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映画「名もなき復讐」ネタバレあらすじと結末/真面目なあなたも暗殺者に

 

作品情報とキャストの紹介

射撃の代表チームを目指していた高校生ジウンは事故に遭い両親を失い言語障害を抱えてしまいます。

工場で働くしか道がなく頑張っていたが3人の男に襲われ警察に行くと狂言と疑われてしまいます。

再び現れた犯人を咄嗟に殺してしまった事で悲しき復讐者となってしまう。

監督=アン・ヨンフン◆チェ・ジウン(シン・ヒョンビン)◆カン刑事(ユン・ソイ)◆キム刑事(キム・ヒョク)◆チャンべ(アン・セハ)

 

ネタバレあらすじ/名もなき復讐

 

学生の時、射撃の代表チーム入りを目指していたジウンは金メダルを獲得します。

ご褒美として両親と車で食事に出掛けるが友人ウォンギョン達がバイクで煽ってきたため避けようとして事故に遭います。

両親はなくなりジウンはショックから言語障害となってしまいました。

美術が好きだったジウンだが言語障害が原因で雇ってくれるとこがなくウォンギョンと共に工場で働く事になります。

ウォンギョンは父親からの暴力から救ってくれた工場長から正社員にする代わり身体を求められていました。

正義感強いジウンは助けに入り何処かへ逃げようと伝えるが行く場所なんてありませんでした。

 

信じてもらえない被害者

面接の帰りジウンは3人の男に襲われ強姦されます。

ジウンはフラフラしながら警察にたどり着くが対応したパク刑事は賭博と関わるような人で強姦する奴がジーパンを履いている人を狙うのかと疑う事しかしませんでした。

掴んでいた犯人の毛髪を渡し家に帰ると住民登録証を返しにきた犯人の1人が家にいました。

強姦されたジウンは机の上に置いてあった物で殴り付け、更に襲いかかる男の首に割れたガラスを突き刺しました。

その頃、妹想いで正義感強いカン刑事は障害者を疑い話を聞かずに家に帰らせたパク刑事を怒鳴り付けキム刑事と共にジウンの家に向かっていました。

カン刑事が訪ねてきた時、ジウンは風呂場で男をバラバラにして冷凍庫に隠していました。

ドア越しに帰って欲しいとお願いするがカン刑事は仕事場にやってきました。カン刑事は同じ目に遭い障害を抱え精神を病んでいる妹ジャリョンと重ねほっとく事が出来ないのです。

 

悲しき暗殺者

バラバラにした遺体の一部を捨てるため路地裏を歩いているとパク刑事に声を掛けられます。

ジウンの隣に住むウォンギョンと同棲するチャンべから、ジウンが男と楽しくしていたと聞きパク刑事は訴えに来た日の夜に男と楽しむなんてやはり偽りだったのだと思うのです。

「強姦を偽った場合はすぐ収監されるが金を払えば見逃してやる」

無視して行こうとするジウンだがバラバラに殺害した事がばれてしまい抵抗しているとパク刑事は銃を落とします。

ジウンは銃を拾い二発を同じ箇所に発砲しました。

 

パク刑事が殺された事で警察は賭博で儲けるマ・サンボン率いる組織の仕業だと思います。

カン刑事から10年間声を聞いてない妹の話を聞かされジウンは強姦犯を捕まえるために協力する事にしました。

警察に行くと連行されてきたマ・サンボン率いる組織の中に強姦犯を見付け、署から出た男を尾行して居場所を探りました。

バラバラ死体が発見された頃、チャンべから殴られ血だらけで倒れているウォンギョンを見付けます。

救急車を呼ぶが言語障害により伝わらずジウンは背負って病院まで行きました。

ジウンはパク刑事の銃を持ってウォンギョンに暴力を振るったチャンべの車を破壊します。そして防犯音に気付いて出てきたチャンべの頭を撃ち抜きました。

 

カン刑事はチャンべの彼女ウォンギョンが入院していると知り訪ねるとジウンと親友だと分かります。

ジウンは射撃の代表候補でありパク刑事は事件の担当者でチャンべは親友に暴力を振るっていました。

動機がある事に気付くがただの偶然でありジウンに人を殺せるはずがないとカン刑事は信じます。

署に戻るとジウンから妹のために描いたキャラクターが届けられていました。

ジウンは強姦犯の家に侵入し腕と足に発砲したあと怯える男の頭を撃ち抜きました。

 

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結末/名もなき復讐

DNAの結果、ジウンが最初に持ってきた毛髪と一致したためカン刑事はジウンが犯人だと確信します。またジウンの妹に描いたキャラクターが持つ銃はパク刑事の銃だと分かります。

ジウンの家に侵入して日記を読むと今までの事件の事が鮮明に書かれており苦痛を知ったカン刑事は涙を流すが帰ってきたジウンに頭を殴られ気を失います。

意識が戻ると椅子に縛られた状態で目の前には拳銃を手にするジウンが立っていました。

殺されそうになったカン刑事は妹を強姦した奴がたった6年で出所して普通に生活しているのが許せないのだと言います。

ジウンはガムテープでカン刑事の口を塞ぎ強姦犯の生き残りが働くカラオケボックスに行きます。

部屋には正社員にするかわりにウォンギョンの身体を強要した工場長がいました。

ジウンは工場長を射殺し、銃声を聞いてやってきた強姦犯の太腿を撃ちました。

痛みにもがき這いつくばって逃げる強姦犯の足に発砲し続けると携帯を追跡してカン刑事が駆け込んできます。

私は真面目に行きてきたがクズたちに犯された日に死んだんだ…。自分の首に銃口を向けます。

生きて世間に伝えないと…恐怖や孤独、行きたかった望み、傷の深さ全部伝えないと…。

妹に描いてくれたキャラクターは生きて直接渡して…

カン刑事の必死な説得によりジウンは銃を落としカン刑事に歩み寄ります。

しかし…

強姦犯が銃を拾いジウンを背後から撃ちました。それを見たカン刑事は激怒し強姦犯を撃ちました。

ドナー登録していたジウンは脳死と判定されます。皮肉な事に臓器提供を待つのは強姦犯でした。

偶然その事を知ったカン刑事は病室に侵入し強姦犯の酸素マスクを外そうとするが思い止まり、ジウンの頭を撫でてジウンの酸素マスクを外し病室の鍵を閉めました。