中国時代劇|武則天
制作費56億、中国史上唯一の女帝・武則天の生涯をファン・ビンビン主演で描いた歴史超大作!
こちらの作品は「U-NEXT」で全82話鑑賞し、
全話あらすじ一覧と最終話の結末までネタバレ感想で詳しく紹介します。
見所&キャスト
第2代皇帝・李世民が治めた唐の時代。身分が低く下級の側室が何故、史上唯一の女帝に君臨し中国三大悪女と知れ渡るようになったのか?
美しく天真爛漫な武如意はまだ見ぬ王に焦がれ入宮するが厳しい掟の中で権力争いを繰り広げる妃たちを目のあたりにする。
純真な心と勇気を兼ね備えた武如意は親友・徐慧と協力し野望と思惑が渦巻く後宮で生き抜く覚悟を決める。
やがて李世民から媚娘という名を授かり寵愛を一身に受けた彼女はさらなる巨大な陰謀と李家の帝位争いに巻き込まれていく・・・
ネタバレ感想|武則天
28話・腹心との別れ
魏王・李泰の企てにより男色だという疑いの上奏をされてしまった皇太子・李承乾は称心を殺せと皇帝・李世民に命じられます。
皇帝からの信頼を取り返したばかりであり狩りに誘って弓矢を向けるが腹心であるために放つことはできませんでした。
皇太子妃は地位があり権力を重視する皇太子の心を得るには尽くすだけでなく対等になれるよう努力しなければならないと媚娘に言われます。
皇太子は称心と楽しそうに戻るが魏徴から叱責され、その夜刀を手にして向かうともっとはやく来ると思っていたと言われます。
皇太子は称心の首を献上すると、その決断こそ大唐帝国を継ぐ皇太子だと皇帝から言われます。称心が死んだと知らせを受けた皇太子妃は東宮に平安が訪れると喜び祝宴を催すことにします。
外出を禁じられ鬱憤がたまっていた蕭薔は密かに庭に出るが出産したら韋貴妃が自分を殺し我が子として育てる計画だと知り激しく動揺します。
蕭薔は楼の宴に参加できることになり馮才人と陳美人に陛下に報告してもらえれば助かると思います。
しかし二人に声をかけようとすると子は流れていないようだと残念がっている会話を耳にし愕然とします。
蕭薔に限ってはあの性格だから実は嫌われていたとしても納得できる、でもかわいそうね。
29話・乾祥宮からの招待
蕭薔は韋貴妃の企みを知り馮才人と陳美人に助けを求めようとしたが陰口をたたかれているのを目にし愕然とします。敵対していたが助けを求められるのは媚娘しかいないと思い歩み寄るが皇太子妃に声をかけられていたので足を止めます。
媚娘に話しかけようとしたのを目撃していた徐慧に話しかけられるが様子がおかしいと察知され韋貴妃がやってきたので乾祥宮に遊びに来てと話していたところだと告げます。
皆の目があるために韋貴妃の許可を得て徐慧を乾祥宮に招き助けを求めるが、韋家の勢力が強いために陛下があなたのために貴妃を敵に回すとは思えないと言われます。子がいなくなれば目論見は外れるので子を流し罪を貴妃に着せれば再起を図れるかもしれないと助言を受けます。
徐慧は妊婦の心を落ち着かせる薬だと偽り媚娘に堕胎に必要な薬を蕭薔に届けさせます。皇太子妃は称心の持物をチェックしていると何者かの文が届き邙山の隠れ家に称心が生きていると知らされ驚きます。
確認しに行くと本当に称心は生きており皇太子と密会していたので相談するために媚娘をたずねるが留守で会えませんでした。媚娘の友である徐慧がいたので称心が生きていると相談すると陛下に知られる前に亡き者にすれば皇太子は安全だと言われます。
徐慧の異変に気付いたのは楊淑妃ぐらいかしら?
徐慧に相談したことで絶対に陛下の耳に入り皇太子は失脚しますね・・・
30話・徐慧 暗躍する
媚娘は皇太子妃が訪ねてきたと報告を受けるが徐慧から称心が生きているらしいと知らされます。皇太子妃に文を送ったものは陛下に伝わるように願っているはずと言われ生存がバレないよう手を尽くさねばと思います。
皇太子妃が魏徴を御花園に呼び出す頃、魏王と内密に結託する徐慧は御書坊で陛下に仕えている時に御花園を散策したいと願い陛下を連れ出します。
皇帝は御花園を散策していると皇太子妃が称心を殺すよう魏徴にお願いしているのを目撃します。媚娘はお怒りの陛下を目にし動揺すると陛下が急に御花園を散策したいと言い出しすべて露見してしまったと徐慧に言われます。
皇帝は邙山へ向かうと樵する称心を発見し斬り殺します。怒った皇太子が剣を振り回し向かってきたので剣を叩き落とし拘束して連れて戻ると媚娘を召します。
媚娘にも酒を進めると「皇太子に李承訓を思い出して見捨てられなかった」と言われ罪悪感が消えないと話します。李建成の子で己が殺した事もあり今思えば殺すほどの過ちはなかったかもしれないと嘆き媚娘に慰められます。
媚娘は幽閉処分となった李治(雉奴)が皇太子の無実を信じていたので廃位に関わる重大な問題だから関わらない方が身のためだと忠告します。
徐慧の乱だけは早く終えてほしいな・・・。皇太子は偽物の首まで献上したのだからもう返り咲きは不可能ですね
31話・皇太子の本心
皇太子の師である魏徴は教えが至らなかったと謝罪し悔い改める機会を与えてほしいと願います。呉王は戦に精通しているが隋の煬帝の外孫であるし魏王は頑固で腹を探らせないし天子には向かないと告げると皇帝は東宮で反省するよう勅旨を出します。
魏徴はなんとか望みをつなげることができたと一安心し禁足処分の皇太子を心配して訪ねるが酒を楽しんでいたので己で放棄するなら妙策も意味を成さないと呆れ吐血し倒れてしまいます。
魏徴が倒れたと知る媚娘は東宮の監視が解かれ通常に戻ったと知り向かいます。皇太子は夜中に称心の遺品を山中に埋めると、見守っていた皇太子妃は媚娘が訪ねてきたと知らされ戻ります。
皇太子が毎日宴を開いているが招く客人が面識ないのでただ者とは思えないと相談すると媚娘は謀反だと察します。そこに現れた皇太子が称心の存在を知らせたのはお前かと皇太子妃に剣を突き付けたので媚娘は漏らすわけないだろうと言い放ちます。
陛下の決断までひと月あるのだから自滅しないで形勢を逆転させる方法を考えるべきだと論します。
皇帝は媚娘が東宮を訪れていたと報告を受けると、盗み聞きしていたことがバレた徐慧は媚娘を庇いつつ皇太子と媚娘が結託している事を伝えます。
楊淑妃は媚娘が東宮についたのなら敵対するしかないと思い出自を調べるよう楊青玄に命じます。
李承乾はアホや、どこまで称心を寵愛しているんだか・・・一番心配してくれている皇太子妃に剣を突き付けるとは呆れますね。
結局李世民って一日も反省できないのよね