紅き真珠の詩
「長歌行」のチャオ・ルースー×リウ・ユーニンが再びタッグを組んだ中国大型時代劇!
唐の時代、真珠採りの奴隷が伝説の宝石商人へと上り詰めていく!
こちらの作品はWOWOWさんですべて鑑賞し、
見所キャスト、全話あらすじ一覧、ネタバレ感想を最終話の結末まで詳しく紹介します。
あらすじ&キャスト
2024年末の中国時代劇市場で話題を集めたヒット作!
唐の時代、合浦では揚州の崔氏が3年連続で皇室に真珠を献上していたが真珠採りの奴隷・珠奴は命懸けで海に潜る過酷な生活を強いられていました。
ある日、採取場に昭武康国の豪商・燕子京と謎めいた書生・張晋然が現われ真珠の競売会に参加する。珠姫に選ばれた珠奴の端午は張晋然によって窮地を救われ奴隷の身分から解放されると燕子京の隊商に加わる。
自らの出自の秘密を知るが燕子京の復讐劇に巻き込まれていく。
ネタバレ感想|紅き真珠の詩
19話|喪失の果てに
端午は目覚めると燕子京に酒を飲まされたことを思い出し嫌な予感を抱きます。出て行くと驪龍盗の靂魁による奇襲により燕氏隊商の仲間、そして蝦米が目の前で命を落とし独り残される結果となります。
燕子京は意識が戻ると康琚に救い出されていたが端午の生死が分からず捜しに行ってくれと頼みます。
軍営にいる越雲岫は張晋然が戻ってこないので端午と合流できたのだろうかと心配し、燕子京と合流できずにいた張晋然は琅嬛塢が匪賊に襲われた報告を受け巻き込まれたのだと察し向かいます。
塢主・尉遅から燕氏隊商は殺されたようだと知らされ言葉を失い、端午を必死で捜します。
燕子京は端午は遊牧民のところにいて無事だったが近くに驪龍盗がいたので連れて帰るのは断念したと康琚に言われます。無事なら構わないと思い会いに行こうとするが余命がわずかで守れないので血珠は自分が持っている噂を流すよう指示し、残りの人生は仲間の仇を討つと告げます。
過酷な旅を続ける端午は倒れそうになりながらやっとの思いで宿にたどり着きます。しかし人攫いをしているのに気付き部屋に突入すると自分を捜すために一人で軍営を抜け出していた越雲岫がいたので驚き助けます。
張晋然は宿に行き着くと店主が縛られていたので拘束を解こうとするが端午の矢が突き刺さっていたので彼女は無事なんだと喜び捜しに出ます。
しかし、帰還せよとの命が下っているために捜索を部下に託し郢王に会いに行きます。
20話|再起の時
張晋然は長安で郢王と再会すると陛下はお前に詔勅の起草を任せたいのだと言われるが揚州へ行く決意は変わらないのだと願います。
しかし酒を飲まされ眠りにつくと閉じ込められており中書舎人に任じられるまで滞在してくださいと使用人に言われます。
しかし、張晋然は陛下への陳情を届けさせており淮南道巡察使に任じられます。
ボロボロな状態で揚州へなんとかやってきた崔十九は父・崔敬初を目にするが、こんな姿で会っても失望されるだけだと思い途方に暮れます。
燕子京は揚州に到着すると崔敬初が行首の座を宝石商・鄭世元に奪われまいと焦っている事、そして揚州大都督府の新長史は郢王の下についた徐南英だと報告を受けます。
崔敬初を追い詰めて崔家を滅ぼし18軒の宝飾店・珍琅閣と崔家の屋敷を手に入れます。
揚州の燕氏を根絶やしにした時にこの日を予見できたはずだと言い放ち、生き地獄を味合わせるために殺しはしないし鄭家も道連れにしてやるから安心しろと告げると崔敬初は恐れから首を吊り自死します。
端午は越雲岫と一緒に店を開く夢を抱き揚州に到着すると崔家が没落したことを知ります。見すぼらしい女が男たちに拉致されるのを目にすると崔十九だと気付き助けます。
崔十九は恩は返すと言いふらふらと去っていくが倒れたところ、ちょうど鄭知衡に発見されます。
端午と越雲岫は珍琅閣を訪ねようとすると燕子京と予期せぬ再会を果たします。いつか店を取り戻すと決意を固めた崔十九は端午と燕子京が口論となっているのを目にします。
揚州では店よりも誰が身に着けるかが大事と端午が言ってたから揚州一の妓女を目指すとか?
21話|商売の足がかり
蘇幕遮と名乗る端午と越雲岫は鄭知衡の母親・玉小娘の右腕立場である鷓鴣と接触し金象嵌の技術を披露して割れた腕輪を修復します。
しっかり煽てて気分よくさせると芸妓にも売り込みたいので瓊花会へのお取次ぎを願います。
崔十九は賊に追われ逃げるときに逸れてしまった侍女を鄭知衡に捜してもらい感謝します。命ある限り見捨てたりしないと再会を喜ぶと崔家の仇をとるためには揚州の宝飾店を牛耳る鄭家の助けが必要なので本来の姿で鄭知衡の部屋を訪れます。
端午は玉小娘に近づくだけでなく瓊花会の優勝候補のである芸妓・白裊にも付け爪を売り込みます。そこに優勝したいなら珍琅閣が力を貸しますと燕子京が現れると崔家に取って代わった人かと興味を持たれてしまいます。
申し訳ないけど珍琅閣には敵わないと白裊に言われ黙ってその場から退きます。
鄭知衡は腕利きの職人を手先として聚宝斎に送ると玉小娘に言われ面を拝みに行きます。
来訪を事前に察知していた端午は聚宝斎で奉宝の座が空いているとと言われるが瓊花会があるから待つよう願い、私の実力が分かるはずだと訴えます。
22話|次なる目標
蘇幕遮(端午)と一緒に瓊花会に挑戦することを決意した桓郎は燕子京に大金を積まれても拒否します。
しかし桓家の後ろ盾を失い、更に娶ると言ってくれていた秘密の恋人、鄭知行から一方的な別れの文が届くと衣装から宝飾品、舞楽に至るまで賄える後ろ盾がないと優勝を争うなど夢のまた夢だと嘆きます。
鄭家への復讐計画を進める燕子京は知行は打たれ権限は剥奪されて屋敷に閉じ込められたと報告を受け、生死を懸けた嫡庶の争いが始まるだろうから密告がうまくいったようだと思います。
桓郎を慰める蘇幕遮は鄭知衡に出資を頼むと、あれだけ期待しろと偉そうに言っていたではないかと指摘されます。誠意を見せろ、跪けと要求され従うが鄭家は薛麗の支援者だと言われます。
白裊が優勝すれば珍琅閣は勢力を伸ばして鄭家の脅威となるし鄭家での立場は今のままで満足なのかと訴えます。
出資を受けられることになった蘇幕遮は負けて優勝を逃したらと考えると怖くなるが桓郎と越雲岫に背中をおされ図案を描き上げます。
白裊は蘇幕遮が売り込みに来た時の付け爪を気に入って1つ隠し持っており同じ物を作らせて褒美を与えます。
急にお屋敷物ドラマっぽくなりましたね・・・・。これまでの過酷な話のほうが好きだったなぁ。白裊は蘇幕遮が売り込みに来た時の付け爪を気に入って1つ隠し持って同じ物を作らせていたから物は優れているのでしょうね。
それにしても、瓊花会は開幕したわけですが、みなさん正々堂々と戦いなさいよね。嫌がらせばっかりだけど蘇幕遮は白裊の本性を見抜いてますね。