作品概要/キャスト
チャン・ジャーハン&ジュー・ジンイー共演による宮廷ラブロマンス時代劇
大虞国、恒京令の次女・傅容は街で人気の仮面の文人・掬水農夫が開く文芸評論会での不吉な夢を見て屋敷を見張ると護衛に追われるが軍部の横領事件の真相を探る粛王・徐晋に救われる。傅容は掬水農夫の屋敷に書生として置いてもらうことになるが彼の正体は安王・徐平だった。会うたびに厄災が降りかかる粛王との悪縁を断ち切りたい傅容は占い師の助言を受け粛王の軍営に潜り込むが・・・
「如意芳霏(にょいほうひ)~夢紡ぐ恋の道~」全話あらすじ一覧はこちら
全40話で紹介します
ネタバレ感想/如意芳霏
29話・離縁させるために
端妃たちの悪計により傅容が投獄され如意楼が封鎖されてしまった傅宣は悲しみます。
皇帝はぼんやり考えていると安王(徐平)に心ここにあらずと指摘され粛王妃は好かないが宮中の材料で悪だくみをするほど愚かではないはずと告げます。
安王は皇帝が狙いは汚職を調査する粛王だろうと口にしていたので、傅容は粛王にとって弱点になってしまうので己の命と粛王のためなら離縁に同意するのではと唆します。
粛王(徐晋)は皇帝に謁見し妻が横領したのなら自分の責任だと訴えます。七日以内に傅容の無実を証明できなければ皇后の陵を守り生涯都に戻らないと告げます。
顧沅から話を聞き引渡書が持ち出された後に改竄されたと分かると成王と以前から密な関係である提刑司が関係していると察します。許嘉から提刑司が関与しているなら捜査は難しいと進言されるが徐晋は傅容の横領を告発した陳司飾を訪ね証言を偽る者は誰であろうとただでは済まないと忠告します。
斉竺は粛王に目をつけられたのならいずれ陳司飾は災いになると端妃に告げます。
陳司飾は買い出しを頼まれると刺客に襲われるが口封じで狙われると読んでいた徐晋たちが救います。
この期に及んで真実を話さないのなら守れないと訴えると材料は出庫直後に端妃が着服し益母草の汁を墨汁代わりにして2通の引渡書に数字を記し改竄したのだと知ります。
徐晋は陳司飾を匿ってやるが端妃と成王に狙われているなか粛王が守れるわけないと思い出て行くが成王に見つかり口封じされてしまいます。
投獄される傅容は「お前がいると悪人たちから見たら粛王の弱点となるんだ」と陛下に訴えられ如意楼の封鎖は解けないが粛王を救うには離縁すれば済むことだと言われます。
離縁を受け入れる傅容は釈放されると小七と小八が出迎えてくれます。
30話・宮中の品
衛陽城にいる徐晋は訪ねてきた西河郡主から傅容は保身のために離縁状に署名し釈放されたと知らされます。
そこに離縁状が届けられたので調査を終えてから持参すると伝言を託します。
傅容は身の潔白は自分で証明しなければと思い調査に出ると出くわした安王から亡霊市に宮中の品があるようだと知らされます。
一方、調査のために亡霊市にやってきた徐晋だが尾行していた西河郡主が駆けてきたので仕方なく連れて行きます。亡霊市はそれぞれ仮面や面紗で顔を隠すのが掟ではあるが傅容は崔綰の腕輪が売られているのを発見します。
賭けに勝利すると店を荒されたから盗んだのだと言われ腕輪を返されます。兄を連れていたと聞かされ徐晋が調べに来ているのだと察しどこへ行ったのか聞き出します。
徐晋は宮中の品を発見し首根っこを締め上げると清風山の山賊の根城から持ってきたと知らされます。
傅容を発見した徐晋は何でここいるんだと訴えると安王から離縁したんだから構うなと言われます。傅容が二人で話したいと言ったため安王はその場から離れ、徐晋は何で離縁状に印を押したんだと責めます。
「一緒にいても互いが不幸になるだけ、如意楼は自分で守る。王妃であることに疲れた」
31話・愛する人はどこに?
傅容は清風山の山賊の根城で宮中の品と苦水村の武器を発見すると徐晋に命じられた許嘉と出くわします。
山賊に連行される女子たちを目にし二人で協力して救い出すが注意を引き付けていた傅容だけが捕らわれてしまいます。
許嘉から報告を受けた徐晋は袁将軍から兵を借りるよう命じ単身で先に向かいます。傅容を求めて捜しに来ていた安王と共に戦い傅容を抱きかかえるが安王が矢を受けてしまったので追手を迎え撃つために彼女を託して逃がします。
徐晋は1人で戦いフラフラになるが兵を率いる袁将軍たちが駆け付け山賊を一掃するが証拠は燃やされてしまいます。
気を失っていた傅容は安王が救出してくれたのだと感謝し怪我を負っていたので看病します。しかし安王が如意楼の令牌を求めて小七たちを捕らえよと文刑に命じている間に章晏に手刀を受け拉致されてしまいます。
傷を負いながら傅容を捜す徐晋は安王がいる宿に到着するが子供から傅容の腕輪と文を渡され東山へ向かいます。また尋ね人のことを店主から聞かされた安王も東山へと急ぎます。
徐晋は東山に向かうと棺桶に傅容を入れて埋めていた章晏が居場所は教えないと自死してしまいます。必死に捜す徐晋は一度掘り起こしたような痕跡を目にし無我夢中で堀始めます。
32話・粛王妃の復活
徐晋は土を掘り起こし棺桶に眠る傅容を発見します。
必死に呼びかけると目を開けたので安堵し「生涯そなたと一緒だ、いいな」と訴えると傅容は「もちろん」と受け入れます。
助けに来るのが遅かった安王は二人の姿を目にし引き返します。
粛王府に戻る徐晋は燃やされる前に何とか運び出した苦水村の武器や宮中の品を出し端妃と鳳来儀の所業で盗品は成王が隠していたと皇帝に告げます。
尚服局の陳司飾が端妃に買収され如意楼の文書を改竄し横領した材料は成王が運び出していたと説明するが成王は先手を打っており「粛王と如意楼が宮中の材料を横領し山賊と組んで隠していた」と報告済みでした。
徐晋は証人まで連れてきたが自分が手を組んでいたのは粛王だと言い出したので困惑します。
しかし懐王に連れられやってきた傅容が如意楼の潔白を証明をするために小七が手に入れてくれた盗品の台帳を差し出します。
そこには山賊と成王のやり取りも残されており、皇帝は息子の筆跡を把握しているために黒幕は成王だったかと把握します。
皇帝は端妃を呼び陳司飾が引渡書を改竄したのはお前の指示かと聞くと如意楼が横領を企てやってことだと言われます。長年の夫婦としての情けから白状する機会を与え、成王が賊と結託し宮中の材料を隠したことは知らなかったのかと聞いても端妃は驚くふりをして息子はそんなことはしないと訴えました。
皇帝は成王のすべての職位を解き幽閉のうえ猛省を命じ、端妃の位を剥奪して清秋宮へ送りました。
下がれと命じられた徐晋と傅容は離縁の取り消しを願い出ると淑妃の援護もあり受け入れられます。
安王はいずれ使えるから章晏を死なせるなと命じ、記号を拡散して如意楼の者を全員おびきだせと文刑に告げます。
傅容は意識が戻る小七から如意楼は装飾品を売るだけでなく情報を集めて売ることもやっており密偵は至る所にいるのだと教えられます。