PR

「100日の郎君様」最終話結末まで全話ギュッとまとめてネタバレします。

韓国ドラマ「100日の郎君様」

3.5

ド・ギョンス(EXO-D.O.)が連ドラ初主演した2018年の話題作品、記憶を失くした世子との100日の恋!!

 

見所&キャスト

スポンサーリンク

朝鮮王朝時代、仲が良くないのに世子嬪が身籠もった。父親である朝廷を牛耳るチャオンは隠すために世子を亡き者にしようと刺客を送る。
一命を取り留めた世子は村で目を覚ますが記憶をなくしており自分の名前はウォンドゥクだと説明され許嫁を紹介される。
お互い初恋相手とは気付かず夫婦として暮らし始めるが・・・。

世子/ウォンドゥク(ド・ギョンス/ディオ)ユン・イソ/ホンシム(ナム・ジヒョン)ジェユン(キム・ソノ)世子嬪(ハン・ソヒ)チャオン(チョ・ソンハ)ムヨン(キム・ジェヨン)など
 

 

ネタバレあらすじ/100日の郎君様

 

初恋

明るく活発な王族の少年イ・ユルは名家のお転婆娘ユン・イソと出会い大きくなったら結婚したいと告げます。

そんな中、朝廷の重臣キム・チャオンたちはユルの父イ・ホを国王に据えるために謀反を起こし、イソの父・内禁衛将ユン・プジョンを逆賊に仕立て上げました。

イ・ホが兄である国王から王座を奪い妻を捨てると承諾していたために亡き母の姿を目にしユルは泣き叫びます。

~16年後、ユルは護衛官トンジュだけに心を開く絵画を見せない孤独な世子となっていました。またイソはホンシムと名前を変え、生き別れた兄との再会を夢見ながら叔父ヨン家に引き取られ村に住んでいました。

 

記憶喪失

チャオンの娘キム・ソヘが世子嬪となっていたが世子は同衾を拒んでおり重臣たちから責められると国中の独り者を1人残さず縁組みさせろと命じます。

それにより適当な人と結婚させられそうになったホンシムは「隣の村のウォンドゥクという人と結婚する約束があります」と咄嗟に嘘を付く!

王妃王妃パク氏は息子ソウォン大君を世継ぎにさせるために世子を亡き者にしようと企てていました。世子は何者かが自分の命を狙っていると察し内密に調査すると毒を盛った医女を殺した矢は普段チャオンが使っていた物だと知るが・・・

医療記録を調べる中で偶然にも世子嬪が身籠ったと分かり手を握った事もないのに何で身籠るのかと言い放つ。縁があって結ばれた事もあり猶予を与えるが、娘が世子ではない人の子を身籠ったと知るチャオンは一族を守るため世子殺害を決意します。

刺客に襲われる世子はトンジュと服を着替えるが射抜かれて崖から転落します。王様が謀反だと激怒するなか世子嬪は屍となって戻る事を願い、王妃は願ってはいたが誰の仕業だろうかと思います。

世子はヨン家の治療で命は助かったが記憶を失っていました。

スポンサーリンク

覚えていない女と結婚?

世子はいきなりヨンに役所に連れて行かれると「彼が結婚相手のウォンドゥクだから解放してくれ」と訴えていました。

世子は自分の名前がウォンドゥクでホンシムの結婚相手だと知らされ覚えていない女性とは結婚できないと言い放ちます。ホンシムは年寄りの囲いにはなるぐらいなら偉そうで性格悪そうなウォンドゥクでも仕方ないと思います。

薪割も何もできないウォンドゥクは王宮での高貴な暮らしが身についているため働くこともせず高利貸しにまで手を付け見窄らしい部屋を豪華にし借金を抱えます。そして自分は頭を下げた事がないので高貴な身分のはず、また目覚めた時に名前を聞かれた事で自分はウォンドゥクでじゃないはずだと訴えます。

しかし、「覚えていなくても約束は守ってよ、桜吹雪の夜に私を娶りたいと幼い頃言ったでしょ」と言われ約束したような気がしてきます。

 

偽りから本物の愛へ

ウォンドゥクは徐々にホンシムに惹かれていき学問を無償で教える事で村人たちからも信頼を得るようになります。

世子の軍服を着た遺体を発見するチャオンだが世子ではなかったので生きていたら始末しろとムヨンに命じます。ムヨンは村を捜索する中で偶然にも生き別れた妹と再会するが危険な目に遭わないよう勤めが終わればすぐに迎えに行くと約束し去ります。

ホンシムは拉致されそうになるとウォンドゥクに助けられるが木の棒だけで5人を叩きのめしたので何者なんだと困惑し叔父に告げると記憶を失っていたからウォンドゥクに仕立て上げたと知らされます。

もしかして本当に身分の高い人なのか・・・

チャオンは自分の息子を後継ぎにさせるため王妃が呪いの札を貼った証拠を示しソウォン大君を排除させるべきだと進言するが要求を急ぎすぎたのか玉璽を寄越せと要求されてしまいます。

 

ウォンドゥクが県監の不正を暴いて暗行御史に知らせた事で罷免された事が都まで伝わり王様は絹を送り労をねぎらうよう命じました。県監としてやってきたジェユンは王様からの献上品をウォンドゥクに渡すが失顔症であるため世子だとは気付きません。ムヨンは任務を果たしたと告げ世子嬪様に挨拶した後去ろうとするが刺客の矢に撃たれます。

ホンシムから真実を知らされたウォンドゥクは自分は何者なのか調べるため都に行くとムヨンを返り討ちにし、「お前は私が何者なのか知っているのだな」と訴えます。

「生死が明らかになれば多くの命が失われるから知ろうとするな」

政変でホンシムの両親は消され兄と離れた事を知ったウォンドゥクは自分はこのままウォンドゥクとして愛するホンシムを支え生きていった方がよさそうだと思い村に戻ります。

 

帰還する世子は真実を突き止める

チャオンは世子が生きている噂を聞きつけ調査すると記憶を失って村で暮らしていると知るが刺客に襲われます。王妃と大君を守るために命じていた王様は暗殺失敗したと知り、初志を貫くためにもチャオンがいない間に重臣達を集め大君を世継ぎに決めたから冊封式を急ぐよう命じます。

チャオンは世子が記憶喪失なら利用すればいいと思い村を訪ねて、「世子嬪様が世子様の子を身籠っています。王宮に戻りましょう」と頭を下げます。

そのころ、ホンシムは兄ムヨンに連れ去られており、父親の命を奪ったチャオンの婿で世子だから諦めろと言われていました。

チャオンは冊封式までに何とか間に合い王様が激怒する中、世子様が戻られたと告げると王様だけでなく重臣達は驚きます。

「父上、ご心配をおかけし申し訳ありません」と挨拶する世子だが記憶は戻らず、自分の命を狙ったのは王妃だとチャオンから知らされます。

スポンサーリンク

世子は刺客襲われる前にジェユンに密書(櫻と踵)を渡しており「この謎を解けば誰が敵だか分かるはずです」と言われます。また2年前に明の使節ワンをもてなしており王位継承者として認められるが「貪欲な舅とその周囲の人物に気をつけてください」と忠告されます。

印書が新しいと分かり以前使っていた物を持ってこいと内官に命じ監視すると燃やして処分しようとしていたので止めます。そこにはユン・イソとの想い出の品があり幼い時の記憶だけ想い出した世子は好きな花や言葉がホンシムそっくりだと気付きます。

そして綺麗な櫻が見える橋に行くと兄を探しに来ていたホンシムがいて「イソ」と声を掛けると「なぜその名前を・・・」と彼女は驚きます。ずっと慕い続けていたから大事に持っていたと品を見せるとイソもあの時のイ・ユルが世子なんだと知ります。

「私はこれからもそなたの多くの日々を愛するだろう」。二人はキスを交わします。

密書の「踵」は四角の数で表書きに「杜口」とあったので秘密の書庫を出て6つ門をくぐる場所に行くと「櫻」の木で作った箱を発見し開けると日誌がありました。

「世子嬪とは不仲でお腹の子の夫は自分ではない。そして自分を消そうとしたのはチャオンだ」

 

結末/100日の郎君様

世子は自分を狙った刺客を追うがイソの兄だと知り動揺します。妹を救うために仇相手に頭を下げるしか道はなかったと知り「証言すれば助けてやる」と伝えます。

しかし世子が狙われた理由は世子嬪が身籠もった事でありお腹の子はムヨンでした。

イソのために世子は「赦す」決意をし、ムヨンと世子嬪を密かに連れ出し遠くに行って2人で暮らすよう告げました。

2人は世子に感謝し旅立つが監視をつけていたチャオンは刺客と共に追いかけ娘の目の前でムヨンに剣を突き刺し始末しました。その頃、イソはチャオンの屋敷に侵入し親の仇をとろうとしたが留守であり2人を追って行った事を知って駆け付けると息絶える兄の姿を発見しました。

スポンサーリンク

世子嬪からすべてを聞いた世子は母親を亡き者にしたのもチャオンだと王様から聞かされ赦そうとした自分に苛立ちます。

チャオンの屋敷に押しかけ「お前は今日で終わりだ」と告げるが記憶が戻った事を勘付いていたチャオンはイソを捕らえて人質に取っていました。

チャオンは女真族を攻めるよう明と話を付けており国境の村が犠牲になるので「戦地へ行って民を助けてください」と言いました。

罠だと分かりながらもイソのために世子は戦地に行くと「チャオンが待ち構えている」と矢文が届いたため弓部隊を待機させ返り討ちにする事ができました。

チャオンは息絶える前に王様に玉璽を押させ手に入れた紙に「命を持って償うのでその子らに罪は問わないことにする」と書いていました。

謀反の罪と聞かされた世子嬪は自害しました。

「両班に戻し、ユン・イソという名で暮らせ」

イソは自分や兄の存在が世子様を窮地に陥れ更に関係ない村人の命を奪ってしまったと責任を感じ去りました。

~1年後、いつまで経っても世子が独り身なので王様は王の座を譲ることにし「国中の独り身の者を縁組みさせろ、命に従わない者は両班でも世子でも罰を与える」と王命しました。

ジェユンから「王命に従い花嫁を捜すためソンジュヒョンに向かいます」と書簡が届き世子は急いで後を追います。

イソの考えは変わらなかったが世子は今まで書いていた日誌を読ませます。どれだけ悲しみ暮れていたかを知ったイソは自分の気持ちに正直になりました。その時、屋根上から村人が櫻の花びらを巻き、2人はキスを交わしました(終)