作品情報キャスト
平和に見える街だが裏では麻薬密売が蔓延していた。ボルドー税関の麻薬局に配属されたサンドラは最初の仕事で命令を無視し上司と同僚から煙たがられてしまう。
そんな中、押収した大量の麻薬が強奪され同僚が殺害される事件が発生する。その犯行の手口から内通者の存在を確信したサンドラは独自に調査に乗り出す
ネタバレあらすじ
インファナル・シティ/女捜査官サンドラ
パリの殺人課から南西部に位置するボルドー税関麻薬局に転属してきたサンドラは局長シュルステルの命令を無視し10キロの麻薬を積んだトラックを停止させるため前に出て発砲しました。
サンドラは麻薬密売組織と内通している者を逮捕するために内務調査課から送り込まれた潜入捜査官でした。
しかし麻薬が強奪された時に麻薬捜査官の弟が殺され捜査のためにやってきたラフィット刑事はサンドラの元恋人でありあっさり潜入捜査だと知られてしまいます。
妹を麻薬で亡くしているサンドラは運び屋にいつも先手を取られている事でボルドー税関麻薬捜査官6人の中に内通者がいるはずだと言い放ちました。
税関麻薬局にいるサンドラは潜入捜査官だと内通者から報告を受けた麻薬組織のボス・コミネッティは、殺害した男の死体をサンドラが泊まっているホテルの浴室に放置し脅しを掛けます。
サンドラはコミネッティが表向きに経営するコマール社(港湾荷役会社)で税理士として1年潜入捜査しているロールに協力を求めます。
ロールは毎朝恐怖で目が覚める生活を続けていたが情報を得るためにはコミネッティの部下と寝たりもしていた。
麻薬で子供達がたくさん命を落とすのを見てきて安全で平和な街にしたいと願い自ら志願していたのです。
サンドラは会議室に全員集まるよう伝えます。
携帯を使用禁止にし任務は現場で伝えると話しロールから情報を得た取引現場である港に向かうが土壇場で気付いたコミネッティは海にばら撒いて中止するよう部下に命じました。
ラフィット刑事から手渡されたレコーダーには大人しくて目立たないクロートの内通者がいると言い放った直後の会話が録音されていました。
局長に聞かせたあとサンドラはクロートを捜査すると押収した麻薬を盗んで売っていたが内通者ではなかった。
サンドラはラフィットと恋人関係に戻るがバイクに二人乗りした男に撃たれ重体に陥ります。
税関の仕事に誇りを感じているサナールとラフィットと友人関係にある局長が協力を申し出てくれるがサンドラはコマール社を訪れ必ず捕まえるから今のうちに自由を楽しめと脅しを掛けます。
麻薬捜査官のダンはタイから貨物船で300キロのモルヒネが届く情報を得ます。
またロールもコミネッティの片腕であるファビオのジャケットからタイ行きのチケットを見付けていた。
結末
サンドラはサナールだけに携帯を返し情報を得たダンに同行させサンドラは別の車で港に到着した物を積み込んだトラックの後を追います。
しかしロールから連絡を受けたサンドラはトラックは囮でコミネッティの罠だと気付きます。
ロールはファビオの後を付けておりモルヒネからヘロインを作るための製造倉庫に到着しモルヒネは霊柩車で運ばれていました。
サンドラは目的地をダンに知らせ製造倉庫に向かいます。
尾行していたロールは部下に見付かり誰に電話していたのか拷問を受けます。
到着した内通者のダンはサンドラに連絡しようとしたサナールの頭を撃った後コミネッティの見張りの者2人を撃ち殺します。
遅れてやってきたサンドラは銃撃戦になりサナールが殺られたとダンから報告されます。
外での銃声を合図にロールはファビオを撃ち殺しサンドラは逃げたコミネッティを追い詰め射殺しました。
サンドラはコミネッティの携帯を調べダンが内通者だと分かると麻薬を強奪された時に弟を亡くした捜査官に撃たれました。
感想
ロールは志願して潜入捜査するほどの理由はないし誰もサンドラに協力はしていない。
弟を殺され最後に復讐するのならもっと協力的でいいはずだし名前もよく分からない。
また内通者のダンも最後だけ急に現れ今まで存在していたのかも分からない人物だ。
麻薬組織と大それた言い方だがコミネッティの部下は4.5人しかいない。税関麻薬捜査官もコミネッティ率いる麻薬組織も、そして映画の内容もお粗末すぎます。