韓国ドラマ|太宗イ・バンウォン
主演チュ・サンウクが2022KBS演技大賞を受賞しパク・ジニが最優秀女優賞を受賞した第3代王・太宗となるイ・バンウォンの生涯を描いた本格時代劇
こちらの作品はWOWOWで全話鑑賞!
あらすじ一覧とネタバレ感想を最終話の結末まで詳しく紹介します。
見所&キャスト
遼東征伐に向かった高麗のイ・ソンゲ将軍は勝手に開京に引き返すと高麗王は逆賊として一族を捕らえるよう命じる。
五男バンウォンは家族を連れて逃げ迅速に高麗朝廷の手の内から逃げたおかげで家門は生き残ったがソンゲが開京を陥落させ戻ると戦に連れて行くつもりはないと突き放される。
高麗末期から朝鮮建国と激動の時代に尽力し朝鮮王朝の基礎を築いたバンウォンは家族を思い葛藤しながらも朝鮮を開国した初代王・父との対立や兄弟の殺害など冷酷な顔を持ち信念を貫く
キャスト|チュ・サンウク主演
全32話あらすじ一覧を最終話まで
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1話~8話
9話~16話
17話~24話
25話~32話(最終話)
ネタバレ感想
5話以降の詳しいネタバレは全話一覧の各リンクから飛んでください。
1話・威化島回軍
高麗ウ王14年(1388年)、イ・ソンゲ将軍は高麗軍を率いて遼東征伐に向かったが威化島で回軍を要請すると反乱を起こす噂が流れてしまいます。
イ・ソンゲには3男バンウィ、4男バンガンが同行しており、長男バンウと次男バングァは32代王ウ王に捕らえられていました。
バンウは勝手に撤退するのだから既に不忠と反逆の罪を犯しているので父に残された道は一つだけだと察し脱走します。
民が飢えに耐え倭寇に苦しんでいる時に明と戦をするのは間違っていると判断したイ・ソンゲは日の出と共に開京に戻ると命じます。
開京にいる5男バンウォンは噂を信じて奴婢たちが逃げてしまったので不穏な空気を感じ取り子供を連れて実家に行くよう妻に告げます。
イ・ソンゲは人質にされる二人とバンウォンの3人の命は諦めていたが長男たちは脱出して合流しバンウォンは機転を聞かして抱川に行き二人の母と家族を連れて東北面に向かっていました。
妻たちがいなかったと報告を受けたイ・ソンゲはチェ・ヨンに捕まったと判断し攻撃を命じます。
2話・逆賊と呼ばれし者
家族を連れて東北面に向かっていたバンウォンは行く手を阻まれ剣を交えると落としてしまうがイ・ソンゲの第2夫人カン氏の助太刀で難を切り抜けます。
カン氏の提案で東北面に行く理由がないから開京に向かい合流すべきと提案され母ハン氏が頷いたこともあり受け入れます。
王宮に攻め込むイ・ソンゲ達はウ王の側近である老名将チェ・ヨンを倒し開京を陥落させます。バンウォンが家族を連れて逃げたおかげで無事だと長男たちから聞かされ安堵します。
家族で過ごすのも束の間、イ・ソンゲが軍営に戻ると言い出したのでバンウォンは自分も手伝いたいと願い出るが登庁を命じられてしまいます。身籠る妻に支えられながら登庁すると周囲の視線を浴び、イ・ソンゲの息子であるために官服を着ているのに鎧を着ているように見られるのだろうと思います。
イ・ソンゲは回軍の正当性を認めさせてチェ・ヨンを島流しします。次男はこの勢いのままウ王を倒すべきと思うが長男から父親を逆賊にするつもりかと叱責されます。
退庁して兄弟のもとに向かうバンウォンは誰も朝廷を見張っていないと知りウ王が裏切ったらどうするのかと困惑します。
信用できないバンウォンは新兵の集団50人を率いて向かうとウ王が家を襲撃していたので包囲し、逆賊を処断し王様と民を救った家に何用かと聞きます。
ウ王は必ず逆賊の家門を滅ぼすと宣告し引き揚げて行くが強制的に廃位され江華島へ流配されると8歳の息子が王に擁立されます。
3話・王権への挑戦
家のどこかに刺客が侵入したはずと礼儀判書から知らされたバンウォンは急いで家に帰り行動隊長ヨンムに告げます。
イ・ソンゲを探し無事かと駆け寄るが怪しい人物を発見すると刺客と揉み合いになって刺されてしまいます。2男バングァは刺客から上王の命だと白状させると、回復したバンウォンは家門の代表として議論に参加します。
4男バンガンだけは何でバンウォンなんだと不満を隠そうとせず兄弟に当たり散らします。
上王の流配地を移送させるしかないと儒学者たちは言い出すとバンウォンは一時凌ぎにすぎないから王が邪魔なら消せばいいと発言します。イ・ソンゲは若気の意至りの発言だからと庇うとモンジュは名分はない、これでは逆賊だと非難します。
長男バンウは部屋を出てきたモンジュと話し合っていると韓山府院君から声をかけられ、やがてイ・ソンゲが王位を奪うと言います。
「逆賊にならないために一歩ずつゆっくり進めているんだ、開京の誰もが察しているのに何で知らないのだ?」
王を失脚させる名分を見つけたバンウォンはウ王とチャン王はワン氏ではなくシン・ドンの血筋だと訴えます。イ・ソンゲは廃仮立真を名分に大妃から教書をもらうとチャン王を廃位し婚姻関係にあったチョンチャン君ワン・ヨを国王(高麗最後の34代王コンヤン王)に擁立します。
イ・ソンゲはバングァを密直副使、バンウォンを右副代言の職に就け正殿に案内し手伝ってくれと期待します。
4話・民心の大きな波
イ・ソンゲは姻戚であるチョンチャン君を高麗の新国王に擁立したがイ・セクとピョン・アンヨルを官職に器用し警戒されます。
正殿に父親が侮辱されるのを目の当たりにしたバンウォンは私兵を率いて包囲して脅すと怖くて脅える王は流配にしウ王とチャン王の処刑を命じます。
モンジュが激しく動揺するなか、イ・ソンゲは民が注視するなか処刑してしまえば非難を浴びてしまうので庶人に降等し王室と朝廷の脅威にならぬゆえ生かしてくださいと進言するが既にもう執行官を送ったと言われます。
ウ王だけでなくまだ幼いチャン王まで処刑したことでイ・ソンゲに非難が集中します。これでは逆賊だと非難する長男バンウは止めるには王を脅したバンウォンを殺すしかないと思うが涙を流し止めは刺せませんでした。
2人の争いを目にして心を痛めたイ・ソンゲは開京を出て東北面に帰ることを決めると駆け付けたバンウォンとバンウに跪かれ謝罪を受けるが決意は変わりません。