中国時代劇|与鳳行(よほうこう)
「楚喬伝」のチャオ・リーイン&ケニー・リンが再共演した中国大型ファンタジー時代劇!!
こちらの作品は「WOWOW」さんで全話鑑賞し、
見所キャスト、最終話結末まで感想を交えネタバレあらすじを紹介します。
あらすじ&キャスト
仙界、霊界、人間界の三界が存在する世界。霊界は長年瘴気に侵されており瘴気を浄化できるのは仙界に住む仙君であるために、霊界の戦神・沈璃と仙界にいる天君の孫・拂容君の縁談が浮上。
拒絶して逃げ出す沈璃は負傷して人間界へ落ちてしまうと謎めいた力を持つ書生の行雲に助けられる。
戦神の姿を取り戻した沈璃は病弱な行雲を助け穏やかな時間を過ごし互いに好意を抱くようになるが行雲の命の危機を救ったことで霊界に居場所が知られてしまう。行雲に想いを告げて去るが・・・
原作・脚本(蒼蘭訣の九鷺非香)
監督(ドン・コー)
ネタバレ感想|与鳳行
3話・人間に戻れない理由
沈璃は行雲に陣を敷いてもらい雲娘と亡き夫・三郎を再会させます。仙人の元神の状態で十数年も寄り添っていたら妻の寿命が縮むのを知っているだろう、自身の帰る場所も失ってしまうと訴えます。
三郎は妻のために行かねばならないと決心しお別れを告げると沈璃は行くべき場所へ送ります。
納得いく結末ではないが、誰もが運よく仙人に昇格できるわけではないし過去は幻でその先の日々こそが現実であるため自分がもし死んだら大切な人には忘れてほしいと思います。
沈璃は人間の姿に戻れたから出て行くと雲行に告げるがなぜかまた鳥になってしまい屋敷にとどまることになってしまいます。
雲行が青盛城城主の大公子・顧成叡の配下たちに連行されそうになっていたので人間の姿になった沈璃は私の下僕に何の用だと言い放ち吹き飛ばして追い払います。
そして、この石は何だと問い詰めると見抜かれたかとつぶやく雲行は陣眼に置いた石だと言います。
自分が来た時から陣法の力を抑えるために石を置いたのだと分かり、その石さえなかったらもっと早く人間の姿になっていたんだなと沈璃は察します。
人間なのに霊界の言葉を理解し占いができて不思議な陣も敷ける、さらに何とか自分を引き留めようとするので会ったのは偶然なのだろうかと疑い、霊界の密偵かもしれないので調べる必要がありそうだと思います。
法力を使えば墨方に気付かれるから?
4話・青盛城の公子
なにかと行雲に働かされ屋敷にとどまる沈璃は彼の日記を目にすると、人間のフリをする仙界や霊界の者なら真に迫る話を記したりはしないはずだと思います。
霊力はないが人間にしては陣を敷いたりするのでますます分からなくなるが屋敷にいる間は優しく接してやろうと思います。
暮しの中で経験したことがないような温かさを感じるようになり好感を抱くようになります。
雲行は押し掛けてきた青盛城城主の大公子・顧成叡から将来を見通す力があるようだなと言われます。いつ城主の座に就けるか知りたいから来たのでしょうと言い当てるが町の命運に関わるから占えないと告げます。
冗談ではあったが侮辱する発言をしてしまうと軽い火傷を負わされるが、沈璃が死にたいのかと懲らしめ帰らせます。
自分では仕返しできないので行雲は沈璃を誘って顧成叡と憎み合ってきた異母弟・顧成錦を訪ねます。
沈璃は雲行の様子がおかしかったので声をかけると旧友に似ている気がしただけだと言われます。
行雲の旧友とは神仙の姿に見えたけど・・・
最初沈璃がボートから転落しそうになった小荷を助けていたけど彼女が妖霊かと思ったよ。たぶん違うよね、葉っぱが動いていたのを気にしていたからそっちだよねww
彼女は頭ポンポンされたり、ご飯ですよ~って声をかけられ平凡な幸せを味わってますね
5話・妖霊の暴走
小荷は新しい衣を見せようと顧成錦の部屋に向かうが留守のようでした。荷物の整理をすると偶然にも仕掛けが作動し隠れ部屋のドアは開きます。
足を踏み入れて行くと眠る女性を発見し恐る恐る近付いていくと黒い気が現れ、自分は利用されるために置かれているんだと知らされます。
行雲の屋敷に刺客が侵入し眠っていた沈璃は起き上がります。出て行くと行雲が陣を敷いていたために刺客が身動きを奪われていたが外から夜襲を受けたので術で一掃します。
すると沈璃の師匠である霊尊・沈木月が彼女の霊力を感じ取って居場所を突き止め急いで捜索を命じます。
沈璃は失せろと言い放つと、どこの王だと苻生に訴えられたので混世魔王だと名乗り追い払います。
夜襲で屋敷が燃えてしまったので行雲を連れて顧成錦の屋敷に向かうが形のない妖霊がたくさんいることに気付きます。
妖霊が反乱を起こしていたので沈璃と行雲は顧成錦を捜すと小荷が妖怪の姿となっていました。顧成錦は眠る詩児を必死に守っており小荷が屋敷ごと潰そうとしていたので運び出そうとするが陣から出したら死んでしまうと行雲に知らされます。
沈璃は妻を蘇らせるために邪道な陣を敷き生贄の妖霊を飼うなんて身勝手だと言い放ちます。
妻を生き返らせるための道具にされたのだから小荷が暴走するのも無理はないと責めるが妖霊をとにかく抑えなければと思います。
庭に出ると殿下を傷付けて申し訳ないと墨方に謝罪され、あの一撃で逃げれたから感謝していると告げます。
霊尊が兵をおくったから早く逃げ出しましょうと言われるが、行雲を見て惹かれている者に出会ってしまったから今は去れないと告げます。
ってゆうか小荷が妖霊だったのねww
これは後から説明されるけどその場では分かりにくいね。ついに霊界から墨方に見付かったけど墨方も霊尊に背くことになるのかな?
6話・想いの果たし方
沈璃は暴走した小荷がまだ子供だったので反省している事もあり始末したことにしてやるから去れと告げます。
顧成錦の愛など最初からなかったのかと悲しむ小荷だが想いを断ち切れず確かめるためにももう一度戻りたいと言います。
沈璃は仕方なく連れて戻るが顧成錦の心には妻しかいないことを知ると小荷は涙を流し自ら生贄となりました。
顧成錦は妻が咳き込んで目覚めたので喜ぶが、沈璃は妖霊がいるのを察していながら命を差し出してもらうために芝居をうったのだと分かり迂闊だったと苛立ちます。
沈璃は妖霊の暴走により行雲の体調が悪化していくので医術を施せる者を探すため地仙たちが住む郊外の山へ向かいます。
地仙に手当てに向かわせると沈璃は霊界の追っ手を感じ取り霊尊は本気のようだと察します。
戻ってきた地仙から「救いたい者は我々が捕らえた、来なければ命はない」と青顔、赤容の両将軍の伝言を地絶えられます。行雲が人質にされてしまいすぐに向かう沈璃は元神を痛めることは承知で禁術を使って守ります。
罪を認めろと霊尊が現れたので、愛のない婚姻を強いられて拒むのは過ちではないし嫁げば霊界は仙界の支配下になると言い放ちます。