間がたっていないので再検視できれば何か分かるはずと告げます。
蕭瑾瑜は謝罪に訪れ頭に傷があったようだと馮夫人に告げると刑部の韓績から酔って転んだと説明を受けたと聞かされます。楚楚はその間に再検視をするが秦欒から見張りを命じられた刺客により火を放たれます。
全36話あらすじ一覧
1話～8話
9話～16話
17話～24話
25話～32話
33話～36話（最終話）