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映画「判事オリヴァー・ストレート 全米に裁かれた男」ネタバレあらすじと感想結末

 

作品情報・キャスト

元判事ストレートは何者かに拉致され気付くと工務店経営者ロンとともに地下室に閉じ込められていました。

男は「少女殺人事件の無実だった容疑者を死刑にした罪を問う」と生中継し始める。

監督=ウィルソン・コニービアー◆オリヴァー・ストレート(ドナルド・サザーランド)◆犯人(ヴィンセント・カーシーザー)◆ロイ(オリヴァー・デニス)◆ロン(ポール・ブラウンシュタイン)
 

 

ネタバレあらすじ/判事オリヴァー・ストレート全米に裁かれた男

 

大きな布に入れられ拉致された元判事のストレートは拘束されると隣で同じように工務店経営者ロンが鎖で繋がれていました。

ビデオカメラを回す男に「ここは何処だと思う」と聞かれるが二人には分かりません。

二人が答えないでいる男は出て行きました。

(ロンは脅えながら映画で見たと話し始めるがおそらくシリーズ化されたソウだと思う)

ストレートは拉致されてからの時間などを計算し約33キロ離れていると冷静に考えるが男が戻ってきたので目的は何だと聞きます。

すると証言台が用意されたのでストレートは席に着きます。ロンは「なんで俺だけスタンガンで痛い目に遭わないといけないんだ」と喚きます。

ロンは短期でなんでも口にするので言い放つたびに電気ショックを受けるが学習能力がないので何回もやられます。

 

カメラの前で自己紹介しろと言われたストレートは今は隠居の身で妻と暮らしているが倉庫で買った食料品を下ろしていたところをおそわれて連れて来られたと述べます。

ロンは駐車場でタイヤの点検をしていたところ急に袋を被らされ・・・子供二人いるんだから解放しろ」と苛立ちをぶつけます。

すると男は新聞をそれぞれ渡し一面を読めと要求しました。

そこには少女ジーター殺人事件の犯人ゲイジャーが処刑された記事やリコール隠し、石油漏れなどが書かれていました。ロンが怒りをぶつけたため指をちょん切られます。

「二人の共通点を見付けろ」と男は姿を消し、ストリートは冷静に考えるがロンが冷静ではないので話し合いにもなりませんでした。しかしストリートは自分を連れ去るのは計画通りだがロンがお決まりの行動ではなかったので「本気」を証明するために巻き添えを食らったのだと思います。

 

生配信する男の目的

湖の畔で静かに暮らす女性ハッカーのダーンリーは知り合いから「これ本当かな」と動画を送られます。

相手もそれなりのITの技術を持っており生中継されていることを確信し知り合いの警部補にリンクして知らせます。

マスコミにも広がりテレビでも生中継されるようになるが犯人の男はロンに袋を被せ拳銃で頭を撃ち抜きました。

 

男は少女事件の法廷での判決も州による執行も問題ないのなら自分も終わりだと言います。

ストレートは被告人の精神状態や知能検査が必要であり必ずしもそうではないと告げるが自分が少女事件の裁判を行ったことを男は知っており「有罪ならおわりだろ」と聞かれ「この州ではそうだ」と答えました。

「あんたも無実の人の命を奪ってるから僕と一緒だな。今から裁いてやる」

ストリートは「君には関わる権利がないから裁くことは出来ないしここは法廷ではない」と訴えます。

利益相反があるなら異議を唱えることができる・・・・中継を見てるものたちは大勢が判事の異議を支持し犯人の異議は却下されました。

ストリートは男が被害者の愛犬の名前と犬種を口にしたことで「遺族に近い関係者だな」と聞くと観念したように「僕は叔父だ」と言いました。

 

難航する捜査

警察はロンが工務店経営者で本日の仕事先がシェルテンハムだと突き止め、犯人は元判事の後にロンを連れ去ったので元判事の家から方角が分かります。

また誘拐犯が言っている事が本当ならばと想定し、当時の事件の監督をしていたステップトゥが暑に呼ばれるが「被害者のおじは高架橋での交通事故で亡くなっている」と知らされます。

弁護士も警察も裁判も関係者も人間性を物差しにする。重大事件の多くは未解決、知能犯罪で解決されたのは18%にすぎない、こんな警察の水準で裁判を行うのはおかしいのではないか。また逮捕された直後には勝手な人物像が報道され、同性愛者で部屋の壁を壊すほど閉所恐怖症だったのに小さな小屋を作って少女を押し込むはずがない

ハッカーのダーンリーはどこを調べても小屋の事など分からないので男はどうやって調べたのかと疑問に思い知り合いの警部補に聞きます。警部補は調べると担当刑事ステップトゥがただの状況証拠だけで犯人に間違いないと決め付けた事を知ります。

その時、ストリートは「君がよく分かってるだろ、叔父ではないな、正体が分かった」と言いました。

しかし男は「バラせないはずだ、自分自身の罪を告白することになる」と言いました。

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結末

男は少女を度々目撃していました。

ある日、欲求が抑えられなくなりいけないと分かりつつ連れ去ってしまいました。

「犯人を見付けるまで捜査の手は緩めない」と警察は訴えていたのでこれで逮捕されると安堵していたが警察が無能だと気付き匿名でヒントを与えました。

それでも告白状を紛失するし近くまで来たのに警察は引き返してしまいました。

捕まえてくれないなら仕方なく始末するしかないと思ったのです。

ところが警察は更に無能でゲイジャーの土地に遺体があり手作りの小屋があったことで無実の者を逮捕してしまいました。

 

誘拐犯は自分が犯人だったので判事が無実の人の命を奪ったと証明したのです。

警察には抗議の電話が殺到するがステップトゥは自分の責任がきてしまうので「ただの戯言だ」と言い検視をしたのは自分ではないと反省しません。

またキャスターは誰よりも早く自分が報道する事しか考えていません。

ストリートは自分は裁判になる前から自分の中で判決を決めていたのかも知れないと反省します。

男が今まで少女を目撃していたことや警察にヒントを与えていたことで当時の事件のニュースを片っ端からチェックするとインタビューを受ける女性の後ろで怪しい人物を目にします。

正当な裁判ではないが男は「判事は有罪か無罪か」とアンケートを取ると危険を察知した警察はハッカーに妨害してくれと頼みます。

ダーンリーは侵入してなんとか一時停止にするが数分しか時間稼ぎはできないと言います。

警察は聞き込みの記録と照合し犯人は少女の家からたった六軒先の住人ヘンリー・コールだと突き止めます。しかし、特殊任務チームが突入するとそこにはいませんでした。

 

本当に罪人かどうかは関係ないのかもしれない。近い者なら誰かの命で償わねばならない。正義とは少女が被害に遭わないこと。代償に誰かを始末するのは満足のためだけだ

人間は完璧ではない、得られるものは「近いもの」だけ。

ストリートが発言する後ろの棚に刑事は見覚えがあるのを目にします。警察の庁舎は古く改修工事をしたときに地下室を封鎖したことを思い出します。

「有罪」の判決が出るとストリートは立たされるが銃を持たされました。警部補は撃つなと命じるがチームは突入し銃を察知して攻撃してしまいました。

男とストリートは二人とも銃弾を受け命を落としました。

 

感想/余計な登場人物が多い

真犯人の言い分が納得できるものではないが最初に犯人なんじゃないかと思った通り。

そしてロンはコントしにきたのでしょうかw最初はともかく何か言ったらやられるの分かってて何回同じ事を繰り返すのか。

それにしても判事には仕方ない気がする。捜査しているわけでもないし・・・そして警察が無能すぎて笑える。ハッカーに頼まないと何も出来ないならあのITチームはいらないでしょう。

しまいには場所が警察の庁舎って(笑)

それにしても難しい問題、責任ある者が多すぎる。

 

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