高麗契丹戦争
忠臣とともに強国に立ち向かい国に平和をもたらした高麗8代王・顕宗の一代記を描いた韓国時代劇。
こちらは「WOWOW」さんで全話視聴し、
全32話あらすじ一覧、見所キャスト、最終回結末までネタバレ感想で詳しく紹介します。
見所&キャスト
若くして高麗の王位に就いた穆宗は摂政を行なう母・千秋太后に権力を握られていた。覇者となった契丹に狙われる中、野心を抱く千秋太后が愛人との間にできた息子を後継者にすると宣言したために穆宗は千秋太后によって追い出された王家の末裔ワン・スンを呼び戻す。
暗殺の危機を乗り越えたワン・スンは反乱を起こした行営都統使・カン・ジョによって即位し顕宗となるが政治のことは何も分からず忠臣カン・ガムチャンに教育を受ける。
やがて契丹が高麗に宣戦布告し・・・
ネタバレ感想|高麗契丹戦争
3話|謀反と流言
高麗王・穆宗は民のために宴を開催するが民の歓声に応えようとすると火の手が上がり騒動となります。
穆宗は気を失うが重臣たちに運ばれ難を逃れ、千秋太后もキム・チヤンの誘導によって息子ヒョンを連れて逃げます。
意識が戻る穆宗は火事は何とか収まったが宴に招いた多くの民が亡くなったと知らされ激しく動揺します。
王様まで危ない目に遭いどうなっているんだと太后に聞かれるキム・チヤンは蔵を燃やし老いた民を幾人か巻き込むはずが強風により大事になってしまったと告げます。
しかし、計画通りに進めると告げると朝議の場で先代が燃灯会を禁じたのに宴なんか開催するから先王・成宗大王の祟りだと噂が広がるのだと訴えます。
王にはしばらく退いてもらい太后が摂政を行い収めるべきだと告げると王宮を取り囲むよう命じます。
包囲されていると報告を受ける穆宗は困惑していると僧呂がやってきてワン・スン(大良院君)からの書状を渡されます。
ワン・スンが包囲され助けを求めていると知ると開城府の兵を向かわせるべきと進言を受けます。ワン・スンを救出し西北面の兵に都への出陣を命じるために使者を送るよう命じます。
街では王が崩御し太后が摂政を行うと噂が流れるなか、穆宗の使者は矢で射られキム・チヤンの手元に命令書が渡ってしまいます。
太后は自分が摂政を行う大義名分があるのだから兵を退かせろと告げると私が謀反人となればヒョンは生きられないと言われ頬を引っ叩きます。
西北面の都巡検使・カン・ジョは都の様子を探らせていたことでキム・チヤンが謀反を起こしたと副使ヒョヌンから報告が入ります。
チェ尚宮は王様が崩御したと知りワン・スンを処刑して神穴寺を焼き払えと命じます。ワン・スンはもはやこれまでかと諦めるが剣を振り上げる兵士に官軍の矢が突き刺さります。
官軍が圧倒的に上回っているためにワン・スンは場を収めると王宮を追放された時に僧呂の扮して逃がしてくれた恩を返すためにチェ尚宮を逃がします。
駆け付けた王の警備を司る宣徽判官から書状を受け取るワン・スンは王宮へ向かいます。
太后は罪を着せられこの世を去った妹の子・ワン・スンを王に据えると誓っていたが、キム・チヤンを愛してしまったばかりに心変わりしてしまったことを悔やみます。穆宗に会いに行くと跪きキム・チヤンを討ってくれと涙を流し願いでます。
忠州の判官カン・ガムチャンは都でキム・チヤンが謀反を起こし権力を奪ったと噂を耳にします。契丹が冊封した王様を害することは契丹に戦の大義名分を与えるのと同じだと動揺し都へ向かいます。
またカン・ジョはキム・チヤンを討ってワン・スンを王に据えると覚悟を決め兵を連れて都へ向かうが道中で穆宗の逝去は誤報だったと知らせが入ります。
しかし、王宮を正したいと決意は変わらず進軍を命じます。
穆宗はキム・チヤンを討つから心配いらないと太后に告げるがカン・ジョが謀反を起こしたと知らせが入ります。余を救うための出陣ではないのかと動揺すると書状が届きワン・スンを擁立するための謀反だと知り愕然とします。
カン・ジョはあっという間に王宮を制圧すると、もっと早く国を立て直してくれていたら私も謀反人ならずにすんだと穆宗に告げます。
キム・チヤンとヒョンは既に討ったことを告げ穆宗と太后を都から出します。
穆宗は私が母の側にいると震える太后の手を握るが道中に殺害され太后は泣き叫びます。
ワン・スンは王宮に到着するが出迎えるカン・ジョから穆宗の命を頂戴しましたと言われ耳を疑います。
だけど穆宗が心を入れかえ国を立て直す事を知った後なんだからキム・チヤンだけを討てば良かったのに・・・これでは謀反よね。
穆宗を殺さなくてもワン・スンに譲る気でいたのに・・・
4話|戦の足音
大良院君ワン・スンは王宮に戻るがカン・ジョによる反乱によって穆宗が殺されたと知らされます。激しく動揺しするなか息つく間もなく強引な即位式により高麗第8代皇帝・顕宗となります。
即位のための宴を用意したと言われるが長旅で疲れているうえ臣下たちで楽しんでくれと告げます。
都に駆け付けたカン・ガムチャンはキム・チヤンだけでなくカン・ジョの謀反により穆宗が命を落としたと知り愕然とします。官僚チェ・ハンのもとを訪ね契丹との外交はどうするのですか、契丹の皇帝が冊封した王を殺めたとなれば侵攻されるでしょうと告げます。
政変を知られる前にすぐに王の即位を契丹に知らせ契丹の皇帝から冊封してもらうべきと進言すると礼部侍郎に任じるから行ってくれと頼まれます。
半ば強引に王となった顕宗は謀反の出来事を詳しく聞かされると、知らないふりをして生きるが絶対に許しはしないと亡き穆宗を弔いながら誓います。
顕宗は銀台と中枢院を無くして中台省を作り任務を総合すると進言を受けるが銀台と中枢院は何をするところなんだと訴えます。
臣下たちが俯くので諦めるが銀台と中枢院は王命の出納を司り王宮を宿衛し軍を管掌するところだと声が聞こえてきます。
一歩前に出るガムチャンに簡単に説明してくれと訴えると王命を伝え王様を守るところだと言われ廃止にしていい場所かと問います。君主の目を隠し口を塞ぐのも同然だから廃止にしては駄目だと言われるとすかさずカン・ジョがこれからは私が王様の命を皆に伝え王様を守ると訴えてきます。
顕宗は反対するものがガムチャンしかいないので圧力をかけられ許可するせざるを得なくなってしまいます。
顕宗はカン・ジョを呼び出すと余の役目まで担ぐ必要はないと告げます。控えてくれと告げると宴や狩りを楽しんでいればよいと言われ狙いが王権なら王に就けばいいだろうと訴えます。
未熟な判断力で軍政をかき乱す追従する者どもだけを重用し国を滅ぼしたいのかと凄まじい形相で詰め寄られます。
ガムチャンは表文を書いてカン・ジョに見せると何で先王は病死したと書いたのだと言われます。あなたのためではなく戦を避けるため、契丹に兵を挙げさせる大義名分を与えた事をお分かりなのかと責めます。
承天太后が亡くなった知らせが届くと顕宗は女真族の取り締まりを東北面に命じて国の実情が流れるのを防ぎ、喪に服している間に契丹の宰相を抱き込んで冊封を賜るために出来ることは何でもするよう許可します。
第一王后・ 元貞王后が懐妊した知らせを受けた顕宗は喜び戦を避けようと各地に使者をおくるなか、カン・ジョは契丹を一気に討ち滅ぼすために西京、通州、郭州城に早馬を送り剣車を作るよう伝えろとヒョヌンに命じます。
5話~のネタバレは更新中