韓国ドラマ「アンダーカバー」作品概要
チ・ジニ&キム・ヒョンジュ共演、英国BBCサスペンスドラマをリメイク!!
元スパイを隠し平凡に暮していた男が事件に巻き込まれ家族を守るために闘う!!
あらすじ
学生運動の激しいデモの現場で出会ったジョンヒョンとヨンス。
20年後、弁護士である妻・ヨンスと幸せな家庭を築いていた主夫のジョンヒョンだがスパイという過去を隠していた。
ヨンスは官僚の犯罪を扱う高捜処の処長に選ばれ、ジョンヒョンはある男からヨンスの処長就任を阻止しろと言われる。
家族を守るために孤独な戦いは息をする隙を与えない!!
キャスト
1971年6月24日誕生、「トンイ」「ザ・ロード:1の悲劇」など
自閉症の息子の面倒を見る主夫、元スパイ
チェ・ヨンス(キム・ヒョンジュ)
1978年4月24日誕生、「ウォッチャー」「地獄が呼んでいる」など
弱者の味方、人権派弁護士
若きジョンヒョン(ヨン・ウジン)
1984年7月5日誕生、「七日の王妃」「君の歌を聴かせて」など
本名はイ・ソッキュ、スパイとして潜入中にヨンスと出会う
若きチェ・ヨンス(ハン・ソナ)
1990年10月6日誕生、「コンビニのセッピョル」「なぜオ・スジェなのか」など
デモの現場で出会ったジョンヒョンと結婚し弁護士に!!
イム・ヒョンラク(ホ・ジュノ)
1964年4月14日誕生、「朱蒙」「ミッシング彼らがいた」など
国家情報院企画調整室長、使えない者は容赦なく消す
オ・ビルジェ(クォン・ヘヒョ)
1965年11月6日誕生、「冬のソナタ」「王になった男」など
安全企画部の元係長でレンタカー会社社長
ネタバレ感想
25話・残酷な真実
ジョンヒョンとヨンスは思い出の店で密かに会いジャージャー麵を食べて懐かしみます。
ジョンヒョンはゴルフ場で盗聴したヒョンラク達の会話を聞かせ次のターゲットは総選挙だと告げます。高捜処は国情院の機密地区を緊急で家宅捜索しドンウはヒョンラクの家に押し入りヨンスは特殊活動費を管理したタブレットがあると証言を確保したのだと説明します。
「私に会いに来ようとした者たちは死にました。ミンホ、ドゥシク、ウォンジョンなど・・・手続きを踏んでいる間にまた誰かが死んでしまう。キム・テヨルを殺した張本人に言っておく、家族に手を出した代償は必ず払ってもらう」と宣戦布告します。
国情院から職権乱用及び違法捜査で告発されたヨンスは想定内であるため特に驚くことはありません。帰宅するとスンミがスングの誕生日の料理をしており、忘れていたいた事を申し訳なく思うが激マズだったので言葉を失います。
ジョンヒョンは夜中にこっそり家に戻り料理を作ってスングに食べさせるようヨンスに頼みます。明日はジョンホの再審結果が出る日だったがヨンスのもとにヒョンラクから音声が送られてきます。
それはテヨルが大統領と会いたいがためにジョンホの無実の証拠となるギホンが遺した本物の遺書を渡す内容でした。大統領に物申し国民を団結させた英雄になることが本当にテヨルが望んでいたのかとヨンスは激しく動揺します。
3年前に見つけたギホンの遺書が決定的となりジョンホが無罪となって安堵するが、テヨルがヒョンラクと話を付けるために隠していた物とは言えませんでした。
大統領秘書室は記者会見を開き、チュンモは高捜処長の職務を停止しドンウを臨時代表が務めると告げます。
26話・止まらない
職務停止されたヨンスは今まで付いて来てくれたことに感謝を言葉を述べるもこのまま終われないでしょうとグテクたちに告げます。
ピルジェはジョンヒョンを裏切ってしまい、同時にヒョンラクに裏切られた日に彼がタブレットを持って会社に行ったのを確認していました。企画調整室長室にあるのは間違いないが国情院を捜索するのは難しいだろうと教えられるジョンヒョンは自分が取ってくると告げます。
久しぶりに弁護士事務所に出勤するヨンスたちは口座の動いた時期が国策事業や海外の大型建設案件の受注発注前だと気付きます。偽名口座にあった金をスイスに銀行に移されておりウォンジョンがスイスで出金しヒョンラクに渡していた事が予想できます。
警察は信用できないために居場所を突き止めても泳がせていたヨンゴルが動き出したのでチョルフンは尾行し、発注していた記念品のサンプルを入手します。金を忍ばせるのに最適だと思うがヨンスはタオルに公薦者団結会と書かれているのを目にします。
サンドン議員の公正党ではなく平和党と記されていたので票を買っていると濡れ衣を着せるために金を使うのだと察します。宅配業者を張り込むとヨンゴルが積み替えていたのでしっかりと動画に撮って現場で阻止します。
様子を伺っていたヨンゴルが逃げ出すが、実は裏切ってはいなかったドンウが立ち塞がり発砲して車を止めます。
ジョンヒョンはパク・ヒョンピルから入館証を盗みピルジェが運転するタクシーで侵入します。企画調整室長にたどり着き物色しているとヒョンラクが戻ってきたとピルジェから連絡を受けます。
27話・最後の戦い
企画調整室長からタブレットを盗むジョンヒョンはヒョンラクに見付かり発砲されるが何とか逃げ出しピルジェのタクシーで走り去ります。
タブレットを手に入れたとヨンスにメールするとピルジェが撃たれている事に気付き、急いで運転を変わり病院まで行くが残念ながら間に合わず泣き叫びます。
頭にきたヒョンラクはゴースト要員ウジンにヨンスを拉致するよう命じるとヨンゴルが謝罪にやってきたのですべてお前のせいだと暴行をくわえます。するとウジンから確保したと連絡が来たのでヨンスとイ・ソッキュ(ジョンヒョン)を始末するよう命じます。
ピルジェが亡くなり悲しむジョンヒョンはヨンスが人質に取られたと知り向かいます。ヨンスが無事だったので安堵するが遠くからウジンが狙撃するために構えていることに気付きます。
ヒョンラクからタブレットを寄越せと手を差しだされ、ジョンヒョンは次はお前の番だ、目を覚ませとヨンゴルに訴えます。じれったく我慢できなくなったヨンゴルはタブレットを手にする腕に発砲すると手を出すなと言ったはずだとヒョンラクに撃たれます。
その隙にジョンヒョンはヒョンラクとウジンに発砲し妻を連れて逃げ出します。ヨンゴルに見捨てられたヒョンラクはタブレットを持ったまま落下し、ヨンスは追ってきてジョンヒョンを閉め落とそうとするウジンに発砲します。
28話/最終話・清算
病室で目を覚ますジョンヒョンは家族が集まっていたので笑みを見せるとヨンゴルは現場で亡くなりヒョンラクは奇跡的に命を取り留めたと知らされます。
ヨンスは高捜処長に復帰してくれとチュンモから連絡を受け、すべて終わらせるために引き受けます。ヒョンラクの罪を全て暴くため仲間と捜査を再開するが大統領府の政務首席や人事主席にまで金が流れていたために驚きます。
予想通りヒョンラクから知らされたチュンモがやってきてタブレットはパンドラの箱だから伏せるべきだと言われます。
全体のために一部で妥協するとヒョンラクのようにいつか怪物になると忠告します。
会見を開くヨンスはヒョンラクをはじめ国会議員27人と大統領府の主席及び秘書官級の高位公職者5人、それ以外にも20人以上を賄賂収受及び公職者倫理法違反で起訴したと告げます。
特にヒョンラクは国民の税金である特殊活動費を横領し国家組織と情報を利用して投資を行い不正な裏金を作ったと告げます。その裏金で既得権を維持するため賄賂として高位公職者に贈り私的組織を作って選挙への介入を試み通報しようとした者の死因に関わっていると思われる、腐敗した土壌の徹底排除へと全力を注ぐと決意を語ります。
ヒョンラクは裁判で堂々と全面否定しヨンゴルを裏切り者に仕立て罪をなすりつけます。証言台に立つジョンヒョンはヨンゴルが亡くなる直前に音声を受け取っておりヒョンラクが殺しを命じたこと、そしてタブレットの存在を明らかにします。
証拠として認められるとイ・ソッキュとは誰なのかと裁判長に問われ、ジョンヒョンは裁判に向かう前に子供たちに説明していたので自分のことだと告げます。
高捜処長を辞任したヨンスは収監されたイ・ソッキュの面会に行きます。キム・テヨルの居場所を通報してヨンスを連れて逃げたがその後キム・テヨルが亡くなったことを聞いて話せなくなったとイ・ソッキュは謝罪します。
1年後に釈放されるイ・ソッキュは、ジョンヒョンではなく本名イ・ソッキュとして家族に出迎えられます。そして遺骨堂を訪ね初めて父親に家族を紹介するとヨンスから改めて結婚指輪を見せられ互いの指にはめるのでした、終。