中国時代劇|後宮の涙
チャオ・リーイン主演による宮廷ラブロマンス!!
懸命な努力と類稀な才能で中国で最初で最後の女性宰相にまで上り詰めたひとりの女官の物語!!
全話鑑賞して見所キャスト、全話ネタバレあらすじを最終回の結末まで感想を交え詳しく紹介します。
あらすじ&キャスト
欲望渦巻く宮廷の中で多くの涙を流しながらも苦難を乗り越え懸命な努力と類まれな才能で宰相にまでのぼりつめていった善良で聡明な女官
北斉の名商・陸家の長女・陸貞は母親を早くに亡くしながらも善良で聡明に育ったが継母の嫉妬を買い父親が殺害されてしまう。皇后に命をねらわれていた高湛(後の武成帝)を助けた事で与えられた玉飾を用いて宮中入りする。
コツコツの昇格を果たし継母を裁判にかけて父の仇を討つが・・・
ネタバレ感想|後宮の涙
33話・再生への道
絶望する陸貞は高湛が結婚を強いられ髷を切り落とし出家すると宮殿を出て行ったと沈嘉彦に聞かされ驚きます。
沈嘉彦は高湛と陸貞を引き合わせ部屋から出て行き、高湛は沈嘉敏は娶らないと陸貞に告げます。
陸貞は右手が不自由だし釣り合わないと涙をこぼすが高湛と沈嘉彦に励まされ希望を取り戻し長広王府にある新居に入ります。
そして磁子の鉱山を見つけたことで陛下の許可を得て官窯の設立に向けて取り掛かります。
王尚儀から停職を解かれると用勤院にいる楊宮女に会いに行き、女官になったとしても楊宮女を先輩として敬うよう見習い宮女たちに告げます。
皇太弟妃を気取る沈嘉敏は婁尚侍付の一等宮女・邱臘梅に馬鹿にされたので西仏堂で読経してなくていいのかと挑発します。
口を閉ざし諍いを起こすなと兄に忠告されていたが亡き乳姉妹・娟の仇であるために妃になったら恨みを晴らしてやると宣戦布告します。
しかし土下座されても許さずたっぷりと復讐してあげると訴えた事で怒りを買ってしまい高所から突き落とされてしまいます。
たまたま高湛と共に近くにいた陸貞は彼女が落下するのを目撃して駆け寄るが既に死亡しており、目が合ってしまった婁尚侍は陸貞が突き落としたと喚きます。
陸貞は婁尚侍の位置から高湛が見えないようだと察するが二人でいると確執を知られているために余計怪しまれると思い高湛に戻るよう促します。
意味不明なんだけど・・・
咄嗟に沈碧と一緒にいたと嘘を付き、沈碧も咄嗟に嘘の証言をするとは・・・
陸貞は大理寺の牢に入れられることになるが、駆け寄って上を見たら婁尚侍がいたんだから自分も訴えればいいのに!なんで陸貞だけ取り調べを受けるのか。
みんな役職関係なしに無礼すぎるね、蕭貴妃なんて侮辱されたのだから引っ叩けばいいのに、陛下と和解してから急に大人しくなったな。
34話・父の敵討ち
陸貞は婁尚侍の虚言により沈嘉敏を殺害した容疑者となってしまいます。
高湛は沈家を訪ね陸貞は犯人ではないから信じてくれと沈嘉彦に訴えると犯人は婁尚侍だろうと言われます。
彼女の侍女・芳華の行方が分からないが婁尚侍たちより先に見つけねばならないと告げ大捜索させます。
そして大理寺に投獄されている陸貞に会いに行くと大丈夫だから関わらないよう言われます。
陸貞は予想通り婁尚侍がやってきたので、かつて王尚儀を殺そうとした証拠を見せ裁きの場で道連れにしてあげると言い放ちます。
芳華が見つからず苛立つ婁尚侍は沈家も疑っていないようだから無実を証言しようと臘梅に言われ仕方なく裁きの場で証言を変えます。
その頃、芳華は何とか沈家まで逃げ帰りお嬢様を突き落としたのは婁尚侍だと告げます。
目撃した者が亡き者にされているために芳華の供述だけで牢皇太后の腹心を断罪にはできないだろうと高湛は告げるが必ず仇を討つと約束します。
釈放される陸貞は斉でも白磁を作れるようにしたことで数万両の節約が可能になり功績を称えられ念願かなって六品司衣に昇進します。
陸貞は玲瓏が優秀なので女官試験に推薦しようとするが宮女の定年を迎え試験に落ちたらすぐ出宮だから反対だと師匠・杜蘅に言われます。
司衣司の管理を任せ折を見て彼女の昇進を陛下にお願いすればうまくいくだろうと知恵を授かります。
陸貞は大理寺の太鼓を鳴らし父の殺害事件の再審を求め趙夫人を告発します。証人も物証もあると陸貞は告げると趙夫人の弟・趙全が鳥兜を購入し趙夫人が小環に命じて毒を盛らせたのだと訴えます。
また陸家の財産を奪うために私を陥れて追い出したんだと訴えると趙夫人の斬罪が決まり、ついに父の仇を討ち陸家の財産も取り返します。
しかし族長に頼んで族譜を見せてもらうが自分の名前がないので困惑すると亡き母は身重の体で嫁いでいた事を知ります。
母親の形見である九鸞釵は宮中のものだと師匠から言われており手掛かりになりそうだと思います。
婁尚侍が罰せられるのはいつになるやら・・・それより陸貞は玲瓏のために丹娘を女官試験に推薦したがちゃんと話さないから玲瓏に誤解されてるじゃないか。
35話・出生の秘密
高湛は結婚の時機を迎えたので喜ぶが、己の力で這い上がってきた陸貞は退官をせずに仕事を続けたいと思っていました。
また何者でもない自分では嫁ぐ資格もないと思い悩んでいると沈嘉彥が声をかけてきたので相談します。
すると彼も幼い頃戦争孤児となっていたところを沈家に引き取られており、本当の両親ではないと知った時は三カ月間家を出たが身分に相応しく生きようと決意し戻ったのだと言います。
陸貞は九鸞釵は先朝で五品以上の女官に贈られた物だと楊宮女から知らされます。司宝司に記録がないのでいつの物か調べてほしいと頼むと吐谷渾の使者が会いたいそうだから昭陽殿に来るよう陛下から呼ばれます。
首をかしげながら向かうと無実の罪で牢獄されていたところを救った都美児だったので再会を喜びます。
しかも彼女のおかげで毒入りの果物に気付くことができたので感謝するが届けた宦官を捕らえます。
どうせ告発しても誰かに陥れられたと訴え罪を逃れるだろうと推測し「何も気付かず受け取った」と伝えるよう命じます。
婁尚侍を懲らしめたい都美児は策を講じて大量の蜂に襲わせ、陸貞は軽率なことはするなと告げるが婁尚侍の晴らした顔を見せ笑います。
何を言われてもやってないと通すよう忠告するが陛下も蜂に刺されたことで高湛から叱責されることになってしまいます。
陸貞は陛下に謁見すると婁尚侍が私を毒殺しようとし、それに怒った都美児が懲らしめようと自分に黙って策を講じたのだと謝罪します。
俸禄を半年停止で許すと言われるが、この際退官してもらうと考える高湛が陛下に危険が及んだのに軽い処分では宮中に者が納得しないと訴えます。
生まれつき皇子の人には分からないかもしれないね、どうでもいいが婁尚侍を野放しにし過ぎじゃないか・・・
五品以上の女官は過去5人だけで、その1人が沈国公の妻ならさっさと話を聞きに行けばいいのに!
五品は女官の最高位なんですね、陸貞ははやくも到達!!