中国時代劇|武則天
制作費56億、中国史上唯一の女帝・武則天の生涯をファン・ビンビン主演で描いた歴史超大作!
こちらの作品は「U-NEXT」で全82話鑑賞し、
全話あらすじ一覧と最終話の結末までネタバレ感想で詳しく紹介します。
見所&キャスト
第2代皇帝・李世民が治めた唐の時代。身分が低く下級の側室が何故、史上唯一の女帝に君臨し中国三大悪女と知れ渡るようになったのか?
美しく天真爛漫な武如意はまだ見ぬ王に焦がれ入宮するが厳しい掟の中で権力争いを繰り広げる妃たちを目のあたりにする。
純真な心と勇気を兼ね備えた武如意は親友・徐慧と協力し野望と思惑が渦巻く後宮で生き抜く覚悟を決める。
やがて李世民から媚娘という名を授かり寵愛を一身に受けた彼女はさらなる巨大な陰謀と李家の帝位争いに巻き込まれていく・・・
ネタバレ感想|武則天
68話・女児誕生
呉王・李恪は宋州へ赴く前夜に李勣と接触し1年後に精鋭を連れて戻り長孫無忌を倒すつもりだから立場を崩さず関わらないで欲しいと告げます。李義府から報告を受けた媚娘は李治も知っていることであるため他言してはならないと忠告します。
~時は発ち、
媚娘は女児を出産し李治は李思と名付け安定公主に封じます。
王皇后は李治の中風を治すために導士・明崇儼に鍼治療をさせると頭痛が治まり、陛下が立政殿に泊まってくれたので喜びます。
王皇后は手柄を立てた明崇儼に褒美を与えると邪法だが家伝により呪術が得意だと知らされ、側で聞いていた蕭淑妃は興味を示します。
媚娘は「内訓」が完成したと瑞安から報告を受け王皇后と長孫無忌への逆襲を開始するための準備が整ったと思います。内訓と題した夫に従う妻の心得と美徳の修養を説いたものを執筆して周囲に配布し王皇后の怒りを煽ると、李義府は先帝の時代より編纂が重ねられた「氏族志」は門閥貴族のみが格付けされていると訴え、平凡な出自は高官でさえ記載されず朝廷の人選に不利なので改編するべきと奏上します。
関隴集団の怒りを買った李義府は痛快だと喜び、更に廃后の奏上文まで出します。
李治は重臣たちを呼び廃后についてが議案だと告げると理由を聞かれたので、皇后と違って媚娘には子がいるから立后したいのだと告げます。皇太子がいると訴えられるが許敬宗と李義府は実子ではないことを指摘し、長年子宝に恵まれぬ皇后に比べ媚娘は子をもうけ自ら内訓を著し御妻の道を教え導いたので皇后にふさわしいと言います。
長孫無忌が反発するが李忠の生母に毒を盛ったものが、よき妻と言えるのかと問います。
蕭淑妃は王皇后が明崇儼を呼びつけたと報告を受け、媚娘と王皇后を一挙に片付ける好機だと笑みを浮かべます。
それにしても媚娘の策は見事よのう、皇后の終わりが近い
69話・道士の正体
媚娘の策にまんまとはまった王皇后は明崇儼は呼び呪術に手を付けます。
媚娘は自分を皇后にするために重臣たちと議論を重ねていると知り李弘が病気だと嘘を付いて中断させます。
李治がやってきたので弘は変気だと告げると自分なんかのために老臣と争ってはいけないと告げます。欲しいものを何で明かさないのか、すべて与えると言われるが今がとても幸せだから何も望まないと告げます。
媚娘が急病で倒れると蕭淑妃はこれで王皇后が呪い術をかけたことが明るみなれば後宮を牛耳り李素節を皇太子に就けられると笑みを浮かべます。媚娘の病因が何者かの呪詛だと奏上を受けた李治は邪気が流れる一帯を捜査させます。
李治は賢冷宮の寝殿から発見されたと報告を受け蕭淑妃を掖庭へ送れと命じます。
復活する媚娘は李素節に泣きつかれたので蕭淑妃に会いに行くと子供たちを冷遇しないでくれと頼まれるが、我が子すら殺め得る残忍な女子が他人子を慈しむと思っているのか言い放ちます。
あなたの命運は尽き私はこれから輝くのだと告げ去ります。
王皇后は蓬萊殿で陛下が倒れたと報告を受け向かうとそこには媚娘の娘・安定公主しかいませんでした。すると陛下が倒れたのは誤報らしいと一報を受け罠ではないかと恐れ急いで出て行きます。
隠れていた高陽公主が王皇后が出て行くのを確認してから罪を着せるために公主を亡き者にします。
皇后が訪ねてきたと報告を受けた媚娘は急いで戻ると公主が息をしていなかったのでショックで気を失います。李治は皇后を廃し王玉燕を掖庭へ送れと命じるが媚娘は首に指輪の跡を発見し下手人は高陽公主だと確信する
高陽公主はやたら媚娘の前で案定公主を心配していたから嫌な予感はしたよ・・・。どいつもこいつも自分の私欲のために他者の幸せを奪いすぎ
70話・高陽公主への疑念
媚娘は何で高陽公主が我が娘を亡き者にしたんだと理由が分からすショックを受けます。流産した原因となった菊花の図と高陽公主が誰と往来があるのかを調べさせてと瑞安に指示します。
長孫無忌は呉王が先帝の命日に帰還する際に5千の精鋭を帯同させてはいけないと李治に進言します。李治は長孫無忌の勢力を一掃するために呉王と約束していたので懸念は理解できるが呉王の忠誠は証明されているのだと告げます。
媚娘は皇后が廃された夜に高陽公主は男寵たちと宴を開き楽しんでいたことを瑞安から報告を受けます。李義府を高陽公主の夫・房遺愛に接触させると呉王と高陽公主は仲が良いが呉王が宋州にいたこの1年は音信を断っていたと知ります。
李治は呉王の帰還が待ち遠しく出迎えに出かけ再会を喜ぶが廃太子となった李承乾が病死したことを知り遺体を長安に戻せるよう努力します。媚娘は安定公主の供養にきた長孫無忌に李忠の皇太子の座を決して脅かしはしないと取引し呉王について何か把握していないかと訊ねます。
すると感業寺の時に配下の李恭が殺されたことを例に挙げ呉王は謀反を企てていると言われます。
媚娘は廃后・王玉燕に会いに行きこれまでの行いから死罪は逃れられないだろうが予想度どおり安定公主は害していないことを確認します。
それにその時は1年前に出来事だし呉王に謀反の意などなかったはず!!今は知らないけどさ・・・
やはり流産も高陽公主の仕業だったね、媚娘は下手人を目の前に1年も我慢してるのか
71話・交錯する嘘と真実
媚娘は娘を亡き者にしただけでなく流産も高陽公主の仕業だと確信し何て陰険なんだと恨みます。
李治と呉王は先帝の忌日に長孫無忌率いる関隴集団を一掃するために策を練ります。呉王は中立を貫く李勣に陛下が決断したと告げれば動くはずだと告げるが、長孫無忌は逆らったわけではなく強勢なだけだと言われたので李治はまだ迷いがあるのだと察します。
しかし白紙に戻すかとたずねると長孫無忌に忠実な羽林軍の将軍を罷免せよと命じられます。
呉王に謀反の意があると疑う媚娘は陛下と密会していると知り甘露殿へ向かいます。李治が座ったまま酒に酔い寝ていたので寝床へお連れするよう瑞安に命じます。疑われている事を察した呉王から陛下の暗殺を企てていると疑っていないかと聞かれます。
長孫無忌から聞いたが鵜呑みにはしていないが1年前に運ばれていた武具は何につかうのだと言い放つと買ったのは陛下だと言われます。
影の軍隊の養成を頼まれ陛下が挙兵を決意したから宋州から戻ったのだと言われます。
李忠は掖庭を訪れ王玉燕と会うと自分が即位したら必ず媚娘に復讐すると泣きながら訴えます。そんな矢先、媚娘に進められた李治により王玉燕と廃妃淑氏は毒酒を下賜され泣き叫んだ後に絶命します。
長孫無忌は狙われていると知ってから政から退き隠居を申し出ると李治は許可し呉王を召すよう命じます。
李忠って自分の母親を害した者に懐いているからアホよね、しかも復讐って何さ、呪い術に手を付けただけで終わりですよ。