浮図縁~乱世に咲く真実の愛~
「蒼蘭訣」のワン・ホーディー&「霜花の姫」のチェン・ユーチー共演、弟の敵討ちを胸に秘める男と殉葬を強いられた女の禁断の中国ラブストーリー。
見所キャスト、全話あらすじ一覧、最終話の結末までネタバレ感想で詳しく紹介します。
見所&キャスト
身分を偽り宮廷に入り込み権力を握るようになっていた肖宮廷の政務を仕切る官吏・肖鐸は福王と宮中の反乱を計画する。
崩御された皇帝への貢物として葬られるはずだった才人・歩音楼は、福王に気に入られ肖鐸に助けられる。
2人は肖府で過ごし想いを寄せていくが想いを胸に秘めなければならない。肖鐸は外国との絹の貿易を監督するために江南に行き音楼は彼に同行して江南の親戚を訪ねる。
福王が帝位につき皇帝の想いを知りながらも2人は恋に落ちる。肖鐸の正体、南苑王の脅威、宮中の皇帝の弾圧など、前途多難な状況であった。2人の恋の行方は?
ネタバレ感想|浮図縁
32話・父への思い
肖鐸は皇帝・慕容高鞏が重傷で意識不明だと于尊から助けを求められ朝廷が混乱しないよう皇宮の別宅に運ぶよう指示します。
肖鐸は歩音楼と共に出立の準備をするが経路や仲間の今後も考えねばと告げます。
歩音楼は謀反の罪で打ち首となる父・歩馭魯に会いに行き手作りの膝当てを贈るが、歩馭魯の代となって歩家は落ちぶれたのにすべてお前に壊されたと訴えられます。
お前など産ませるべきではなかった最後まで冷たい態度を取られ、自分も歩音閣もただの出世の駒でしかないのだと再確認します。
意識が戻る皇帝・慕容高鞏だが下半身に重い傷を負い交合ができぬ体となったと医官に言われ妖言は許さんと激怒します。
肖鐸が覆い隠して見せるから療養するよう落ち着かせるが医官や宮女を全員斬れと命じられたので世話人や治療は必要だと命を帝を撤回させます。
宇文一族を葬れと命じられると婉婉が慌て出したので肖鐸は何も言うなと首を横に振り、西蜀では民に支持されているので混乱に陥ってしまうと告げます。
宇文良序を平民に降格として都に幽閉すると言われ、ひとまず引き下がります。婉婉は宇文良序に会いにいくと南苑王を死なせてしまった事で己を責め酒に溺れていました。
孫泰清から助けを求められる歩音楼は世話人の侍女たちの目ん玉をくり抜けと陛下が命じていると知り向かいます。
落ち着かせるためにそばで陛下の世話をすると何かあったらすぐに呼べと肖鐸に言われるが「これからずっと一緒にいる、歩音楼さえいればいい」と話しているのを耳にし嫌な予感を抱きます。
隠し通路を通って肖鐸に会いに行くが、皇帝が杖を突きながら会いに来ていたために2人が恋仲で肖鐸も宦官ではないことがバレてしまいます。
翌朝、陛下に呼ばれる歩音楼は劇を見せられすべてがバレてしまったようだと察します。
ほんと暇人皇帝だよね、重臣たちから呆れられているのだから皇帝の座から下ろせばいいのに。
すべて私欲で動いているだけなのよね、何か政務に取り組んでいましたか?
33話・皇帝の怒り
歩音楼は宦官だと偽り妃と密通した劇を見せられすべてがバレたのだと察すると皇帝が肖鐸を演じていた役者を痛めつけたので驚きます。
皇宮に戻るときが来たなと言われ歩音楼は言葉を失います。
肖鐸は何やら異変に気付くと勅命により捕らえに来たと禁軍統領・于尊に言われ大人しく従います。
歩音楼は肖鐸が投獄されたと知り陛下のもとに押し掛けると重罪人なのに歩音閣がいたので驚きます。
寵愛を受けているから助かったのだと言われたので出世おめでとうと告げ相手にせず出て行こうとするが呼び止められます。
あんたのせいで西蜀に嫁がされたかと思えばあんたに似てるせいで物同然に献上され、あなたのせいで家も滅びたと訴えられます。父親が娘を捨て南苑王や慕容高鞏から辱められただけで私は何もしていないだろう、自分を滑稽だと思わないのかと呆れます。
歩音閣の手が傷だらけだったので、傷付け侮辱する者に屈しても尊厳は取り戻せないから目を覚ませと忠告します。
慕容高鞏は「歩音閣は逆賊の側室で重罪人なのに皇后なんて不敵だ」と重臣たちから反対されるがまったく聞く耳を持ちません。歩音楼は重臣たち全員から罵られてまでも歩音閣を皇后にしようとする皇帝の意図が分からず困惑します。
歩音閣をつまみ出す皇太后に妃嬪から選ぶものだと叱責された慕容高鞏は歩音楼を皇后とする聖旨を下します。
陛下に連れられる歩音楼は肖鐸が拷問される場を見せられこれ以上傷付けないで肖鐸に抱き着き盾となります。
婉婉は地位と財産を剥奪し二人を追放すべきと訴えるが求めているのは罰ではなく酌量だなと言われます。二人の密通を知っておきながら朕に黙っていたなと叱咤され、心の奥で純潔を必死に守り自分自身を生きる歩音楼が羨ましかったんだと告げます。
彼女を解放するよう訴えると殴られるが、好きと言いながら歩音楼の望みを気にかけた事もないだろう、人として見ていないと言い放ちます。
権力に踏みにじられ母親を失ったのに無上の権力を手にした途端に他人を踏みにじるのかと非難します。
婉婉は肖鐸なのか歩音楼なのか許してほしいなら一人にしてくれと陛下に訴えられると宇文良序が拷問されたので泣きながら宇文良序を助けてくれと頼みます。
駆け落ちしようとすると追手が現れたので婉婉は彼を逃がすが馬車に陛下が乗っていたので驚きます。
皇帝は宇文良序の生死は問わぬから捕らえろと命を下し去っていったので言葉を失います。
宦官と偽って妃と密通していたのは確かに陛下を欺いた罪に問われても仕方ないけども・・・
それにしてもクズな皇帝だこと、人が去っていく行いばかりしているけども大丈夫かね・・・最後がまったく予想つかない、婉婉が女帝となった方がよろしい
34話・壊れた女
慕容高鞏は昭定司は廃し全員処刑しろと于尊に命じます。危険を察知した曹春盎は妻・東雲を馬車に乗せ逃走すると禁軍に追いつかれたので剣を手に応戦するが先に都から出てきた舎七郎たちに助けられます。
歩音楼は昭定司は廃し婉婉も禁足したから何ができるか見物だなと陛下に訴えられるが、大人しく従っているのに不満なら私にどうしろというのだと訴え食事を口にします。
裏切り者は平穏に暮す価値はないと器を取り上げられたので、愛し合ったこともないのに何が裏切りなんだと訴えます。
私の事を何にも知らないのに、その傲慢な愛には吐き気がすると告げると引っ叩かれたのでやり返します。
慕容高鞏は皇后冊封の大典で肖鐸を五馬分屍の刑に処し最高の祝いの品にしてやると歩音楼に告げます。
歩音楼は何かに取り憑かれると噂が広まると謀反人の娘を皇后にするなどあってはならないと重臣たちが反対するようになります。
妃嬪の座を奪い皇宮から追放すべきだと重臣たちから訴えられる慕容高鞏は歩音楼の側仕えが自死したことを告げ真相を知るためにはあの世へ行くしかないなと皆を黙らせます。
慕容高鞏は「立后を止めろと誰もが言ってくる、錯乱するフリとはうまくやったもんだな」と歩音楼に言い放つが肖鐸が脱獄したと報告を受け皇城を封鎖するよう命じます。
さっさと肖鐸を捕らえろと于尊を叱咤するなか、肖鐸は仲間と再会すると夢解語や宇文良序もいました。
昭定司が倒れることはないし肖鐸を捕らえるのは至難の業だと孫泰清に進言される慕容高鞏は罠をしかければいいと告げ策を練ります。
肖鐸は歩音楼を救出するために皆に国を出ろと命じていたが、生死を共にしてきたのだから一生の部下だと全員が留まっていたので恩を胸に刻みます。
あんなに慕容高鞏に反抗できるなら最初からやっててよねww陛下をぶん殴るとは絵的に面白いww
最終話までのネタバレは更新中